2018年12月17日 公開

ついにはじまった陣痛。決戦のときを迎え、いざ病院へ!出産編(1) 【英国すくすくレポ】

【英国すくすくレポ】では、イギリスでの妊娠出産子育て体験談をイラストエッセイでお届けします。今回から、出産編がスタート!前回の陣痛を呼ぶ行動のあと、起こったことが、破水かどうかわからないままモヤモヤと過ごすことこと約3時間……。その後のお話です。

【英国すくすくレポ】では、イギリスでの妊娠出産子育て体験談をイラストエッセイでお届けします。今回から、出産編がスタート!前回の陣痛を呼ぶ行動のあと、起こったことが、破水かどうかわからないままモヤモヤと過ごすことこと約3時間……。その後のお話です。

破水なのか違うのか、全然ハッキリしない!

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前回の英国すくすくレポは、ドバッと何かが出たものの、病院から指示された方法では破水かどうか分からず、これからどうすればいいのか悩んだ様子を紹介しました。
病院の指示では、破水だったとしても陣痛もない今、特にできることがないので「自宅で様子をみましょう」ということに。こちらも悩んでいてもしょうがないと腹をくくったのですが……。

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とりあえず、睡眠を優先。マタニティーパッドをつけて、可能な限り寝ることにしました。

そして数時間経った早朝の4時、急に妊娠中ご無沙汰だった「生理痛」に似た、下腹部の重いような痛みと腰痛がはじまって、目が覚めました。

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生理痛のような痛みがあったこと、おなかがカチカチに張っていること、
そのうちに卵の白身のようなオリモノと血が何度も出はじめたことから、決戦(出産)が近づいていることを確信しました。

ですが、痛みもまだ通常の生理痛レベル。我慢ができる程度のものでした。

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ビデオ通話できる余裕があるうちに、日本の両親に伝えておこうとスカイプで話をしました。やはりどんなに距離が離れていても、こういうとき両親の顔を見ながら話すのは落ち着きます。

このときイギリスはまだ早朝。夫にはなるべくギリギリまで睡眠をとってもらおうと、起こさずにいました。薄暗い部屋で出産の予感を感じながら一人でいるとちょっと心細かったのですが、ちょうど日本は日中だったので、両親と話ができて、うれしく感じました。

……が、スカイプをしているうちに、だんだんと痛みが増してきて、陣痛の感覚も10分を切るように。

見学した出産施設のうち、結局は通常の総合病院での出産を決めた私たち。指示を仰ぐため、その病院へ電話をしました。

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病院に到着すると、ミッドワイフさんが個室に通してくださり、マタニティーノート(妊娠中の記録カルテ)、血圧、体温、胎動、内診、破水等のチェックをしてくれました。

陣痛が10分間隔を切っているので、このまま出産になるのではと、ホスピタルバッグ(下の記事リンク参照)を持って入院の意気込みで来たのですが……。

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まさかの自宅待機決定!……になってしまいました(ショック!)。

強めの陣痛はあるのに、まだまだ子宮口1cm!!このとき、とてもガッカリしたのはいうまでもありません…。

次回の出産編(2)に続きます。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa