積み木は昔からある定番のおもちゃですが、おもちゃの主食と呼ばれるほどで、組み合わせによっていろいろな遊びができます。積み木には指先を鍛えたり、想像力を養う効果があります。実際わが家の2歳児がどうやって積み木で遊んでいるかを元に、遊び方のバリエーションを紹介します。
同じ色・同じ形のものを選んで積み上げる
赤、青、緑……といった「色」や、三角、四角、丸……といった「形」の名称を両親が一緒に教えてあげましょう。
「三角の積み木を持ってきて」「赤色の積み木だけ並べて」といった声かけをしてみてもOK。
積み木が色や形を覚えるきっかけになりますよ。
数を数える
いくつ上に積めるか競争してみても面白いですよ!
1歳前後の頃は2〜3個程度しか積めませんでしたが、2歳半の今は大きい積み木ならどこまでも積み上げることができるようになりました。
色・形と合わせて、「あかい積み木はいくつあるかな?」「さんかくの積み木をかぞえてみて」と声をかけるのもよいですね。
お城をつくる
まだまだ複雑な形でバランスを取るのは難しいので、3~4段くらいでもできる、ミニお城からはじめてみてはいかがでしょうか。
写真は実際に2歳の子どもにつくってもらったお城です。
ほぼ上に積んだだけですが、2歳児なりにこだわりがあるようで、これからこのお城がどのように複雑な形になっていくのか楽しみです。
積み上げたものを崩して遊ぶ
筆者の子どもも、積み上げたものを崩すのがたまらなく面白いようで、何度も繰り返しやっています。
賃貸住宅で下の階に音が響きやすい、床に傷が付くのが気になる……といった方は、マットやカーペットの上で遊ぶようにするとよいでしょう。
ほかのおもちゃとも組み合わせて遊ぶ
写真は実際に2歳の子どもがおままごとでつくったごはんセットです。オレンジ色の積み木を人参、緑はブロッコリーに見立てています。
ちょっとした街並みをつくったり、ブロックと組み合わせてロボットをつくることもできますね。
最初は両親が「これは車、これはおうちだね」と簡単な作品例をつくってあげましょう。
親がお手本を見せることで、「ごっこ遊び」のバリエーションが増えますよ!
積み木はシンプルなものを選び、親子で一緒に!
1歳の頃は投げてばかりでしたが、私が積み上げる姿を見せることで2歳頃からはあまり投げないようになりました(完全に投げないわけではありませんが……)。
2歳前後の子どもは、積み木をまだ使いこなせません。
親が手本を見せて一緒に遊ぶことが、「指先を鍛えたり想像力を鍛えることにつながるのだな」と感じました。
ただの三角、四角、丸といった定番の形の積み木は積み上げやすく、ごっこ遊びにも使いやすいかもしれません。なので、2歳頃の積み木は【なるべくシンプルなもの】がベターなようです。
わが子が成長にしたがって、積み木でどのような遊びを習得していくのか楽しみになってきますよね。