すぐにサイズアウトしてしまう子ども服。でも思い出が詰まっていたり、高価なものだったり……いざ捨てようと思っても、なかなか捨てられないですよね。子どもの成長と共に服はどんどんたまっていくもの。着なくなった服を有効活用できる処分方法5つをご紹介します。
1.まとまった量の服はリサイクルショップへ
環境に優しいだけでなく、ちょっとしたお小遣いもゲットできますよ。
近くにリサイクルショップがない場合は、ネット上のショップもおすすめ。服をまとめてダンボールに詰めて送れば、数日で査定金額の連絡が来ます。
送料無料かつ「査定金額が気に入らない場合はそのまま返送」してくれるショップがベストです。
少しでも高く買い取ってもらうために
同じ服でも無造作にダンボールに詰め込まれたものと、きちんとたたんで入れられたものでは値段が変わってきます。特に大量のベビー服・子ども服は整理して入れていないと清潔感がない印象に。
「シーズン2~3カ月前に持ち込む」
例えばコートやジャケットなどの冬アウターは、9月~11月に買い取ってもらうのがベスト。みんなが欲しがる12月以降は、お店側からすると春物を買い取るシーズンになってしまうからです。
2.高価なものはネットオークション、フリマへ
できるだけ高値に売りたいなら、ネットオークションやフリマの活用がおすすめです。リサイクルショップよりも高値がつく可能性も。
オークションへ出品する子ども服は、「限定もの」「ハイブランドのベビー服」などが良いでしょう。コアなものほどオークション向きです。
フリマアプリを利用する場合は、万人に人気のあるブランドやアイテムを出品しましょう。その服の価値に合った適正価格がつくので、売り手・買い手共に納得できます。
3.誰かの笑顔になる。寄付で古着を有効活用
児童養護施設や、発展途上国の子どもを支援するNPOなどの中には、子ども服の寄付を受け付けている団体が多いです。
また、服自体を寄付するのではなく、「服の査定額を寄付する」「古着を寄付すると開発途上国の子どもにポリオワクチンを送ることができる」といった、利益還元式のものもあります。
サイズアウトした子ども服で社会貢献。お部屋も心もすっきりしそうですね。
4.地域コミュニティーのリサイクルを利用
「誰でも良いので欲しい人にもらって欲しい」「やりとりが面倒」という方は、地域コミュニティーのリサイクル利用もおすすめです。
「人が多く集まる商業施設や公民館に、古着リサイクルボックスを設置している」「小さな子が多く集まる児童館・公民館などにリサイクルコーナーが設けられていて、不要になった子ども服を置いておくと、必要な人が自由に持ち帰るシステム」など、自治体によって方法は異なります。
お住いの地域の回収方法をよく確認してみてくださいね。
5.リメイクして残す
「丈の短くなったトップスの裾にレースやフリルを足してチュニックにする」「デニムやヒッコリーのボトムスを手提げカバンにする」「お気に入りのTシャツはお昼寝用クッションにリメイク」など、さまざまな方法があります。
また、服そのものの大きさを変えずにリメイクするのも良いのですが、場所をとらずに多くの服を残したい場合は「生地の一部だけ利用する方法」もおすすめです。
少しずつ切り取ってパッチワーク生地にする
完成したパッチワーク生地はフレームに入れて飾ったり、裏地を付けてトートバッグを作ってみても良いでしょう。
シュシュ・ターバンを作る
レース・小花柄の生地で、子どもとお揃いのシュシュを作っても素敵です。
汚れや破れがひどいものも有効利用
使いやすい大きさに切り分けて、窓拭き・床掃除・トイレ掃除・靴磨き用など、「使い捨て雑巾」としてストックしておきましょう。
サイズアウトした服が増えていくことは、子どもが元気に成長している証でもあります。限りある収納スペースを生かすためにも、子ども服をリサイクル&有効利用してみませんか。