昨年2020年のレゴスクールの「夏の特別講座」に、2人の幼稚園児が参加しました。レッスン内容や費用、在籍生と外部生の子どもの反応の違いをレゴの教育理念と併せてお伝えします!
特典も多く、外部生も参加できるのでキャンセル待ちが出るほどの人気のイベントです。気になる料金や内容、在籍生と外部生の反応の違いを、レゴスクールの教育理念と併せてお伝えします。毎週通うのは難しいけれどイベントなら参加したい方、レゴスクールがどんなことをするのか気になる方にも参考にして頂けます。
レゴスクールの「夏の特別講座」とは?
レゴスクールでは、夏休みに「夏の特別講座」というイベントを開催しています。コースは学年別に5コースあり、夏休み期間だけ特別に設定された、2コマ連続の特別カリキュラムです。
サマースクールは毎年ありますが、開催内容など詳細は地域によって異なります。今回は都内で開催された「夏休み特別レッスン」に参加しました。
どんな人が参加するの?
夏休み特別レッスンは、年少から小学生2年生以上までが対象で、各学年ごとに4名の定員制でした。通常レッスンは定員6人~8人なので、より少人数での設定です。
また、レゴスクールに通っている在籍生だけでなく、外部生も参加ができます。参加した日はちょうど在籍生と外部生が2人ずつ、男の子3人と女の子が1人でした。
通常レッスンや体験レッスンとの違いは?
普段のレッスンは1コマ50分、体験レッスンも同様です。しかし夏休み特別レッスンは1日で2コマあるため、レッスン時間は途中休憩含めて100分と長めの設定です。
そして1コマごとに1つの作品を作り上げるというカリキュラムでした。通常レッスンでもテーマはありますが、「誕生日」とか「ワクワクドキドキ」といったように明確に何を作るかよくわからない、抽象的なテーマ設定です。
「夏の特別講座」に参加するためには?
この夏の特別講座は、毎年キャンセル待ちが出るとても人気のあるイベントです。レゴスクールが気になるから参加したい外部生の方がいても、募集枠が少ないため先着順ですぐに埋まってしまいます。
それではどうやって開催情報を仕入れたらいいのでしょうか?調べた限りでは、告知方法は以下の4つでした。
・店頭ポスターとチラシ
・SNS(インスタグラムやホームページなど)
・スクールからのDM(外部生)
・レッスン時にお知らせ(在籍生)
私が夏休み特別レッスンがあると知ったのは、インスタグラム広告だったと記憶しています。レゴスクールに行くと、入口にポスターとチラシがありました。スクール生にはレッスン後に直接、チラシを頂きました。体験レッスンに参加した外部生にもDMやメールで案内が送られるようです。絶対に参加したければ、自身でSNSをフォロー、レゴスクールに直接、開催有無を早めに聞くのがおススメです。
もし身近に通っている人がいるなら、お願いして教えてもらうのもいいと思います。
「夏の特別講座」の気になる料金と内容は?
レゴスクールでは、学年によって料金や内容が異なります。小学生以上のコードクリエイターとワールド・コーディングは、レゴスクールのプログラミングクラスの内容です。
実際に2020年度に開催された「夏休み特別レッスン」の詳細です。
「夏の特別講座」に参加した在籍生の反応と感想
息子が参加した年少対象クラスは、「本物の動物」と「消防士さん」の2テーマです。どちらも動物や消防士になりきった“ごっこ遊び”をして、想像を広げて楽しく過ごせたようです。
例えば、消防士の仕事についてみんなで考えます。そして、必要な道具や消防車を組み立て、消火活動や救助活動を実際に試すことで、消防士の仕事を知る、というように、インストラクターが想像を引き出し、学びを広げるそうです。
いつもは模倣しながら構造を学んだり、自分で考えて作っていくカリキュラムで、基礎学習的要素のあるクラスです。
息子は通常レッスンに通っていましたが、カリキュラムが違うこと、さらに普段のレッスンの学びも存分にいかせたようで、「楽しかった!」と教室から飛び出してきました。担当インストラクターからは「率先して発言をし、ブロックを組み立てることができました。」と講評を頂き、嬉しそうです。
レゴスクールの教育理念「遊びから生まれる学び」がたっぷりつまった内容でした。
「夏の特別講座」に参加した外部生の反応と感想
【体験】夏の特別体験ではじめてのレゴスクール
レッスン後の感想と遊び方の変化
参加した年長クラスの様子を覗かせてもらうと、見たことのないたくさんのレゴブロックやレゴの作品を見て、初めての場所が苦手とは思えないほど夢中になっていました。
しっかりと発言もしており、担当インストラクターからも「発想も豊かで良かったです」と言われていました。
そして自宅に帰っても、その日の様子を楽しそうに話してくれたそうです。プレゼントで貰ったレゴ・デュプロのキットと手持ちのブロックを組み合わせ、レッスンで作ったエレベーターにアレンジして遊んだり、以前より目的をもった作り方をするようになっていました。そして、1日だけでしたが、とにかく楽しい思い出になったと話してくれました。
無料体験レッスンに参加することに!
「次はいつレゴスクールに行くの?」と毎日のように聞かれていた友人は、参加を決意し申し込みをしました。
親子の最終判断とその後
後日、通常レッスンを無料体験した友達ですが、入会には至りませんでした。理由としては、大きなテーマのある夏の特別講座と違って、通常レッスンは何かを作り上げるわけではないので、残念ながらその子には少し物足りなく感じてしまったようです。
ただレゴスクールはブロックを作るだけの教室とは違います。今回、レゴスクールで育める「問題解決能力」や「コミュニケーション能力」、「集中力」を実際に体験できたことはすごく良かったそうです。
そして、親子ともに「イベントがあったらまた参加したい。」と話していました。
【検証】在籍生と外部生の違い
今回参加した夏休み特別レッスンは、レゴスクールに通う在籍生と外部生の混合クラスです。
レッスンを覗いた印象では、在籍生はレッスンの流れに慣れている分、インストラクターからの質問に対しても、臆することなく発言していました。そして、型にはまらず自由に創作することにも慣れていると感じました。
また「答えはひとつではない」と考えるのがレゴ社の教育理念です。初めて参加した子のひとりが「これであっているのかな?」と正解を考えながら、インストラクターや他の生徒の反応を伺っている様子が見られました。
これは個人差もあると思います。目的を決めて作業することが好きな子ども、感覚でこなしていく子ども、どちらが正しいわけではありません。
ただレゴスクールに通ったことで「答えはひとつではない」ことは理解したようです。そのおかげで自信を持って自分の意見を伝える力が身についたのかな、とも思いました。
また、たくさんほめられ、認めてもらえる経験を積め、自己肯定感が高まるように感じます。これも夏の特別講座や体験レッスンでも存分に経験できると思います。
レゴスクール 「夏の特別講座」は特典がいっぱい!
今回参加した夏休み特別レッスンでは、3つの特典がありました。外部生の参加費は少し高めですが、特典を考えるととてもお得ではないでしょうか?
・スチューデントレポート(全員)
通常クラスではタームごとに「スチューデントレポート」という、レッスンの様子が書かれた報告書がもらえます。外部生がこれを貰えるのは「夏の特別講座」だけです。
・プレゼント(全員)
参加すると、デュプロワークショップキットかレゴ人形がプレゼントされました。嬉しいことに、在籍生にももらえました!
・無料体験レッスンチケット(外部生)
これは外部生の特典となりますが、通常レッスンの体験チケットがもらえます。通常は3,000円~4,000円するので、ぜひ利用したいですね。
【まとめ】レゴスクール「夏の特別講座」は毎年参加したい!
レゴスクール「夏の特別講座」参加体験レポ、いかがでしたでしょうか?
春には外部生向けに、新学年のカリキュラムを体験できる有料イベントが設定されています。また、有料で特典はありませんが、通常のレッスンに参加することもできます。
しかし「夏の特別講座」は、イベントとして開催されているため内容も濃く、特典もあります。さらに在籍生と外部生が一緒に参加できる貴重な機会です。1日だけなので、毎週は通いにくいからとあきらめている人にもおススメです。通常レッスンよりも長いので、親にも自由な時間が出来るのが魅力的!レゴスクールはどこも立地がいいので、友だちと参加すればゆっくりお茶する時間ができますよ。
我が家も毎年参加できたらいいなと思っている、おススメのイベントです。興味を持たれたら、ぜひ参加してみてください。