毎年6月に開催される東京おもちゃショー。国内外のメーカーが一堂に集い、各社の新商品から人気商品までが勢揃いする、日本最大級のおもちゃの見本市です。今年はどんなおもちゃが展示されていたのでしょうか?その様子をレポートします!
まずは「日本おもちゃ大賞2017」の受賞商品をチェック
会場中央に設置された「日本おもちゃ大賞2017」ブース。今年は応募のあった42社335商品の中から、つい先日(2017年5月30日)発表された受賞商品38点が展示されていました。
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ボーイズ・トイ部門の大賞は、大人気のベイブレードシリーズ、「ベイブレードバースト新シリーズ」、ガールズ・トイ部門の大賞は毛糸や羊毛フェルトを使ってボンボン、タッセルなどのかわいい小物を作ることができる「ラブあみボンボンメーカー」でした。
大賞以外の作品も合わせて見ると、男の子のおもちゃは凝った仕掛けが施されたメカニックなもの、女の子のおもちゃは手作りを楽しんだりごっこ遊びができるもの、とやはり特性が分かれています。
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筆者がおもしろいなと思ったのは、コミュニケーション部門大賞の「地球まるごとすごろく」。平面ではなく地球儀のように球体になっているのがポイントで、日本を出発して地球一周して戻ってくるというすごろくゲームです。世界の国名や都市名を覚えたりどこに位置するのかを学んだりでき、世界遺産の情報も盛り込まれているので、遊びながら地理に強くなりそうです。
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それからもうひとつ、エデュケーショナル・トイ部門優秀賞の「スピログラフ ジュニア」。さまざまな形の固定リングにペンをセットしてくるくる回していくと絵が描けるというおもちゃです。幾何学模様の不思議に、ついつい大人も夢中になって遊んでしまいそうです!どんな絵が描けるんだろうというワクワク感がたまりませんね。
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作った絵をこうして切り取り、色を塗ってオリジナルのステッカーを作ってもおもしろそうです。
知育にぴったりな、指先運動のおもちゃ最前線!
指先運動ができる代表的なおもちゃと言えばパズル。シンプルなおもちゃですが、最新のものは絵を完成させる以外のプラスアルファな工夫があるのですね。
こちらは、子どもの写真を貼ってオリジナルピースを作れるパズル。大好きなプリンセスに囲まれたら、女の子ならきっと嬉しいでしょうね!
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ピースの形にもこだわったパズル。絵を完成させるだけじゃなく、「●●の形を見つけてみよっか」といった遊びへと展開できるので、親子で飽きずに長く遊べそうです。ちなみに写真のピースはロケットの形をしています。
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KUMONのロングセラー知育玩具「くるくるチャイム」と同じシリーズで、プレートを投入する「じゃらっとプレート」。薄いプレートをつまんで、投入口の方向に合わせて入れるという動作は、指先や手のいい運動になりますね。こちらは今年の8月発売予定です。
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こちらは「つのつのサイコロ」と「つのつのテトラ」。握ったり積み上げたりコロコロ転がしたり。指先で角をつまんでくるっと回して遊ぶこともできます。サイコロの方にはちゃんと数字の目が書かれているのがわかりますか?遊び方に幅が出ますよね。
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組み立てて、空間認識能力を鍛える!空間で遊ぶ!
立体的に組み立てていくおもちゃは、空間認識能力を鍛えるのにぴったりな知育玩具。大きさや方向、間隔について、考えながら手先を動かすことは脳にとっていい刺激になります。
葉っぱの形をした大小のピースを自由につなぎ合わせて遊ぶ「クムタス」。組み立てて空間を作り、付属の布をかぶせれば、キッズテントのような秘密基地の完成!
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平面から立体への展開を、遊びながら感覚で掴んでいける玩具として人気のマグフォーマー。今回の展示会では8月発売予定の新ラインナップがお披露目されていました。
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女の子が好きそうなパステルカラーを基調としたセットや、リモコン付きのラジコンカーセット、各種類のパーツごとに買い足すことができるパーツシリーズなどなど。マグフォーマーファンにはたまりませんね。
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子どもの想像力を養い、豊かな心を育てるおもちゃ
子どもの成長はおもちゃとともにあると言っても過言ではありません。見て、触って、組み合わせて、想像力を膨らませながら自由に遊び、自分だけの世界観を作っていきます。
ひとつの遊び方にとどまらず、子どもの自由な発想を受け止めてくれるおもちゃたち。会場には、上記で紹介したもの以外にも魅力的な商品がたくさんありました。知育につながる素敵なおもちゃとの出会いが、みなさんにもありますように!