2018年05月31日 公開

簡単なペットボトル工作でできるプチDIY体験

自宅にあるものや100円ショップなどで手に入る材料で、ペットボトル工作をしてみませんか?子どものおもちゃや収納グッズなど8つの作品を紹介。中には15分もあれば作れちゃうものもあり、親子制作にもぴったり。プチDIY体験で、親子でモノ作りの楽しさに触れてみましょう!

自宅にあるものや100円ショップなどで手に入る材料で、ペットボトル工作をしてみませんか?子どものおもちゃや収納グッズなど8つの作品を紹介。中には15分もあれば作れちゃうものもあり、親子制作にもぴったり。プチDIY体験で、親子でモノ作りの楽しさに触れてみましょう!

ペットボトルでいろいろ手作りしてみよう!

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不要になったペットボトルが自宅にたくさんありませんか?そのまま捨てる前に、ちょっと工夫を凝らして、子どもが遊べるおもちゃや便利グッズに変身させてみましょう。

自宅にある身近な素材や100円ショップで購入できるアイテムで、簡単に作れるペットボトル工作の作品例を集めました。材料や作り方の手順、コツなどを紹介していきます。

いろいろ遊べるペットボトルの動物シリーズ

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厚紙に顔を描いてペットボトルに巻き付けるだけで、かわいい動物の人形のできあがりです!パンダ、ウサギ、ゾウ、ヒヨコなど、子どもが好きな動物を作ってくださいね。ごっこ遊びをしたり、ボーリングのピンに見立ててゲームを楽しむこともできます。

また、中にビーズを入れておくと、シャカシャカ振って遊んだり、ペットボトルに毛糸を通してキャップを結んでおくと、引っ張って遊ぶことも!ちょっとした仕掛けを作っておくと、飽きずに長く使えていいですよ。

<材料など準備するもの>
・ペットボトルとキャップ
・厚紙(作る動物に合わせた色)
・カラーペン、マジック
・目玉シール
・キリ
・ビニールテープ
・ビーズ
・毛糸
・セロハンテープ、のり
・はさみ、カッター

<作り方>
・厚紙を高さ7㎝、幅25㎝程度の横長の状態に切り、中央部分に動物の顔を描きます。このとき、目玉シールを使うと表情が豊かになってかわいらしさがアップしますよ!
・顔を描き終わったらペットボトルに巻き付けて、セロハンテープで固定します。動物なら耳、鳥なら羽を別に用意し、のりかセロハンテープでしっかり貼り付ければ完成です

★中にビーズを入れる場合は、振ったときに中身が飛び出さないように、キャップをビニールテープ等で固定しておきましょう。

★ペットボトルに毛糸を通す場合は、キリなどで大きめに穴をあけてから、ひも通しを使うと便利です。ペットボトルに毛糸を通してから、抜けないように両端にキャップをつけると、引っ張って遊んだり、でんでん太鼓のように振って音を鳴らして遊ぶことができますよ。キャップの付け方は、キャップの中央にキリなどで穴をあけ、毛糸を通してから、玉結びを作ればOKです。

赤ちゃんの「にぎにぎ」にもなるスノードーム

photo by 青海光 (98125)

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ドーム型の容器の中に、液体とミニチュアの人形や模型、小さな白いかけらが入って、動かすたびにひらひら雪が舞っているように見えるスノードーム。クリスマスの季節に雑貨店などでもよく見かけますよね。ゆっくりとドームの中を動くかけらに、子どもはつい夢中で見入ってしまいます。

そんなスノードームをペットボトルで作ってみましょう!乳酸菌飲料などが入っている小さいサイズのペットボトルを使えば、赤ちゃんや幼児でも手に持ちやすいおもちゃになりますよ。

<材料など準備するもの>
・112mlや130mlなど小さいペットボトルとキャップ
・水
・液体洗濯のり
・ラメやビーズなど中に入れるもの
・ビニールテープ

<作り方>
・ペットボトルの中にラメやビーズなどを入れて、水を10分の1ほど注ぎます。
・液体洗濯のりを全体の7~8割程度満たすほどまでゆっくり入れます。
・キャップを閉め、外れないようにビニールテープでしっかりと固定すれば完成です。

水遊びで使えるペットボトルシャワー

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ペットボトルの底やキャップに穴をあければ、水がシャワーのように出てくるおもちゃに!お風呂でも使えるので、お風呂が苦手な子どもがいるなら、ぜひ一緒に手作りしてみてはいかがでしょう?きっと自分で作ったおもちゃがあれば、お風呂タイムも楽しくなるはずです。

水を出すだけじゃなく、水に沈めて空気がぼこぼこ出てくる様子も結構楽しいですよ!

<材料など準備するもの>
・ペットボトルとキャップ
・ビニールテープ
・ひも(タコ糸でもOK)
・カラーペン(装り用)
・キリ
・はさみ、カッター

<作り方>
・ペットボトルを真ん中で2つに切り、切り口をビニールテープで巻きます。
・キリで上部に持ち手のひもを通すための穴を、底にシャワー用の穴をあけます。ペットボトルの飲み口側をシャワーにする場合は、キャップに穴をあけてください。
・持ち手のひもを付け、カラーペンやビニールテープなどでお好みの装飾をすれば完成です。

キャップを玉に!ペットボトルけん玉

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昔ながらのおもちゃ、けん玉もペットボトルで簡単に作れますよ。玉はキャップを2つくっつけて作ります。ペットボトルけん玉は、普通のけん玉よりも玉が小さく、また皿の部分もは大きく作れるので、比較的小さな子どもでも遊びやすいのが特徴です。軽いので持ちやすいのもいいですね。
<材料など準備するもの>
・ペットボトル2本とキャップ2個
・ビニールテープ
・ひも40㎝程度(タコ糸でもOK)
・はさみ、カッター

<作り方>
・ペットボトル2本の上部を切り取ります。
・キャップを外した状態で飲み口を合わせて、ビニールテープでしっかり固定します。
・キャップを2つ重ねてビニールテープで固定し、ひもをテープでくっつけます。最後に、キャップが付いてない方のひもの端をけん玉の胴体に結び付ければ完成です。

子どもの金銭教育にも役立つ!手作り貯金箱

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ペットボトルは貯金箱にもぴったり。簡単なものなら、お金を入れるための入れ口をカッターで作るだけでもOK。でもそれだと少しさみしいですよね。仕掛けや自分好みの飾りを付けて、お金を入れたくなる貯金箱にしてみましょう!

<材料など準備するもの>
・ペットボトルとキャップ
・ストロー
・竹串
・紙粘土
・厚紙
・ビニールテープ
・フェルト
・接着剤、両面テープ
・はさみ、カッター

<作り方>
・ペットボトルを上3分の1くらいを目安に切って、蓋と身に分けます。
・竹串を通して回せるように、蓋と身の接地部分に5㎜程度の丸い穴が開くよう、蓋と身それぞれに半円の切り込みを入れておきます。
・蓋には、カッターでお金の入れ口を作ります。切り口が危ないので、フェルトでカバーしておくことをおすすめします。ペットボトルの入れ口は少し大きめに作り、フェルトの入れ口はそれよりも少し小さめに作って、入れ口を合わせるように接着剤か両面テープで付ければOKです。
・ペットボトルの中に入って回転するくらいの大きさにカットした厚紙4枚を重ね合わせて、回転羽を作ります。
・回転羽の真ん中に竹串を通して、身に作った半円のくぼみにセットし、蓋を合わせてビニールテープでしっかり固定します。竹串の両端に風車のような飾りを付けて、適当な長さに竹串をカットし、両先端に紙粘土の玉を付けて1日乾燥させれば完成です。

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お金を入れると側面の風車が回転する仕掛け。思わずお金を入れたくなります!
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お金を入れるたびに風車の仕掛けが回る貯金箱。楽しくお金を貯めることができそうですね。風車がなくても、お気に入りのマスキングテープで装飾したり油性ペンでお絵かきしてみましょう。それだけでもオリジナル感が出て、子どもは喜びますよ!

ファスナー付き小物・収納ボックス

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手芸用品のファスナーをペットボトルに付ければ、こんなにかわいい小物・収納ボックスになりますよ!

ペットボトルの形をそのまま利用してもいいですし、底の部分を2つ繋いでもいいですね。ボトルタイプなら色鉛筆やカラーペンを入れておくペンケースとして、ボックスタイプなら細々としたおもちゃや、ヘアゴムやリボンなどの髪飾りなどを収納するケースとして便利です。用途に合わせて作ってみてください。

<材料など準備するもの>
・ペットボトル
・ファスナー(ペットボトルの外周の長さに合わせたもの)
・はさみ、カッター
・接着剤、グルーガン&グル―スティック

<作り方>
・ペットボトルをカットし、接着剤(あるいはグル―スティックとグルーガン)でファスナーを付ければ完成です。

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ファスナーを付けるときに、ペットボトルの切り口とエレメントが近すぎるとスライダーが動かしにくくなるので、少し余裕を持ってつけるようにしてください。
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また、ペットボトルをまっすぐきれいに切れなかった場合は、アイロンなどを使って切り口を平らにするなどしておくと作業しやすいですよ。温度が高すぎたり長時間アイロンに当てるとぐにゃぐやになってしまうので、写真を参考に、1~2秒ずつ様子を見ながら加減してください。

LEDライトで手軽に!ペットボトル製のランプ

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ランプなんてペットボトルで作れるの!?と思うかもしれませんが、100円ショップでも手に入るLEDキャンドルライトを活用する方法なら、子どもが使っても安全なランプを簡単に作れます。

カラーセロハンを使って色を変えたり、取っ手を付けてランタンにしたり、自由にアレンジできるのも楽しいですね。夏祭りやキャンプなど、これからの季節に大活躍すること間違いなしです。

<材料など準備するもの>
・ペットボトル
・LEDキャンドルライト
・セロハンテープ
・カラーセロハン
・カッター、はさみ

<作り方>
・ペットボトルを持ちやすい大きさにカットします。カット面はセロハンテープで保護するか、アイロンに当てて滑らかにしておきます。
・カラーセロハンをペットボトルの表面に貼り付けます。
・底にLEDキャンドルライトを入れ、テープで固定すれば完成です。
(取っ手はお好みで付けてください。)

船・飛行機・車などの乗り物系の工作にチャレンジ!

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子どもが大好きな乗り物のおもちゃもペットボトルで工作しましょう!今回は車を紹介しますが、船や飛行機など、アイデア次第でペットボトルがいろんな乗り物に変身しますよ。

動くおもちゃは、男も子も女の子も大好きですよね。人形が乗れるよう席を作ったり、シールを貼ってデコレーションしたり、自分好みにアレンジして遊びましょう!

<材料など準備するもの>
・ペットボトル1本(四角いタイプがおすすめ)とキャップ8個
・ビニールテープ
・竹串2本
・ストロー2本
・セロハンテープ
・接着剤
・はさみ、カッター

<作り方>
・キャップ4個の中央にキリで穴をあけます。穴をあけたキャップとあけてないキャップを合わせてビニールテープで固定します。
・ペットボトルの幅に合わせてストローを切り、ストローから両端2~3㎝ほどはみ出る長さに竹串をカットします。
・ストローに竹串を入れ、両端に穴をあけた方のキャップを差し込みます。竹串が抜けないように接着剤でしっかりキャップと固定します。
・ペットボトルの適当なところにこの車輪をセロハンテープでくっつければ完成です。

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キャップに刺した竹串の先端が出ないように、キャップを2つ重ねておくと安心して遊べます
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ペットボトルのキャップは、それぞれのタイヤに1つずつ使う作り方でもOKです(その場合、必要なキャップは4つ)。ただ、これだと竹串が少しはみ出した状態になりますので、けがなどしないよう遊ぶ時に注意してください。ビニールテープは黒を使うと、タイヤっぽく見えるのでおすすめです。

作って楽しい!遊んで楽しい!ペットボトルプチDIY

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ビュンビュン走るペットボトルの車
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ファスナー付きケースはお気に入りの小物入れに最適
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道具や使用する材料もよく家にあるものやすぐ手に入るものばかりで、作業時間もそれほどかからない作品を中心に紹介しました。作りたいもは見つかりましたか?

夏休みの自由研究にもいいかもしれませんね。ぜひペットボトル工作をお試しください!

※ペットボトルを刃物で切る作業は、慣れていないと結構大変です。子どもと一緒に作る場合、切る作業は大人がやるようにしましょう!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

AKARI ITOI
AKARI ITOI

出版社、料理企画会社を経て独立。WEBメディアを中心に企画からライティングまでこなすコンテンツディレクターとして活動中。得意ジャンルはグルメ/クッキング/子育て/幼児教育/受験。東京在住。石川県出身。2児の母。調理師/食育指導士/JHBS講師/パンコーディネーター取得。