2017年08月01日 公開

【おすすめ百科事典】子どもの「知りたい!」知的好奇心を育てよう

本はお子さまのことばの成長に役立つアイテムの一つ。中でも百科事典は、お子さまの「知りたい!」をサポートする大切なツールになります。では百科事典を使うと、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。またどのような百科事典を選ぶとよいのでしょうか。

本はお子さまのことばの成長に役立つアイテムの一つ。中でも百科事典は、お子さまの「知りたい!」をサポートする大切なツールになります。では百科事典を使うと、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。またどのような百科事典を選ぶとよいのでしょうか。

百科事典の魅力って?

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百科事典と図鑑って違うの?

百科事典と図鑑の違い、皆さんはご存知ですか。この二つは同じようで実は微妙に違うのです。
辞書によると、図鑑は
図や写真を中心にして事物を系統的に解説した書物。 「植物-」
百科事典は
社会生活上の各方面の事項や、あらゆる専門分野の言葉についての説明を記述した辞書。
と説明されています。

つまり、図鑑は「ある特定の事柄について、絵や写真を中心に解説したもの」で、百科事典は「さまざまな言葉について説明をしているもの」と言うことができます。

では百科事典の魅力はどのようなところにあるのでしょうか。

百科事典は「知りたい!」に幅広く対応できる

お子さまの「どうして?」「なぜ?」攻撃に辟易しているパパママも多いのではないでしょうか。しかしこれはお子さまの知的好奇心が育ってきた証拠。この知的好奇心をうまく満足させる環境づくりが将来の学びの姿勢を形成する重要なカギとなります。

そこで役立つのが「百科事典」や「図鑑」です。

お子さまが「なぜ?」と聞いてきたときに、「じゃ、調べてみようか」と保護者の方が図鑑や百科事典を開く。そうすることで、「わからないことがあれば調べる」という習慣が自然と身に付きます。

知的好奇心いっぱいな小さなうちに「知る喜び」を体感させることが、自ら学ぼうとする習慣につながるのです。

はじめての百科事典におすすめ

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タイトル:小学館こども大百科
著者:監修/池内了、羽豆成二、深谷圭助、山田卓三
出版社:小学館
幅広いジャンルと豊富なテーマで、お子さまのさまざまな疑問に答えてくれるのがこの百科事典。身近な生活から宇宙まで、多岐に渡る知識がギュッと凝縮されています。

189のテーマをカテゴライズせず、五十音順に見やすく配列している点がポイント。特定の分野に偏ることなく、知識を身に付けることができます。

お子さま一人でも調べものがしやすい作りなので、百科事典最初の一冊におすすめです。

知的好奇心に火をつける

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タイトル:大図解 (キッズペディア こども大百科)
著者:小学館(編)
出版社:小学館
自動改札機や回転ずし、カプセルトイ販売機など、身の回りにある物の仕組みについて学べる百科事典です。わかりやすい写真や精密なイラストをたくさん使って解説しているため、深い知識を身に付けることができます。

「これはどうなっているんだろう」という、子どもの知識欲に火が付きそうな一冊です。

ビジュアルの美しさのとりこに

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タイトル:なんでもいっぱい大図鑑 ピクチャーペディア
著者:スミソニアン協会(監修)、DK社(編)
出版社:河出書房新社
ビジュアルにとことんこだわった一冊。158のテーマを10,000点のカラー写真で解説しています。そのビジュアルの美しさは、子どもだけでなく大人も魅了されてしまうほど。

世界9カ国で販売されており、その内容はグローバル。お子さまに、広い視野で物事を見られるようになってほしいパパママにぴったりです。
また、写真を眺めているだけでも十分楽しいので、小さなお子さまにもおすすめ。

本格的な内容を子ども目線で

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タイトル:総合百科事典 ポプラディア 新訂版 [全12巻]
著者:秋山仁、かこさとし、坂上 順夫、西本 鶏介(監修)
出版社:ポプラ社
2002年にはじめて出版され、全国35,000校で採用されているポプラディア。本格的ながら、さまざまな事柄について子ども視点でわかりやすく解説している百科事典です。
主な著者は絵本作家のかこさとし氏と、数学者である秋山仁氏。

テーマが五十音順に並べられているため、調べものがしやすいです。

百科事典で自ら学べる環境をつくろう!

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OZMedia/shutterstock
百科事典は、お子さまに「知らないことを知るのは楽しい!」という経験を与えてくれます。この経験の積み重ねが、「より多くのことを学びたい」と感じるきっかけになるかもしれません。

百科事典を上手に活用して、お子さまが自ら学ぼうとする姿勢を育んであげてくださいね。

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この記事のライター