2020年12月31日 公開

【2020年版】赤ちゃんの名前ランキング発表!希望と愛情に満ちた名付けを

2020年も発表されました「たまひよ」の赤ちゃんの名前人気ランキング。世界的に大きな変化のある年となりましたが、2020年のランキングにはどのような傾向があるのでしょうか。

年末になると、子どもの名前の人気ランキングが様々な会社から発表されます。いつの時代も子どもの名前には、親である私たちの未来への希望があふれています。今年はどのような名前がランキングされているか見ていきましょう。

今回は「たまひよ」(ベネッセ)が発表した「2020年赤ちゃんの名前人気ランキング」を見ていきます。

【2020年版】赤ちゃんの名前ランキング、ベスト10

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■男の子トップ10
1位:蓮  れん (前年度: 1位)
2位:陽翔 はると(前年度: 6位)
3位:蒼  あおい(前年度: 5位)
4位:樹  いつき(前年度: 4位)
5位:湊  みなと(前年度: 3位)
6位:悠真 ゆうま(前年度: 4位)
7位:大翔 ひろと(前年度: 8位)
8位:律  りつ (前年度: 2位)
9位:朝陽 あさひ(前年度:12位)
10位:結翔 ゆいと(前年度:13位)

■女の子トップ10
1位:陽葵 ひまり(前年度: 1位)
2位:結菜 ゆいな(前年度: 4位)
3位:莉子 りこ (前年度: 7位)
4位:芽依 めい (前年度: 3位)
5位:紬  つむぎ(前年度: 5位)
6位:葵  あおい(前年度: 8位)
7位:陽菜 ひな (前年度:11位)
8位:凛  りん (前年度: 2位)
9位:結月 ゆづき(前年度:10位)
10位:澪  みお (前年度:9位)

男の子は「蓮」、女の子は「陽葵」が人気

2020年度の名前ランキングはトップは男の子「蓮」(れん)3年連続でトップとなりました。

女の子は「陽葵」(ひまり)がなんと5年連続トップ!ひびきの優しいかわいらしさに加え、陽の光りや明るさを感じさせる漢字も人気の理由でしょう。

人との結びつきや明るさ、希望を求めて

コロナの影響で生活様式が変わり、大混乱を極めた今年。ソーシャルディスタンスやリモートワーク、外出自粛など、遠く離れている人と会えず寂しい思いをされた方も多いでしょう。人と人との絆が希薄になってしまったからこそ、人との結びつきを求めて「結」という文字が目立ちます。来年以降への希望を込めて「陽」「翔」という明るく前向きな文字もランキングされています。明るい未来へきらきらと羽ばたけそうな名前ばかりでワクワクしますね。

【2020年版】赤ちゃんの名前の読みランキング、ベスト10

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■男の子
1位 はると(前年度 1位)
2位 そうた(前年度 2位)
3位 はるき(前年度 6位)
4位 みなと(前年度 3位)
5位 りく (前年度 5位)
6位 あおと(前年度 9位)
7位 ゆいと(前年度 7位)
8位 ゆうと(前年度 4位)
9位 あおい(前年度 13位)
10位 いつき(前年度10位)

■女の子
1位 めい  (前年度 1位)
2位 えま  (前年度 4位)
3位 ゆい  (前年度 5位)
4位 みお  (前年度 3位)
5位 あおい (前年度 7位)
6位 ひまり (前年度 6位)
7位 つむぎ (前年度14位)
8位 あかり (前年度 2位)
9位 ほのか (前年度12位)
10位 いちか  (前年度11位)

2020年の名前の読みのランキングはどうでしょうか。男の子のランキング1位の「はると」は12年連続トップです。トップ10の内5つが「と」で終わる名前となっており、最近の主流となっているようですね。

女の子の名前では、「めい」や「えま」ともに海外でも通用し、活躍できるような名前がランクイン。「あおい」は男女どちらのトップ10にも入っていますね。男らしさ、女らしさという概念が薄れ、ジェンダーレスな名前が多いのも特徴です。

子どもの名前人気ランキングの歴史

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人気のある子どもの名前の歴史を振り返ってみましょう。

過去に人気のあった男の子の名前をさかのぼってみましょう。戦時中は強さを感じさせる「勇」勝利を表す「勝」が人気でした。大正や昭和など、元号からとった「正三」や「昭二」、当時の首相の名前「茂」など歴史を感じさせる名前が人気だったこともあります。

女の子の名前では昭和初期から20年ほど「和子」や、幸せを願ってつけられた「幸子」が圧倒的な人気だったようです。昭和40年代までは「美」や「子」を用いた名前が多く、今ほどバラエティーに富んでいない印象です。男の子は男らしく力強い字を使い、名前にも男女の区別がしっかりつけられていました

近年の赤ちゃんの名前の人気ランキング傾向

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「れん」や「りつ」「りん」など軽やかで響きの心地よい名前や、海外の方でも発音しやすい名前が選ばれています。日本固有の名前が減り、人々の目が世界に向かっていることがわかります。

漢字一文字のものが目立ちます。一文字でも良いイメージが浮かびやすいものが多いですね。「凪」などテレビドラマやアニメから、人気キャラクターの良いイメージを連想させるものもあります。バラエティに富んだ名前が増えていますね。

性別を意識させずどちらでも使える名前が人気

男らしく、女らしくという願いは影を潜め、性別による差を感じさせない名前が人気です。「あおい」や「なぎ」「はる」など男女どちらにも人気がある名前も目立ちます。性別にとらわれずその子らしくあってほしい、そんな願いが込められているようです。

名前は子どもに贈る初めてのプレゼント

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平和で安定した国際化社会や男女平等に活躍できる未来へきらきらと羽ばたいてほしい。赤ちゃんの名前ランキングにはそんな人々の未来への希望が詰め込まれています。名前は子どもに贈る初めてのプレゼント。私たち親の深い愛情を一杯に受けて、輝かしい未来を生き抜いてほしいものですね。

お子さんの名づけで悩まれている方も多いかもしれません。一生使うので慎重になってしまいますね。ランキングを参考に近年の傾向をふまえつつ、お子さんにぴったりの名前をプレゼントしましょう。

■参考URL
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この記事のライター

スリール
スリール

17歳で初めてのメルボルン留学を経験。その後パリ、ニース、等フランス語圏に留学。帰国後外資系企業に勤務し、異文化交流の楽しさに目覚め、有給や転職の合間をぬい、7年で15カ国旅しました。趣味の小説、映画、絵画について、留学、子育ての経験を活かした発信をしていきます。