夏と聞いてまず「すいか」を連想する方も多いでしょう。甘くみずみずしいすいかは、お子さまにも人気の果物のひとつ。こちらでは、そんなすいかを題材にした絵本をご紹介します。読み終えたあとには、思わずすいかが食べたくなるかもしれません。
しかけつきで親しみやすい
著者 :わたなべ ゆういち(作・絵)
出版社 :フレーベル館
この絵本は、楽しいしかけで人気の「ねこざかなシリーズ」のひとつ。今回のお話は、ねこざかなが海ですいかを見つけるところから始まります。このすいか、かばさんが娘さんの誕生日のために用意したもの。かばさんが実を割ると……。
この絵本も、楽しいしかけがいっぱい。とくにすいかのしかけは意外で楽しくて、思わずすいかが食べたくなってしまうでしょう。ほのぼのとしていてかわいらしいお話です。
すいかの魅力がつまった一冊
著者 :石津 ちひろ(文)、村上 康成(絵)
出版社 : 小峰書店
すいかの絵も、すいかを描写する言葉も、どれもとってもおいしそう。すいかが苦手なお子さまでも、「ちょっと食べてみようかな?」と感じるかもしれません。
小さなお子さまも楽しめる絵本
著者 :木曽秀夫(作/絵)
出版社 : 文溪堂
ページをめくるごとに違った動物がやってきて、すいかを食べます。「次に出てくる動物は何かな?」と当てっこしながら読み進めるのも楽しそうです。
思わず笑っちゃう楽しいお話
著者 :くろだ かおる(文)、せな けいこ(絵)
出版社 : ひかりのくに
『ゆうれいとすいか』という、「これぞ夏!」なタイトルの絵本。「幽霊が出てくるなんて怖いお話なのでは?」と、読み聞かせが不安な方もいるかもしれません。しかしどちらかというと、楽しくて笑顔になれるお話です。いつもは怖い幽霊にも、なんだか親近感が湧いてしまうでしょう。
すいかが好きで好きでたまらないお子さまに
著者 :高橋英生(編) 沢田としき(絵)
出版社 :農山漁村文化協会
すいかの育て方や、おいしいすいかの食べ方など、すいかのすべてがわかる絵本です。すいかが好きすぎて「ただ食べるだけでは物足りない!」というお子さまにいかがでしょうか。
絵本を読み終えたら、ぜひ親子ですいか栽培にもチャレンジしてみてください。
すいかの絵本で夏を感じて
今回は、思わずすいかが食べたくなってしまう絵本や、夏らしく楽しいストーリーのものをご紹介しました。暑い季節のお子さまへの読み聞かせには、涼しげなすいかの絵本をチョイスしてみてください。