図形分野の知育に役立つ輪ゴムパターンボード。「輪ゴムを使って模様を描く」という一見難しそうな作業に、「うちの子にはまだ早いかな……」と思っている方もいるのでは?実は、2歳前後から楽しめるんですよ。作り方のポイントや遊び方をまとめました!
そもそもパターンボードってなんだろう?
【手作りアイデア1】トンカチと釘で作るパターンボード
それだけでも十分パターンボードとして使えますが、子どもの安全を考えてもう一工夫。樹脂粘土で釘の頭を保護する、打ち付けた釘の高さ以上の深さのある木箱に入れる、打ち付けた釘の根元を瞬間接着剤で固めるなどすれば、より安心して遊べるおもちゃに。
木材はホームセンターでも気軽に手に入りますし、サービスでお好みのサイズにカットしてくれるところもあります。DIY好きな方にオススメの作り方です。
手作りのパターンボードで図形学習!遊び方と作り方のコツを紹介 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
【手作りアイデア2】プッシュピンのパターンボード
用意するものは、プッシュピン30個程度と土台になる厚めの板。コルクボードも使えます。
土台になる板に、縦横等間隔にプッシュピンを挿しこみます。裏からプッシュピンの針が飛び出ていないか、危険な箇所は必ずチェックしておきましょうね。
手作りパターンボードの遊び方
「伸ばして」「引っ掛ける」を繰り返しているうちに、三角形、正方形、台形、平行四辺形などの基本的な図形はもちろん、気付くと規則性のない多角形などができていることも。「これは何の形かな?」「こっちの形とこっちの形は似ているね」など、子どもが作った形にコメントをしていくうちに、自然と作れる図形が増えて、組み合わせて遊べるようになってくると思います。
年齢が上がって難易度を上げるとするならば、簡単な絵を描いて、それに合わせてパターンボードでも表現してみるという手もあります。
使用する輪ゴムはカラーゴムを使うとカラフルな図形ができて、飽きずに取り組めます。あまり細いと引っ張っていくうちに切れることもあるので、少し太めのものを使う方がいいでしょう。
くもんプロデュースの「わごむパターンボード」
発売元:くもん出版
くもんのこの商品は、日本おもちゃ大賞のエディケーショナルトイ部門で大賞を取っています。
難易度の異なる2パターンのボード(19本・81本)やお手本の作例カードが付属しているので、年齢に合わせて遊べるのも魅力です。
親子で図形遊びを楽しんで!
一見するとシンプルな遊びですが、パターンボードは知育効果も抜群です。ピンとピンの間は縦横等間隔なので、「辺」の長さを感覚的に理解し図形間隔を養うのにぴったりです。
パターンボードを手作りする際は、釘やピンなど先端が尖ったものを使用しますので、ケガには十分に気をつけてくださいね。ぜひ親子で図形遊びを楽しんでください!