2018年07月07日 公開

泳げる未就学児が激増!幼少期の水遊びのススメ&メリット

小学校入学までに泳げるようになる子どもは、親世代と比べ約2倍になっていることがトイザらスの調査で明らかになりました。一方で、水への苦手意識を持つ子どもが多数いることもわかり、克服するには幼少期から水に親しむことがポイントに。水遊びのメリットも合わせてお伝えします。

小学校入学までに泳げるようになる子どもは、親世代と比べ約2倍になっていることがトイザらスの調査で明らかになりました。一方で、水への苦手意識を持つ子どもが多数いることもわかり、克服するには幼少期から水に親しむことがポイントに。水遊びのメリットも合わせてお伝えします。

昔と比べ、泳ぎを習得する時期が早まっている!

水遊びの季節到来!「夏の水遊びに関する意識調査」結果発表【新事実発覚】小学校入学までに泳げるようになる子供、昔と比べるとなんと約2倍に!さらに、20歳以上の日本人の6人に1人が泳ぐことができない。|日本トイザらス株式会社のプレスリリース (104064)

日本トイザらス株式会社調べ
2018年5月、日本トイザらスは20歳~59歳までの男女1,977名に対して、「夏の水遊びに関する意識調査」を行いました。

その結果によると、泳ぐことができると回答した人は全体の82.2%でした。「何歳頃から泳げるようになったか」の質問では「6歳」がトップに。また、「お子様は何歳頃から泳げるようになったのか」では「5歳」がトップになりました。

小学校入学前の5歳までに泳ぐことができるようになった割合を比べてみると、親世代は29.6%に対し、今の子どもは56.1%。親世代と比べると、泳ぎを習得する時期が早まっていることがわかる結果になりました。

水が苦手な小学生は40%以上も!

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Vadym Zaitsev / Shutterstock.com
小学生の子どもを持つ親に、「子どもが水を苦手だと感じることがあるかどうか」を聞いたところ、40.7%の親が「ある(ある・たまにある)」と回答しました。

泳ぎの習得が早まっている一方で、水を苦手に感じる小学生が40%にものぼり、小学校入学時点で大きく二つにわかれると推察できます。

子どもが大きくなってから、水への苦手意識を克服するのは難しいものです。小学校の水泳の授業で困らないようするためには、幼い頃から水に親しむ機会を持つ必要性がありそうです。

子ども用プールを持っていない理由は?

水遊びの季節到来!「夏の水遊びに関する意識調査」結果発表【新事実発覚】小学校入学までに泳げるようになる子供、昔と比べるとなんと約2倍に!さらに、20歳以上の日本人の6人に1人が泳ぐことができない。|日本トイザらス株式会社のプレスリリース (104065)

日本トイザらス株式会社調べ
自宅でできる、幼少期からの水遊びとして人気の「子ども用プール」。「持っている」と回答した人は58.9%と、半数を超える結果になりました。

持っていない人に理由を聞いてみたところ、「自宅に設置できる場所がない」と答えた人が48.3%にものぼり、トップになりました。次いで「どの商品(子供用プール)を買えばいいか分からない」「準備や片付けが面倒そう」と続きました。

オススメの子ども用プール

昔のイメージとは違い、広い庭がなくてもベランダに置くことができるコンパクトサイズのプールもあります。水の量も少なくて済むため、準備や片付けの負担も少なくて済むメリットも。おすすめのプールを紹介します。

はじめてのプールにぴったり♪ コンパクトタイプ

Amazon | INTEX(インテックス) マイファーストプール 61×15cm 59409 【色指定不可】 [日本正規品] | プール | おもちゃ (104077)

商品名:マイファーストプール(61×15cm)
販売元:INTEX(インテックス)

子どもの最初のプールとして、おすすめのサイズです。ベランダや浴室でもおさまるコンパクトサイズなので、場所を選ばずに使えます。

四角いデザインが使いやすい!

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商品名:プレイボックスプール(85×85×23cm)
販売元:INTEX(インテックス)

ファーストプールを卒業したら、こちらのサイズのプールもおすすめ。四角いので、コンパクトながらも広く使えます。

水遊びで得られる効果とは?

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Elena Stepanova / Shutterstock.com
幼い頃からの水遊びは、大きくなってから水や水泳への苦手意識を持たないようするためだけでなく、他にもたくさんのメリットがあります。

五感を刺激する

水に触れると、「冷たい」「チャプチャプと音がする」「水面がゆれる」「水しぶきに光が反射してキラキラ輝く」など、子どもの成長に欠かせない五感を刺激することができます。新しい発見ができ、好奇心や注意力を養うことも期待できます。

想像力を養う

ままごとセットで遊んだり、魚やアヒルのおもちゃを泳がせてみたりなど、ごっこ遊びの幅が広がります。また、おもちゃではなく、プリンカップやペットボトルなどを使い、工夫して遊ぶことで想像力が養われます。水の量の概念にも触れられますよ。

バランス感覚を養う

水の中は抵抗があり、動きにくいものです。プールの水をかき混ぜると水流ができ、体が揺れて、新しい感覚を体験することができます。繰り返して遊ぶことで、自然とバランス感覚を身につけられます。

ストレス発散

暑い季節は外遊びがあまりできず、室内にこもりがちでストレスがたまる子どもも。水に触れるだけでも開放的な気持ちになれるため、ストレス発散ができます。良い運動にもなりますね。

楽しく安全な水遊びを!

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Alex Ruhl / Shutterstock.com
「水遊びが楽しい!」と、子どもに感じてもらうのが第一歩。無理強いせず、子どものペースで水慣れをさせてあげてくださいね。水遊びをするときは、日焼け対策や水分補給を忘れずに。普段の遊びより疲れやすいので、長時間は避けて、ゆっくり休ませてあげましょう。

またパパママがたくさん声かけをしながら、遊び方も提案してあげると、子どもはとっても喜びますよ。メリットがたくさんの水遊びを楽しく安全にできるように、見守ってくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター