2017年09月11日 公開

2050年には7億人に話される!?【フランス語】が役立つ場面

グローバル化が進み、母国語に加え外国語も話せることが重要な現代。英語だけでなく、さらにもう1、2カ国語を話せるという人も少なくありません。では、どの外国語を選ぶべきなのか?今回は、数ある言語のうち【フランス語】が役に立つ場面についてご紹介します。

グローバル化が進み、母国語に加え外国語も話せることが重要な現代。英語だけでなく、さらにもう1、2カ国語を話せるという人も少なくありません。では、どの外国語を選ぶべきなのか?今回は、数ある言語のうち【フランス語】が役に立つ場面についてご紹介します。

2050年には7億人に話されているらしい

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フランス語が世界でどれぐらいの人に話されているかご存知ですか?

日本に住んでいると耳にする機会が少ないかもしれませんが、実はフランス語は世界で5番目に話されている言語。

フランス語が話されている国と聞いて思い浮かべられるのは「フランス」かもしれませんが、フランス以外にもカナダやベルギー、スイスなど102カ国で話されており、人口にすると約2億7,400万人に使われています。

フランス語圏が特に多いアフリカの人口増加にともなって、2050年には現在の約3倍にあたる7億1,500万人に使用されるだろうと推測されています(フランコフォニー国際機関調べ)。

学問で役立つ

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フランス語を習得すると、学問でも役立ちます。

筆者は大学で法律を専攻していた際、さまざまな資料を調べる上でフランス語の文献にも触れる必要があり、フランス語を学んでいたことで多いに助かりました。

また、フランス語を理解していると、ほかの外国語を学ぶ上でもメリットがあります。

たとえば、英語の中にはフランス語が元になっている単語が数多く存在し、英語を学習する上で楽な点も。また、スペイン語やイタリア語等のフランス語と同じ語源であるラテン系の言語は、フランス語と似たような文法や単語があり、イチからはじめるよりもフランス語を理解していると格段に習得しやすいでしょう。

職業・仕事で役立つ

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フランス語を習得しているということは、職業や仕事においてもメリットをもたらします。

国際連合の公用語としても使用されているフランス語。英語の次に有用性が高いとされていて、数多くの国際機関で公用語としても使用されています。
将来、国際公務員や国際関係のキャリアを視野に入れている人は、ぜひとも習得しておきたい言語です。

【スキルの差別化】でステップアップ

多くの人が英語を話せますが、英語に加えてフランス語を話せるということは、英語のみの人に比べて大きなアドバンテージになります。筆者も日本で仕事をしていた際、同僚やチームの中に帰国子女や英語を堪能に話せる人が多くいたのですが、加えてフランス語ができるという人はあまりいなかったので、彼らにはできないフランス語を使う仕事や、フランス語を話すクライアントを任せてもらうことができました。

【ほかの人とのスキルでの差別化】という意味でも、フランス語は役立ちます。

将来的に見ても、急激に経済が発展しているアフリカ市場でフランス語を必要とする機会が増える可能性も多いにあります。

生活をより豊かにするフランス語

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英語とはまた違った響きを持つフランス語。料理やファッションなどフランス語に由来する言葉が多くあったり、日本の街中や日常にもフランス語を使ったお店や雑誌が多くあったりと、意外と身近に存在していることに気付きます。

今回ご紹介した以外にも、個人的に役に立ったと思うのが、フランス語で育児情報を調べることができたということです。

日本の育児方法や子育ての価値観にとらわれるのではなく、「フランスではどうなのか?」と気軽に調べることができ、ときには日本とは異なる考えや価値観に触れることで、育児の不安やストレスを和らげてくれることにつながったり……。

生活や人生を豊かにするキッカケが、フランス語には沢山つまっている……かもしれませんよ。

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この記事のライター