2018年04月03日 公開
おもちゃを処分するタイミングは?嫌がる子どもの対応パターンも
子どものおもちゃを処分したいけど、タイミングがよくわからないと感じているパパママは多いのでは。そろそろ処分したいおもちゃがあるけど、子どもが嫌がるというのもよくあること。おもちゃを処分する際のポイントや、嫌がる子どもへの声がけの方法を紹介します。
子どものおもちゃを処分したいけど、タイミングがよくわからないと感じているパパママは多いのでは。そろそろ処分したいおもちゃがあるけど、子どもが嫌がるというのもよくあること。おもちゃを処分する際のポイントや、嫌がる子どもへの声がけの方法を紹介します。
1.傷や汚れのひどいものは処分する
子どものおもちゃは、気付けばどんどん増えてしまうものなので、おもちゃを処分するときの明確な基準を、ぼんやりとでも良いので決めておくと良いですね。
直せないような壊れ方をして、遊ぶと危ないおもちゃ、また、ひどい傷がついていたり、取れない汚れが残っていて衛生的にも良くなさそうなおもちゃは、基本的に最初に処分の対象になります。
理由がはっきりしているので、子どもにも説明すれば納得してもらいやすいかもしれません。
2.子どもの成長に合わせておもちゃを見直す
子どもの年齢が大きくなっていくにつれ、小さいころ遊んでいたおもちゃでは遊ばなくなっていきます。子どもの今の発達に合ったおもちゃかどうかを考えて、定期的に持っているおもちゃを見直すようにしましょう。
お下がりなどで下の子用に残して置きたい場合は、普段使っているおもちゃとは別の場所に保管しておくのがおすすめです。
3.親子で一緒に処分するかどうかを決める
おもちゃを処分するときは、パパママが勝手に処分すると子どもの反感をかってしまう原因につながります。親にとってはガラクタに見えるおもちゃでも、子どもにとっては宝物かもしれません。おもちゃの処分は、できるだけ親子で一緒に話をして決めるようにしましょう。
子どもがどうしても、と気に入って頻繁に使っている場合は、無理に処分せず、時期を先延ばしにしてあげてもいいですね。
4.処分の前に感謝の気持ちを伝える
おもちゃを処分するタイミングは、子どもに「物の大切さ」を知ってもらう良い機会。おもちゃを処分する前に「遊んでくれてありがとう」の気持ちを伝えてから、処分するようにしてみましょう。物を大切にする意識が芽生えると、お片付け育にもつながりますよ。
子どもがおもちゃの処分を嫌がったら?
子どもとおもちゃの処分について話をしても、遊んでいないおもちゃのなのに「捨てたくない」と言われるのはよくあることですよね。子どもがおもちゃの処分を嫌がるときの、おすすめ対応をご紹介します。
おもちゃを1カ月ほど、目につかないところに隠す
子どもがもう遊んでいないのに「どうしても捨てたくない」というおもちゃは、1カ月ほど子どもの目の届かないところに隠してみてはいかがでしょうか。1カ月間隠しても気付かなければ、子どもが忘れてしまったおもちゃとして、処分の対象にしてもOKといえそうです。
写真に撮ってから処分する
最近遊んでいないけれど、子どもにとって特別な思い出が詰まっているおもちゃもありますよね。その場合は、おもちゃと一緒に写真を撮って記念にし、思い出を残してあげましょう。「写真を見ればいつでもおもちゃに会えるよ」と子どもに伝えれば、すんなり「捨てていいよ」「誰かにあげてもいいよ」などと自分から言ってくれるケースは多いですよ♪
おもちゃの数や収納量を決める
どんなおもちゃにも思入れが強く「捨てたくない」と言う子には、おもちゃの数や収納量を決めてしまう方法がおすすめです。おもちゃの数を決めておけば、新しいおもちゃが増えたときには、一つ処分するのがルールとして身に付きます。
「この箱に入るだけ」と収納量を決めておけば、箱がいっぱいになったときがおもちゃの見直しどきになります。そうすれば子どもが大きくなるにつれて、「いるものといらないもの」を自分で判別できるようになりますよ。
おもちゃは子ども自身が納得してから処分しよう
子どもにとっては大切でなかなか手放せないおもちゃですが、子どもの気持ちを尊重し過ぎるとおもちゃがあふれてしまい、お片付けが苦手になってしまう可能性が高くなります。
小さいころからおもちゃの処分ルールを決めておき、「誰かにあげる」「リサイクルする」など含め、子どもが納得したうえで処分できるルーティーンを決めておけると良いですね。