2019年02月21日 公開
外国語大学とは何を学ぶ場所?お子さまをグローバルな人材に!
小学校で英語の授業がはじまるなど、外国語に注目が集まっています。お子さまに「将来は世界で活躍できる大人になってほしい」と考えているパパ・ママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、さまざまな外国語を専門に学べる大学「外国語大学」についてご紹介します。
小学校で英語の授業がはじまるなど、外国語に注目が集まっています。お子さまに「将来は世界で活躍できる大人になってほしい」と考えているパパ・ママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、さまざまな外国語を専門に学べる大学「外国語大学」についてご紹介します。
外国語大学とは?
外国語を学べる大学はさまざまありますが、その中には外国語のみを学ぶ「外国語大学」というものがあります。外国語大学とは、どういった特徴をもつ大学なのでしょうか?
外国語大学は、語学についての学部に特化した単科大学です。英語のみならず、通常の大学では学べないマイナー言語も専攻できます。そしてポイントは、語学を習得するだけでなく、言語を研究しその国の歴史や文化、社会や経済などまで学ぶこと。
留学制度が充実し、留学率が高いところも特徴です。
外国語大学におすすめなのはこんな人
外国語大学はどのような人におすすめなのか、3つのポイントにわけてご紹介します。
英語以外の外国語を深く学びたい人
英語以外の外国語を学びたいなら、より多様な選択肢がある外国語大学がおすすめです。大学によって異なりますが、フランス語・イタリア語・スペイン語・ドイツ語から、タイ語・トルコ語・アラビア語・ウルドゥー語など、さまざまな言語を学ぶことができます。
言語そのものを研究したい人
「外国語学部」と「国際関係の学部」の違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか?国際関係学部で学ぶ外国語は、スキルとして外国語を学ぶイメージです。一方外国語学部では「言語そのもの」を研究し、深い知識を身につけます。
外国語大学は外国語に特化した大学のため、教授のレベルや所有する専門書の数などが一般的な大学よりも優れていることが多いです。より高度な内容に触れることができるでしょう。
外国語を活かせる職業に就きたい人
外国語を活かせる職業を目指している方は、外国語大学出身者であることが大きなアピール材料になります。
卒業生の就職先を見てみると、航空関係や外務省など外国語が必須な職種はもちろん、商社や官公庁、通信関係など多岐の分野にわたります。これからの時代は、外国語を深く理解しているということが、あらゆる企業で有利に働くのかもしれません。
日本の外国語大学
日本には現在、7つの外国語大学があります。
・東京外国語大学
・神戸市外国語大学
・神田外語大学
・名古屋外国語大学
・京都外国語大学
・関西外国語大学
・長崎外国語大学
このほか大阪大学、北九州市立大学の外国語学部は前身が外国語大学です。特に大阪大学は、外国語大学同様に選択できる言語が幅広く、充実しています。
外国語大学の選び方
数ある外国語大学から自分にピッタリな外国語大学を選ぶには、どこに注目するとよいのでしょうか。
学べる言語をチェック
大学により学べる言語が異なります。学びたい言語が決まっている場合は、しっかりとチェックをしておきましょう。
学べる言語の種類が多い大学ベスト3は、
1位 東京外国語大学 27言語
2位 大阪大学外国語学部 25言語
3位 神田外語大学 9言語
となっています。
東京外国語大学と大阪大学がダントツで多いことがわかりますね。
偏差値をチェック
ひと口に外国語大学といっても、偏差値もいろいろ。特に言語の種類が多い東京外国語大学と大阪大学は、偏差値が高いことでも有名です。マイナーな言語を学びたい方は、特にしっかりと学力をつけておく必要があるでしょう。
学費をチェック
外国語大学は、国公立も私立もあります。もちろん学費がかからないのは国公立の大学です。ちなみに外国語大学の中で国立なのが東京外国語大学、公立なのが神戸市外国語大学。なお大阪大学は国立、北九州市立大学は公立になります。それ以外の外国語大学は私立です。
外国語大学でグローバルに活躍できる人材に
社会のグローバル化が進む中、外国語の重要性が増しています。さまざまな国の言語を学び語学力を身につけることは、この先のグローバル社会を生き抜く際の武器となるはずです。また諸外国のことを深く学ぶことで、国際的な感覚も身につけられるでしょう。
お子さまの進路の選択肢に、外国語大学を加えてみてはいかがでしょうか。