バンダイが、0~12歳の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)800人を対象に「お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査」を実施。2017年は「それいけ!アンパンマン」が、3年ぶりに1位に輝きました。
2017年【好きなキャラクター男女総合ランキング】
2位:ドラえもん 7.1%
3位:妖怪ウォッチ 5.6%
4位:ポケットモンスター 5.3%
5位:プリキュアシリーズ 4.5%
6位:名探偵コナン 4.1%
7位:アナと雪の女王 3.4%
8位:いないいないばあっ! 3.3%
9位:しまじろう 3.1%
10位:きかんしゃトーマス
スーパー戦隊シリーズ 各3.0%
初のトップ3入り!2017年は「ドラえもん」が大躍進!
また注目すべきは、2016年4位だった「ドラえもん」が、2017年は2位と大躍進!1996年のアンケート開始以降、「ドラえもん」は初の男女総合トップ3入りです。
他にも、2016年にトップ10圏外だった「名探偵コナン」が、6位にランクイン。「しまじろう」や「スーパー戦隊シリーズ」といった2016年圏外だった往年のキャラクターも2017年は、トップ10にランクインしています。
1位「それいけ!アンパンマン」
販売元:バンダイ
「それいけ!アンパンマン」は、特に未就学児に好まれており、好きな理由として「いろいろなキャラクターがストーリー中に出てきて楽しい」「おもちゃの種類が多く、なじみがあるから」など。
ちなみに、アンパンマンはパン工場にいのちの星が落ちてきて誕生しました。しかも悪役のバイキンマンは、卵から生まれています。
2位「ドラえもん」
販売元:バンダイ
2017年のランキングでは、男の子から圧倒的に支持されており、0~2歳の未就学児を除くその他の年齢すべてで、「ドラえもん」が2位にランクイン。幅広い年齢から愛されているキャラクターであることがうかがえます。
3位「妖怪ウォッチ」
販売元:バンダイ
2017年12月16日には、おなじみの妖怪たちが驚きの姿になって大暴れする第4弾「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」が公開。キャラクターが一新され、「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界が描かれています。
4位「ポケットモンスター」
販売元:バンダイ
ちなみに2017年11月17日に、ニンテンドー3DSソフト「ポケットモンスター ウルトラサン」「ポケットモンスター ウルトラムーン」が世界同時発売されます。
5位「プリキュアシリーズ」
販売元:バンダイ
特に3~6歳の女の子に人気がある「プリキュアシリーズ」。今回の「キラキラ☆プリキュアアラモード 」は、物語のテーマを甘くカラフルな【スイーツ】、プリキュアの個性をかっこよく可愛い【アニマル】で表現。女の子が大好きな2大モチーフが盛り込まれています。
6位「名探偵コナン」
好きな理由として、「謎解きが楽しいから」「ドキドキして見るのが楽しいから」など。学年があがるにつれて、キャラクターだけではなく、推理など少し複雑なストーリー性があるものが好まれている傾向もうかがえます。
7位「アナと雪の女王」
販売元:バンダイ
そんな「アナ雪」の21分間の新作短編「オラフズ・フローズン・アドベンチャー(原題) / Olaf's Frozen Adventure」が、11月22日全米公開のピクサー映画「リメンバー・ミー」と同時上映!
エルサとアナが姉妹に戻ってから迎える、初めてのクリスマス。アレンデールの王国の住民たちは、それぞれ自分たちの家で「家族の伝統のクリスマスの祝い方」をしようとしていました。しかし、エルサとアナには「家族の伝統のクリスマスの祝い方」がありません。そんな二人のため、雪だるまのオラフがトナカイのスヴェンと一緒に、「家族の伝統のクリスマスの祝い方」を探そうと、アレンデール王国の家々を巡ります。
ちなみに「アナ雪」の長編続編も制作中とのこと。2019年11月27日の全米公開を予定。日本では未定です。
8位「いないいないばあっ!」
現在、ワンワンとうーたんと歌って踊る女の子は、ゆきちゃんが6代目。小学1年生で番組出演を果たし、放送20年目を迎えた「いないいないばあっ!」では、歴代最年少。ちなみに将来の夢は「アイドルになること」。
9位「しまじろう」
2012年よりアニメ「しまじろうのわお!」の放映が始まり、2013年には初映画化。歌や踊りがいっぱいの、客席参加型コンサートも人気です。
10位「きかんしゃトーマス」
販売元:バンダイ
ちなみに「きかんしゃトーマス」の原作は、イギリスのウィルバート・オードリー牧師が書いた絵本「3だいの機関車」。しかし、この絵本には最初、エドワード、ヘンリー、ゴードンしか出てこず、トーマスが登場したのは第2巻目からでした。
10位「スーパー戦隊シリーズ」
販売元:バンダイ
宇宙と星座をモチーフにした「宇宙戦隊キュウレンジャー」は、シリーズ史上最多9人組(現在は3名加入したため、12人)!悪の組織に支配された宇宙を救うために、究極の救世主”キュウレンジャー”が活躍します。
「宇宙戦隊キュウレンジャー」の魅力は、なんといっても個性豊かなキャラクターにあり!人間の容姿をしたヒューマンタイプと、獣人や機械生命体などの非ヒューマンタイプに分かれ、今までの「スーパー戦隊シリーズ」にはない斬新さが子どもはもとより、大人たちも夢中にさせています。
最も好きなキャラクターのために使った年間金額の平均は?
年間使用金額で最も多いのは、5,000円~9,999円(22.6%)、次いで 10,000円~29,999円(21.9%)、1,000円~2,999円(19.2%)となりました。
また、調査対象となっているお子さまを「長子(最初の子)」と「次子」に分けて見てみると、「長子のみ」の年間金額の平均は10,304円、「次子以降」の平均は6,547円。「長子」により多くのお金を使う傾向が見られました。
中でも「一人っ子」の年間金額の平均は11,205円。長子の「一人っ子以外」は6,949円となり、「一人っ子」にキャラクター関係のものを購入する傾向が高いと推測されるようです。
長く愛されているキャラがランクインした2017年
また、「ドラえもん」や「名探偵コナン」など、映画が盛り上がっているキャラクターの人気の高さがうかがえ、「しまじろう」といった、長く愛され続けているキャラクターのランクアップが多数見られたようです。