2019年05月14日 公開

料理体験で自立心を育む。小さなことから子どもに任せてみよう

子どもの自立心を育てるお手伝い。なかでも料理体験は、五感を刺激しながら思考力や判断力も養うとてもいい機会です。でも、どうやって子どもと一緒に料理をすればいいのかわからない、という声もよく聞きます。子どもの成長につなげる料理体験について解説します。連載5回目です。

子どもの自立心を育てるお手伝い。なかでも料理体験は、五感を刺激しながら思考力や判断力も養うとてもいい機会です。でも、どうやって子どもと一緒に料理をすればいいのかわからない、という声もよく聞きます。子どもの成長につなげる料理体験について解説します。連載5回目です。

子どもと一緒に料理を作るのは大変?

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T.TATSU / Shutterstock.com
みなさんこんにちは!子ども向けの出張料理教室ハクシノレシピ(以下ハクレピ)を運営する、株式会社Hacksiiの髙橋です。

連載記事も中盤に差し掛かりました。
今回のテーマは、「親子クッキング」です。

お子さまと一緒に料理を作ることは、食への関心を高める、お子さまのやってみたい気持ちを後押ししてチャレンジ精神を養う、自分でできたという体験を重ねて自信を持たせる・自立心を育てるといったたくさんのメリットがあります。

きっとみなさんもよくわかっていらっしゃると思います。

とはいえ!

実際にお子さまと料理するのはなかなか難しいですよね。これだけ料理×アクティブ・ラーニング=“キッチン学”(子ども主体で思考力・判断力・表現力を身につける学習方法)を提唱している私でさえ、姪っ子と一緒に料理をする際には、後片付けの手間が頭をよぎり、つい手や口が出てしまうものです。(反省)

親子クッキングをもっと楽しく、お子さまの学びにつなげて自立心を育てていくにはどうしたらよいか、そのポイントをお伝えします。

親の補助ではなく、子どもに任せる気持ちで

Illustration by R. Ishikogawa (139141)

via Illustration by R. Ishikogawa

メニュー決め

まず、メニュー決め。キッチンにある食材を見ながら、親子でメニューを相談しましょう。ハクレピのレッスンは、レシピがないのが特徴。その日作るメニューは、お子さま主体で先生と決めています。ぜひご家庭でもこの方法を取り入れてみてはいかがでしょう?

野菜や缶詰、お肉にお魚。もしかしたらお子さまからは、ちょっと変わったメニュー提案があるかも!?

それも貴重な意見です。せっかくお子さまから出た意見は、できるだけ尊重してあげてくださいね。

調理の役割分担をする

調理工程では、親子で役割分担をすると良いでしょう。

ハクレピの定期コースでは現在カリキュラムを活用しており、お子さまがどの程度のことができるのかが見える化されています。包丁を使えるか、火を扱えるか、調理道具の場所は把握しているか、道具の役割を知っているか。これらが一目瞭然なので、その子のレベルに応じて役割分担ができます。

しかし、ご家庭でお子さまにも調理をしてもらう際、その子がどこまでできるか、何ができるかがわからず、分担決めがスムーズにできないかもしれません。結局お母さまやお父さまが主導で調理することになり、お子さまは単なるお手伝い役に……。せっかく親子クッキングに取り組んでいるのに、それだともったいないです。

例えば「野菜を洗う」ということなら、お願いすればだいたいのお子さまはちゃんとやってくれるはず。簡単なことからお仕事を割り当てて、責任をもって最後までやってもらいましょう。

慣れてきたら、次は道具を使う仕事、その後は包丁や火を使うようなことなど、できることの幅を少しずつ広げていくと良いと思います。

経験を重ねることでお子さまも自分のできることを自覚していきます。自分のできることを自ら立候補してくれるようにもなるはずです。

味付け

料理の決め手となる味付け。ここをお子さまにお任せするのは勇気がいるかもしれませんが(笑)、親子クッキングのハイライトでもあります。ぜひお子さまにやらせてあげてみてほしいです。

お子さまは、普段お母さまが実践しないような味付けにチャレンジしようとするかもしれません。オムライスのご飯も、ケチャップ味ではなく、カレー味になっているかもしれません。

でも、それはそれでなんだかおいしそうですよね。どんな料理になるかワクワクしますよね。

正解を定義せず、お子さまのチャレンジを受け入れてあげてくださいね。

いただきます、の前にやってほしいこと

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Akkalak Aiempradit / Shutterstock.com
食べる時間も親子クッキングに含まれます。

出来上がったお料理をテーブルに並べたら、まずはお互いに褒め合ってください。
「一緒だからできたんだね!」
「〇〇ちゃんのアイデアがこんなにおいしそうな料理になったよ!」
など、声をかけてあげてください。

たとえ失敗してしまったとしても、失敗を新たな発見と捉えて、次に生かすためにどうすればいいのかを話し合ってみると良いと思います。

最後までやり遂げた達成感が子どもを成長させる

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imtmphoto / Shutterstock.com
親子クッキングで大切なのは、出来上がりのお料理のクオリティではありません。親子がチームになって、一つのことを成し遂げたという達成感です。

お子さまはできることが増えると、どんどんお料理が楽しくなっていき、任せられる役割も多くなります。

そのお手伝いはハクシノレシピにお任せください。メニュー決めから調理、完成したあとに行う振り返りのshow&tellまで、全てお子さま主体で行い、お子さまの思考力、判断力、表現力を養うレッスンを提供しています。

料理から学べること、体験できることのなんと多いことでしょう。こんなに頭を使い、五感を刺激し、そして楽しくておいしいことはほかにはないのでは?と思います。

ハクシノレシピでお子さま主体の料理体験を重ねることで、自宅での親子クッキングはますます楽しくなりますよ。

ハクレピからのお知らせ

無料体験モニターにご協力いただける方を募集しています!

無料体験モニター募集概要  
【対象】  
対象エリア:東京都23区内に居住の方  
対象年齢:3歳~12歳の子ども  
※1家庭につき子ども1名まで  

【内容】  
・半年間、月に1回のアドバンスコース(29,890円)を無料で受講  
・レッスン中、子どもの“思考力“、”表現力“、”判断力“を司る前頭前野の活動を測定(株式会社NeUの最新技術が詰まった「Active  Brain CLUB、XB-01 超小型脳活動センサー」を使用。専用アプリを用いて、レッスン中の子どもの脳活動の変動を見える化)  
・毎月のレッスン終了後にアンケートへ回答(内容は2019年6月開設予定の当社オウンドメディア上で公開)  

【募集期間】  
~2019年5月24日(日)まで  

【モニター活動期間】  
2019年6月~2019年11月(予定)  

【応募条件】  
・これまでにハクシノレシピ を受講したことのない方  
・必ず月1回のレッスンを受講し、アンケートに回答できる方  
・毎回のレッスン中の写真を撮影し(スマートフォン可)、提供できる方  
・子どもの顔、氏名の公表が可能な方  
・今後運営会社である株式会社Hacksii(ハックシー)のメディア取材に協力できる方  

【応募方法】
以下よりハクシノレシピのLINE@に友達登録後、「無料体験モニターに応募する」とメッセージを送信
https://line.me/R/ti/p/%40bdq4371y

※当選結果は、2019年5月末日までに直接事務局よりご連絡を差し上げます。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター