【英国すくすくレポ】では、イギリスでの妊娠出産子育て体験談をイラストエッセイでお届けします。今回から、出産編がスタート!前回の陣痛を呼ぶ行動のあと、起こったことが、破水かどうかわからないままモヤモヤと過ごすことこと約3時間……。その後のお話です。
破水なのか違うのか、全然ハッキリしない!
出産予定日超過!あれ?生まれる気配がない!?【英国すくすくレポ】
とりあえず、睡眠を優先。マタニティーパッドをつけて、可能な限り寝ることにしました。
そして数時間経った早朝の4時、急に妊娠中ご無沙汰だった「生理痛」に似た、下腹部の重いような痛みと腰痛がはじまって、目が覚めました。
生理痛のような痛みがあったこと、おなかがカチカチに張っていること、
そのうちに卵の白身のようなオリモノと血が何度も出はじめたことから、決戦(出産)が近づいていることを確信しました。
ですが、痛みもまだ通常の生理痛レベル。我慢ができる程度のものでした。
ビデオ通話できる余裕があるうちに、日本の両親に伝えておこうとスカイプで話をしました。やはりどんなに距離が離れていても、こういうとき両親の顔を見ながら話すのは落ち着きます。
このときイギリスはまだ早朝。夫にはなるべくギリギリまで睡眠をとってもらおうと、起こさずにいました。薄暗い部屋で出産の予感を感じながら一人でいるとちょっと心細かったのですが、ちょうど日本は日中だったので、両親と話ができて、うれしく感じました。
……が、スカイプをしているうちに、だんだんと痛みが増してきて、陣痛の感覚も10分を切るように。
見学した出産施設のうち、結局は通常の総合病院での出産を決めた私たち。指示を仰ぐため、その病院へ電話をしました。
病院に到着すると、ミッドワイフさんが個室に通してくださり、マタニティーノート(妊娠中の記録カルテ)、血圧、体温、胎動、内診、破水等のチェックをしてくれました。
陣痛が10分間隔を切っているので、このまま出産になるのではと、ホスピタルバッグ(下の記事リンク参照)を持って入院の意気込みで来たのですが……。
バースプラン&ホスピタルバッグ準備編【英国すくすくレポ】
まさかの自宅待機決定!……になってしまいました(ショック!)。
強めの陣痛はあるのに、まだまだ子宮口1cm!!このとき、とてもガッカリしたのはいうまでもありません…。
次回の出産編(2)に続きます。