2016年12月16日 公開

クリスマスには「北極号」(ポーラーエクスプレス)を楽しもう!

クリスマスが近づくとそわそわする子どもたち。サンタさんに何をお願いしようか目をキラキラ輝かせている姿に、ずっと夢を失わずにいてほしいと思いますよね。そんなときにオススメなのが今回ご紹介する「北極号」(ポーラーエクスプレス)というお話です。

クリスマスが近づくとそわそわする子どもたち。サンタさんに何をお願いしようか目をキラキラ輝かせている姿に、ずっと夢を失わずにいてほしいと思いますよね。そんなときにオススメなのが今回ご紹介する「北極号」(ポーラーエクスプレス)というお話です。

サンタさんに会いたい子どもたちに

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小さなころは無条件にサンタクロースの存在を信じて、真剣にプレゼントをお願いする子どもたちも、いつしか誰かが「サンタなんて本当はいない」と言いはじめると、急に夢から覚めてしまいます。
自分たちにも経験のあることですが、できるだけ影響されないでいてほしいと思いますよね。
絵本『急行「北極号」』は、そんな気持ちの子どもたちや、サンタさんに会いたいと思っている子どもたちに読んであげたいお話です。

大人も読みたい絵本『急行 「北極号」』

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タイトル:急行「北極号」
著者  :文,絵 C.V.オールズバーグ,翻訳者 村上 春樹
出版社 :あすなろ書房刊

クリスマスイヴの夜、サンタを信じているのに、疑いの気持ちが芽生えた少年のもとに「急行 北極号」が現れます。
世界のてっぺん、北極点へ行くその汽車に乗ると、パジャマ姿の同じような年頃の子どもたちが乗っていて北極点に向かって出発。

『急行 「北極号」』がおしえてくれるもの

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『急行 「北極号」』のお話で大事なのは、主人公の少年が、確かに「北極号」に乗り、北極点へ行ったということです。
夢だったのか、現実だったのか、それは少年が1番よくわかることでしょう。

「信じる気持ち」がなによりも大切だということが、このお話の最大のポイントです。
同じように大人にも、子どもだったころを思い出して、子どもの気持ちをもう1度理解しようと考えさせられます。
大人にも子どもだったころがあるんですよね。

映画「Polar Express」の楽しみ

そんな素敵な絵本『急行 「北極号」』を愛し、自身の4人の子どもたちにも読み聞かせていたという米俳優トム・ハンクスが、映画「バックトゥーザフューチャー」に代表される、数々の名作をてがけたロバート・ゼメキス監督と共につくりあげたのが、その映画版「ポーラー・エクスプレス」です。
原作の絵本は十数ページですが、100分間の映画ではフルCGで「北極号」が迫力満点に再現され、北極点に向かう道のりを冒険ファンタジーに作りあげていて、美しさとリアルさが味わえる作品です。
お子さまと一緒にスリルや迫力をぜひ味わってほしい作品です。

映画「Polar Express」のもうひとつの楽しみ方

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美しい絵本の静かな雰囲気のお話と、映画のCGの大迫力を見比べてみること。
映画では、字幕版で観るとお茶目な「トム・ハンクス」が4役もの声を担当していること。
日本語の吹き替え版では、「唐沢寿明さん」がそれに挑戦していること。
登場人物は全てリアルなのにCGだということ。
ブルーレイでは、2Dと3Dで、本当に落ちた切符を拾えそうになること、などたくさんの楽しみをお子さまと発見してみてください。

『急行 「北極号」』を読み終わったら

絵本やDVDで『急行 「北極号」』を見終わった子どもたちは、どんなことを言うでしょうか?
やっぱりサンタさんはいるんだ!と思うことでしょう。
私たち大人も、サンタクロースはいるかもしれないと思いはじめます。
遠い遠い北極点や寒い国で、毎日プレゼントを準備している工場のお話はあちこちで聞いたことがあるし、そもそもいなければサンタクロースなんて誰も言い出さないだろうし……。
かつて子どもだった大人たち。
サンタクロースは永遠に、心の中に住み続けているのです。

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