2019年12月1日 公開

Z会幼児コースは意外と簡単?費用・評判を紹介

Z会といえば大学受験を中心とする受験対策で有名。毎年難関校・大学への合格者を数多く輩出しているため、幼児コースも難易度が高いのでは? と思うかもしれませんが、実際は成長に応じてのびのび学べる教材が中心。Z会幼児コースについて、口コミや感想も含めて解説します。

Z会幼児コースの特徴は3つ

via Chiik!編集部

大学受験対策では難易度の高い教材というイメージのあるZ会。幼児コースでは「簡単」「薄い」という評判を聞きます。実際に教材を手に取ると、思ったより早く終わってしまうので拍子抜けしてしまうかもしれません。

しかし、同時に「さすがZ会」という評判があるのも事実。

幼児コースのキーワード「あと伸び力」に象徴されるさまざまな特徴が支持を得ているようです。

①ワークは簡単で短い

設問はZ会のイメージとは違い、やさしいものが多いです。後述の「あと伸び力」を大事にする考える力を育む問題が特徴です。
1冊分が薄く、すぐ終わってしまいます。集中力のない子でも安心!かもしれませんが、それでも1日15分ぐらい取り組むと10日ほどで終わってしまいます。

②親へのフォローが手厚い

声掛けなど、親の導き方のフォローが手厚いので、「幼児期は学びの内容より導き方が大事なのだな」と親が勉強になります。
子どもが小さいうちは、まず設問が理解できない、じっとしておらず集中力が持たないといった段階から始まります。ワークが嫌いにならないためのサポートとして心強いですし、他のワークでくじけた方もZ会でリトライするのもいいかもしれません。

③体験型学習の「ぺあぜっと」

料理や工作など、身近な生活から親子で取り組める知育を丁寧に紹介してくれます。日常に潜む発見や学びに気づくことができます。

総じてワークでありながら、親子のふれあいを大事にしているところが支持されているのかもしれません。

Z会幼児コースの概要

via Chiik!編集部

Z会幼児コースは、「考える力と知識の幅を広げる『ワーク学習』と、五感を使って好奇心を広げる『実体験』」両輪の学びを重視した通信教育です。

いずれの学習も、発達段階に応じて厳選された教材で学ぶことができます。受験対策で知られることから、難しそうというイメージもあるかもしれませんが、むやみに難易度が高いということはありません。子どもの成長に合わせた、簡単すぎず、難しすぎない、楽しみながら取り組める質のいい学習内容が魅力です。

それでは詳しくみていきましょう。

幼児コースは年齢別に3つ

Z会の幼児教材は学年別に「年少」「年中」「年長」の3コースに分かれます。
それぞれに教材が異なり、年齢に合わせた学習内容となっています。

いずれにも共通しているのが「あと伸び力」をつけることです。「あと伸び力」とは、物事に対して「なぜ?」「どうして?」という疑問や興味を持ち、自分なりに答えを見つけようとする姿勢

Z会では先取り学習ではなく、幼児期に身につけておきたい「自ら学びに向かう力」の土台を作る学習にフォーカスしています。

教材や付録、学習の流れ

教材は基本的に4種類
Z会幼児コースはシンプルな教材をメインとした学習内容で、遊び方が限定される知育玩具は不要と考えているため、付録は基本的にありません。その点は物足りなく感じる人もいれば、「使わないおもちゃが増えすぎなくて助かる」という人もいるでしょう。

年齢別の基本の教材内容や学習の流れはこちら。
年少(3歳児)
教材内容

1. ぺあぜっと…親子で取り組む体験型教材。身近にあるものでできる体験課題が充実。

2. ぺあぜっとi…「ぺあぜっと」への取り組み方や子育てのヒントが掲載された親向けの情報誌。

3. かんがえるちからワーク…親子で取り組むワーク教材。数や文字に親しむきっかけに。

4. いっしょにおでかけブック…図鑑や探し絵などの要素を含むミニサイズの絵本。

学習の流れ毎月届く教材にそれぞれ家庭で取り組みます。
年中(4歳児)・年長(5歳児)
教材内容

1. ぺあぜっと…親子で、または子どもひとりで取り組む体験型教材。身近にあるものを利用した工作や実験、料理などにもチャレンジ。

2. ぺあぜっとi…「ぺあぜっと」への取り組み方や子育てのヒントが掲載された保護者向けの情報誌。

3. かんがえるちからワーク…子どもひとりで取り組む自習用ワーク教材。年中ではひらがな、年長では数や時計について理解を深める内容を重点的に学習。

4. ぺあぜっとシート…年中では「親子の会話」、年長では「ぺあぜっとなどでの経験」を元に絵を書いて提出する課題。

学習の流れ毎月届いた教材に親子、または子どもひとりで取り組み、ぺあぜっとシートを提出します。その後、担任指導者から手書きで添削された「おへんじシート」が届きます。担当指導者のサポートがあることで、子どもの学習意欲が上げられます。
他にもそれぞれのコースごとに「ひらがなひょう」や「なかよしどけいワーク」などの副教材があります。

また、同じくそれぞれのコースごとにスターターキットの特典も。年少なら「せいちょうきろくシート」を保管する「ぺあぜっとファイル」や子どもが初めてできたことを記録するシートやシール、「いっしょにおでかけブック」がちょうど入るバッグなどが入会時に送られます。

費用は?

受講会費は学年ごとに異なり、12ヵ月や6ヵ月など一括で支払うと月々の費用が安くなります。入会金は不要のため、1ヵ月からの受講も可能です。また、年度初めである4月開講時からのスタートでなくとも、年度途中からの受講もできます。

それぞれのコースの受講会費をチェックしておきましょう。いずれもひと月あたりの費用、消費税込みの金額です(2019年10月31日現在)。
 毎月払い 6ヵ月一括払い
(支払い合計)
12ヵ月一括払い
(支払い合計)
年少2,102円1,996円
(11,976円)
1,786円
(21,432円)
年中 2,799円2,659円
(15,954円)
2,379円
(28,548円)
年長2,848円2,705円
(16,230円)
2,420円
(29,040円)

英語教材はある?

Z会幼児コースには英語教材はありません
英語のカリキュラムは、小学生向けコースの3年生から開始します。

Z会幼児コースはどんな子に向いている?

MIA Studio / shutterstock.com

Z会幼児コースは小学校の先取り勉強や、受験に向けた知識を増やすための学習教材ではないため、成長に合わせた発見や知的刺激がほしい好奇心あふれるお子さんに向いています。

身近なできごとやものごとから考える力を育み、工作や実験、観察など五感を使って好奇心を広げることを大切にし、学ぶ力や自信をつけさせたいパパママにオススメです。

無料体験・お試し版はある?

資料請求すると、同時にお試し教材も送られてきます。もちろん無料です。
毎月の教材をコンパクトにしたものですが、パパママが内容を把握し、子どもに試してもらって反応をみるには十分。申し込みから1週間ほどで届けられます。

紹介制度はある?

Evgeny Karandaev / shutterstock.com

友だちやきょうだいを通して申し込むと、紹介した方・されて入会した方、もれなくどちらも図書カード500円分がもらえる紹介制度が用意されています。
さらに、きょうだいでの紹介の場合には、抽選で3000円分の図書カードが当たるチャンスも。

また、さらに抽選で毎月10組20名に図書カードやこども商品券、QUOカード5000円分やキッチングッズセット、色鉛筆、望遠鏡が当たるプレゼントもあります。

退会方法は?

stockfour / shutterstock.com
退会するには、会員専用サイトからの手続き、もしくは電話での連絡が必要です。
6ヵ月・12ヵ月払いの場合、先に払った分の講座会費は返金できます。その場合、返金手数料が差し引かれるので注意しましょう。

実際にやってみた方の評判・口コミは?

via Chiik!編集部

思ったよりも簡単で短い

「Z会」のイメージが先行して難しいのでは?と心配していましたが、飽きっぽいうちの子でも安心すぎる量。 取り組んだとたんに終わりました。気持ち3分もかかったかな?という感じ。 声掛けなどのフォローが手厚いのはさすがで、親の方が勉強になりました。

(東京都在住の4歳女の子のパパ/年少コース)


実体験とふれあい重視!日常すべてに学びがあることを気づかせてくれます。

Z会幼児コースといえば「ぺあぜっと」。 料理や工作など、身近な生活から親子で取り組める知育を丁寧に紹介してくれます。 日常に潜む発見や学びに気づくことができますし、親子のふれあいを大事にしているところは好感が持てました。

(埼玉県在住の4歳男の子のパパ/年中コース)


簡単に見えて奥深い!?親子での取り組みが必須

現在、他社の教材を受講中で、まずは資料とお試し教材を取り寄せてみました。Z会の教材なら難しいのかなと思っていたのですが、とてもシンプルな教材で、ワークはすぐに全ページ完了してしまいました。お試し版は実際の教材の1/3の量だそうですが、それでもすぐに終わるのではないかと思います。

ただ、他社の教材と比べて親のサポートが必須と感じました。

体験型教材「ぺあぜっと」では、親子で取り組む前提になっており、普段の生活の中のありふれたモノを使ったちょっとした実験や工作など、遊びのレパートリーに取り入れたいヒントが紹介されています。

ワークは親が助けないと進められませんでした。ことばを読めないと解けない問題があります。まだひらがなも読めず、設問の意味がわからない子どもが一人で進めるのは難しいです。
現在受講中の他社教材は、子どもが設問意図をなんとなく理解してひとりで進めていることも多いので、最初は少し戸惑いました。

親が積極的にかかわる家庭のための教材だと思いました。

「いっしょにおでかけブック」はその名の通りおでかけにもぴったりなサイズのミニ絵本。探し絵要素や物語性のあるイラストが随所にあり、親子でいろいろとシーンや登場人物の会話を想像したりながら楽しめました。気に入って何度も繰り返し読んでいます。

(大阪府在住の3歳男の子のママ/年少コース)

Z会で「あと伸び力」を身につけよう

imtmphoto / shutterstock.com
子どもの好奇心や興味のタネをしっかり育て、先取り学習ではない「あと伸び力」を身につけさせたいと考えているならZ会の幼児向け教材はおすすめです。市販や他社の幼児教材と比較するとドリルやワークなどの問題を解くだけでなく、実体験にも重点を置いており、遊びながら思考力を育めます。

また、Z会幼児コースの教材は親子一緒に取り組むことが前提のため、子どもとの時間の過ごし方のバリエーションの幅も広げるのにも効果的です。ついマンネリになりがちな毎日の子どもとの遊びが、豊かで学びの多いものになるのではないでしょうか。幼児コースから取り組むことで子どもがZ会の通信教育を好きになり、そのまま長く続けていくことができれば、将来は受験対策としても活用できることでしょう。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

みすみぞのいずみ みすみぞのいずみ  九州在住、フリーランスのライター。 2012年と2014年生まれの2男児の母です。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づきました。少ないモノで暮らしたい私と、たくさんおもちゃが欲しい子どもたちとのせめぎ合いの日々です。