女の子の節句行事のひな祭り。パパや男の子は少しさびしいかもしれませんね。でも、そんなときこそ料理をして、ひな祭りを盛り上げてみませんか?普段料理をしないパパでも子どもと一緒にできる簡単なレシピを紹介します。
まずは定番の「ちらしずし」
まずは定番のちらしずしの作り方です。
と言っても、市販のちらしずしの素を使います。
ごはんを炊いて、混ぜるだけです。
1商品に2人分x2回分が入っているものが多いですね。
<4人分の作り方>
米3合(炊飯器付属のカップで3カップ分)をといで炊きます。
1. ボウルに水をはる。米は計量しておく
2. 米を、水をはったボウルにザッと入れ、すぐ水を切る(少しだけ水はある方が良い)
3. 水を切った状態で、米を掴む・はなす、といった感じでとぐ(10回くらい)
4. 水ですすぐ
5. 炊飯器にといだ米と、分量より少し少なめに水をいれ、普通に炊く
炊けたら、熱いうちにすし桶か大きめのボウルに移します
ちらしずしの素を4人分、入れ、しゃもじで混ぜてください。
この混ぜる時、子どもに「うちわであおいで」もらいましょう。
出来上がりの「照り」が違います。
またすし桶がご家庭にある場合は、すし桶にあらかじめ水をはってなじませておいてください。
ちらしずしはトッピングで華やかに!
ちらしずしは、そのまま刻みのりをまぶして出来上がり、でも良いのですがせっかくですから彩りよくトッピングしましょう。
トッピングの例です。
・サーモンやマグロなどのお刺身
・イクラなどの魚卵
・うなぎのかば焼き
などは手間いらずで、切ってのせるだけです。
子どもと相談して、好きなものをのせて楽しみましょう。
錦糸卵だけ、作り方を紹介します。
卵x2個をボウルに割り、砂糖と酒を大さじ2加えてときます。
フライパンに油を引き、中火で薄く流しこみます。
すぐ焼けるので、焼けたらまな板にのせ適当にたたんで千切りしてください。
多少、太くてもバラバラでも構いません。ちらしずしの上では気になりませんから。
あとは野菜ですが、
・スライスしたきゅうり(1/2本)
・ゆでた絹サヤ
あたりが定番でしょうか。
トッピングは子どもにまかせてみましょう。
料理は、黄色・赤・グリーン・黒がバランスよくあると、とても美味しそうに見えます。
色がちらされるように、まんべんなく、がコツと言えばコツです。ノリは最後にまぶしてください。
お吸い物に、まずは出汁をとろう!
ちらしずしに合うのはやはりお吸い物。
せっかくですから、出汁をとりましょう。
1. 水600ccをナベに入れます。
2. 昆布を1切れ、ふきんでふいて汚れをとり、水に入れます。
3. ナベを中火で火にかけ、昆布にアワが発生したくらいのタイミングで引き上げます。
4. 続いてかつお節をひとつかみ、ナベに入れます。
5. 沸騰する直前に火を止め、ザルに空のナベを組み合わせ、こして、出汁の出来上がりです。
定番のハマグリのお吸い物
はまぐりのお吸い物の作り方です。
先にはまぐりの砂抜きをしておきます。
ボウルに水と食塩を入れとかし、はまぐりを入れて暗いところに2時間くらい置いておき後は水で洗い流します。
砂抜きはぜひ子どもに任せてください。はまぐりを入れる前の食塩水は、海のしょっぱさと同じくらい。良い塩梅(あんばい)になるよう、食塩水の調整をさせてみてください。
1. 出汁にハマグリを入れ、中火で火にかける。
2. ハマグリが口を開けたら、取り出してお椀に入れる。
3. 出汁に、しょうゆ大さじ1・酒大さじ2、塩少々 入れて、沸騰させて火を止める。
(味は好みで調整してください)
4. お椀に3をかけて、出来上がり。
お好みで、三つ葉をきざんでちらすと、、、ちょっと料亭みたいですね。
家族みんなで桃の節句を盛り上げよう!
家族みんなで桃の節句を楽しみましょう。