2019年08月22日 公開

【保育士おすすめ】子どものらくがきで簡単ピクチャーフレーム!敬老の日にも◎

おじいちゃん、おばあちゃんに伝えたい孫の成長は、お子さんの描いた絵で伝えてみませんか?今回は、お子さんの絵をプレゼントにするときにぴったりな、折り紙で作る簡単なピクチャーフレームをご紹介します。100均にもある小さなイーゼルを使えば、立派なインテリアにもなりますよ。

おじいちゃん、おばあちゃんに伝えたい孫の成長は、お子さんの描いた絵で伝えてみませんか?今回は、お子さんの絵をプレゼントにするときにぴったりな、折り紙で作る簡単なピクチャーフレームをご紹介します。100均にもある小さなイーゼルを使えば、立派なインテリアにもなりますよ。

子どもの絵は、成長をともに喜びたい方へのプレゼントに最適

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簡単折り紙のピクチャーフレーム
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子どもの絵って、成長がよく分かります。

最初は「あら?なんだろう、これ?」と、握ってみた鉛筆で偶然ついたただの点やヒゲみたいな線。そこから、「あらー?なんか色が着いた!」とかすれかかった線に。

ちょっと鉛筆握りに慣れてきたらしっかりとした筆圧の線になってきて、情熱的に線を重ねたり、じっくりと線を描きはじめます。

そのうち「おや、何かを描いてるのかな?」と分かる線や丸が出てきて、それが重なり「もしかして!これ、顔じゃない!?」と周りも何か分かるような絵になっていく!!感動しますよね。

こんな感じで、子どもの絵って気持ちが込めやすいのと同時に、成長もよく分かるんですよね。ですから、お子さんの成長を喜びあう間柄でのプレゼントは、絵がいいと私は常々思っているのです。

「でも、点や線なんだけど……」と、ためらいのある方、いやいやそんなことはありません!かわいい柄折り紙や和紙を使えば、お子さんの絵の魅力はアップしますよ。

ほんのちょっとの工夫をすれば、特別感が出てステキなプレゼントになります。では、お好みの紙を用意したらレッツトライ!

お子さんの絵と一体型の「折り紙のピクチャーフレーム」

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折り紙はお好みのものをご用意くださいね♪
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【材料】
・折り紙やラッピングペーパー(お好みのもの)

【道具】
・のり
・ハサミ
・定規

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【作り方】
1:折り紙の裏、白い部分に絵を描く
2:折り紙の4辺を1cmずつ測り、印を付ける
3:4辺を折り、上の図の通りに折る
4:4角をのりで留めたら、出来上がり!

縁があるだけで、ちょっと立派に見えるでしょう?(笑) まだ、筆圧があまりないお子さんには、太目のサインペンなど、筆圧関係なく書けるもので描いてみるのも良いですね。

縁の折り1cmは、絵とバランスをみて、好みで決めて大丈夫。ただ、4辺とも同じ幅で折ってくださいね。

たまたま遊んでいたときの、ちょっとしたらくがきが立派なアートになります!普段のお子さんの様子を伝えるのにも良いですよね。

お好みの紙でいろいろアレンジしよう

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2連のフレームは両面折り紙。緑のフレームは和紙、赤いフレームは普通の折り紙で作ってみました。
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さあ、折り紙で作り方を覚えたら、好きな紙でもやってみましょう。最近はかわいい紙がわりと手に入りやすくなって、選ぶ作業もほんとに楽しい!お子さんと選ぶのも良いと思います。

縁にする紙に直に描くのが難しいお子さんや、描くのには向かない紙で縁を作りたいときは、別紙に描きましょう。

縁を2回折ると、ちょっとしっかりした縁になります(折り方の割り開く部分は、開く方向が外側になります)。

紙の色や柄を選ぶポイント

絵に合わせて紙の色や柄を選ぶことが、ステキに仕上げるポイントです。

基本的に線が細かったり淡い色だったりする絵の場合は、優しい色、主張しない柄を選びます。逆に、ハッキリとした線・色の絵は、ビビットな色を合わせると良いですよ。

普通の黒のサインペンで書いた絵だって、意外にモダンアートな感じになります。両面折り紙にサインペンもおすすめです。

飾りかたもアイデア次第!

ひもやリボンで吊るす他に、飾り方を変えてみましょう。

おすすめは100均にもある小さなイーゼル。サイズがいろいろあるのも魅力です。画材屋さんや文具屋さんで、両面テープ付きの紙のスタンドも売っています。こちらもおすすめです。

壁かけにするときは、ひもとストローを使ってタペストリー風にしてもOK。おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントする場合、毎回同じ形にしてプレゼント。それらをつなげていくのも楽しいですよ。

飾るのにちょっと収まりが悪いときや紙がぺろんとして立たないときは、裏に厚紙を貼りましょう。お菓子の箱などが、ぴったりな厚さです。

ぜひ、お子さんの成長を感じながらピクチャーフレーム作り楽しんでみてください。皆さんのプレゼントが、喜んでもらえますようにー。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いわいざこまゆ
いわいざこまゆ

イラストレーター・造形作家です。7年間の保育士勤めを経て、主に保育の専門誌や書籍でイラストやまんがを描いたり、保育のための造形やアイデアを発表しています。現在も、近所の保育園に助っ人保育士として時折出没します。著書に「まゆ先生の保育な毎日」(世界文化社)「縫わずにできる手作り衣装BOOK」(メイト)「おりがみよくばり百科」(ひかりのくに/津留見裕子・池田かえる共著)他。鹿児島県出身。神奈川在住。