2019年3月29日 公開

子どもの食への関心を高める方法は?おうち食育を実践

すぐに席を立って食事が進まない、好き嫌いが多い、小食。子どもの食事にまつわる悩みは尽きません。わが家の姉妹もスムーズに食事を終えられる日の方が少ないです。そんな中、筆者なりに考えた楽しく食事する方法や食に関心を持ってもらうための工夫をお伝えします。

食への関心が低いとどうなる?

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ごはんの時間になっても遊びを止めず、なかなか食事を食べてくれない。食べてもすぐに飽きて席を立ってしまう。こうした子どもの食事の悩みはパパママのあるあるですよね。

いろんなことに興味関心のアンテナがビンビン反応する幼児。のはずなのに、どうして食事には無頓着なのか。

それは、親が子どもの気持ちや都合を無視して「食べさせる」状態になってしまっているからかもしれません。

それだと食事時間はつまらないものになりますし、食べてもおいしくないと感じてしまいます。食べることにも集中できません。

食の関心が低いと食べることも雑になります。栄養の偏りを招き、成長にも悪影響を及ぼしかねません。

小さい頃に「おいしいものに出会う」ことは、味覚を育て、心も豊かにしてくれる、とても重要な原体験です。

おもちゃやゲーム、テレビも魅力的。同じくらい「食事」も楽しいものにするにはどうすればいいかを考えてみると、自然と子どもの食への関心を高めることに繋がります。楽しい食事は、つまりおいしい体験です。

筆者が考えて実践してみた「子どもが食事が楽しむための工夫」をいくつかご紹介します。

素手で下処理できる食材がオススメ!食材に触れてみよう

食への関心を高めるてっとり早い方法は、なんといっても料理のお手伝いを一緒にしてもらうこと!わが家では野菜の下処理をお願いすることが多いです。包丁などを使わず素手で処理ができるものなら、小さい子も一緒に仕事ができます。

たとえばソラマメの豆を取り出す仕事。

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さやも豆も大きいので、中身を取り出しやすいです。写真を撮ったとき、次女はまだ1歳半ごろでした。ちょっとやり方を教えると夢中で豆を取り出してくれました。

ソラマメより小さいですが、枝豆やグリンピースもよくむいてもらいます。

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このときは、枝豆入りたまごサラダを作りました。次女は枝豆をむく係、長女はたまごサラダを混ぜる係。2人の連携プレーで作った特製サラダはとってもおいしかったです。「親子でおいしいね、いい感じ!」と言い合いながらたくさん食べました。

わが家の長女はもうすぐ6歳。包丁もずいぶん上手に扱えるようになりました。なので、野菜を切る仕事もよくお任せしています。大きさを揃えて切ってね、8等分してね、というお願いもちゃんと理解して作業してくれるので助かっています。

食の豆知識で想像力を膨らませる

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料理のお手伝いをしながら食材に触れている時間は、その食材について知識を深めるチャンスでもあります。パパママが知っているいろんな食材のお話を子どもに聞かせてあげてください。「へーそうなんだ!」という発見があると子どもは喜びます。

以前、とうもろこしの皮むきを長女にお願いしたときに、「このふさふさしたの何?」と聞いてきました。実は、正式な名前を筆者は知りませんでした(後でめしべだと知りました)。でも、このひげと実の数が同じだということは知っていたので、それを伝えると長女は目を丸くして驚いていました。そして数えだしました。

数えながら「もうわかんないー!」と楽しそうに一人でげらげら笑っていました。なかなか皮むきは終わりませんでしたが、楽しそうに仕事をしているのでよしとしました。

特別な知識がなくてもパパママが好きな野菜だよ、子どもの頃はこんな料理をばあばが作ってくれたよ、なんていう話でもいいと思います。食材と大好きなパパママがリンクすると、興味を持つきっかけになります。

お手伝いを通して親子の会話もぜひ楽しんで、食材に親しんでいってください。

料理道具は最高のおもちゃ!料理にチャレンジ

子どもは親が使っているものに興味津々。中でも料理道具には子どもを引き付ける大きな魅力があると感じています。キッチンから子どもが道具を持ち出して遊んでいる、なんてことありませんか?(わが家だけでしょうか…!?)

最近の長女のお気に入りはすりばちとすりこ木です。何をするものなのかを説明すると使ってみたい!と。ごまをすってもらって、苦手な緑の野菜をごま和えにしたら喜んで食べていました。

ごま和えはこちらの記事でも紹介しています。
すりばちとすりこ木は、山芋を擦るのにも使えます。それから、この前はさつま揚げを一緒に作ってみました。

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魚を擦るのは難しかったようですけど、長女は諦めずに頑張ってくれました。魚にも苦手意識のある長女。でも自分で作ったさつま揚げはおいしい、と食べてくれました。「お魚がこんなお団子になるなんてびっくり!」と作る過程も楽しんでくれたようです。

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おろし金も気になる道具のよう。

大根おろしにチャレンジしたり、きゅうりのスライスにチャレンジしたり。「それ使ってみたい!」という子どもの気持ちをうまく利用して、料理のお手伝いを楽しんでもらいましょう!

食べるときにも子どもが楽しめる工夫を

わが家では、ホットプレートやお鍋を使ってテーブル調理をよくしています。一緒に作ってその場で食べられるので、子どもたちにも好評です。本格的なおままごと、のような感覚でしょうか!?

たこ焼きプレートを使ってシューマイを作ったり。

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お鍋を作るときは、鶏団子を用意して、子どもたちにスプーンで入れてもらったり。

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盛り付けを手伝ってもらったりするのもいいですよ。子どもでもやりやすいよう、スプーンですくって盛るだけ、というふうに準備しておいてあげるとスムーズです。

こちらは、お味噌汁の具材を用意して、お椀に入れてもらいました。このあと、作っておいた汁を筆者が注ぎ、「2人で作ったお味噌汁だね!」なんて一言声をかけたら、長女はとても満足そうな、得意気な顔をしていました。

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いざ食事をスタートするときに「今日は○○ちゃんが切ってくれた野菜を入れた炒め物、○○ちゃんがお手伝いしてくれたサラダ……」と献立を発表してあげるのも効果的だと思いますよ。家族やきょうだいの間で、「作ってくれてありがとう」の気持ちが芽生えます。「ありがとう、いただきます」が自然と言えるようになります。

食事は楽しい、おいしい!と家族で共有していこう

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わが家では、紹介した内容を毎日やっているわけでもなく、お手伝いをしていたかと思えば「やっぱり遊ぶ」と途中で放り出すこともあります。

なかなかうまくいかないな、と思いますが、「楽しく料理を作って家族でおいしく食べる」ことで子どもの食欲が増し、集中して食べてくれる時間が持続することは実感しています。

何より、作りながら筆者も親子タイムを楽しめますし、モリモリ食べてくれる子どもたちの笑顔を見れると幸せに思います。

ぜひみなさんも子どもと一緒に食事を楽しむ気持ちで試してみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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Akari Itoi Akari Itoi  出版社、料理企画会社を経て独立。ライター/webコンテンツディレクター/エディターとして活動中。得意ジャンルはグルメ/クッキング/子育て/幼児教育。東京在住。石川県出身。2児の母。調理師/JHBS講師/パンコーディネーター取得。