2018年08月18日 公開

紙コップから飛び出す「もこもこおばけ」を作ろう!

紙コップ、ビニール袋、ストローはありませんか?この3つさえあれば「もこもこおばけ」が簡単に作れます。作り方と楽しいアレンジや工夫をご紹介!「どんなおばけを作ろうか?」と親子で相談しつつ、お子さまと一緒に創意工夫しながら作って遊んでくださいね。

紙コップ、ビニール袋、ストローはありませんか?この3つさえあれば「もこもこおばけ」が簡単に作れます。作り方と楽しいアレンジや工夫をご紹介!「どんなおばけを作ろうか?」と親子で相談しつつ、お子さまと一緒に創意工夫しながら作って遊んでくださいね。

家にあるもので簡単に作れる「もこもこおばけ」

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「もこもこおばけ」は、ストローから息を吹き込むと、紙コップの中にあるビニール袋に空気が入り、もこもこと飛び出してくる、単純で簡単な紙コップおもちゃです。

小さなお子さまに作って見せて上げれば喜びますし、自分で吹いて遊ぶのも楽しいようです。もちろん、自分でアイディアを考え、作って遊ぶともっと楽しめます!

今回は、親子でちょっとかわいらしいおばけを作ってみました。もこもこ飛び出してくるのが楽しいようで、子どもは何度も繰り返して遊んでいましたよ。

おばけでなくても、もこもこ飛び出してきたらおもしろいなぁと思うものなら何でもOK!ぜひ自由にアレンジして楽しんでくださいね。

材料はキッチンにあるものだけでOK

【材料】
・紙コップ 1つ
・ビニール袋 1枚
・ストロー(飲み口が曲がるタイプ)1本
・画用紙、折り紙など

【道具】
・ハサミ
・のり、セロハンテープ
・キリ(コップに穴をあけるため、他のものでもOK)
・油性ペンなど

材料は家にあるものや100円ショップでそろえられるものだけでできます。

未就学児なら、紙コップにストローを通すための穴をあける作業は、ちょっと難しいので、大人が手伝ってあげましょう。それ以外は、子どもでも簡単にできる作業なので、あまり手を出さずに声をかけながら見守りつつ、一緒に作れると良いですね。

「もこもこおばけ」の作り方

1:ビニール袋におばけを描く

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ビニール袋に、おばけの顔を作ります。油性ペンで書いたり、画用紙や折り紙を切って貼ったりして、いろいろなおばけの顔を作ってみましょう。

2:ビニール袋の口にストローを固定する

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ビニール袋の口の部分に、曲がるストロー(飲み口側)を差し込み、セロハンテープで固定します。空気が漏れてしまうと上手に膨らまないので、隙間が無いように貼りましょう。

3:紙コップに固定する

最後に、紙コップにキリなどで穴をあけて、紙コップの内側からストローを通して完成です。

アレンジ1:もこもこ猫ちゃん

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「もこもこおばけ」のアレンジ、ひとつ目は、「もこもこ猫ちゃん」。

ビニール袋の上部分の真ん中をセロハンテープで止めて、猫の耳を作りました。こちらは筆者の7歳の長女の作品ですが、とても簡単にかわいらしく作ることができましたよ!

アレンジ2:もこもこメッセージ

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アレンジ2つ目は「もこもこメッセージ」です。

ビニール袋に油性ペンで相手に伝えたいメッセージを書くだけ!

でもビニール袋をくしゃくしゃにしてコップの中にしまい、メッセージが読めない状態で渡すと、渡された相手は「一体何がでてくるのだろう?」とワクワクしますよね。

感謝のメッセージや誕生日のお祝いメッセージなどを書いて、作ってプレゼントしたり、パーティーの余興として遊ぶと良い記念になりますよ!

アレンジ3:もこもこ絵本の世界

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アレンジ3つ目は、長い傘袋を使った遊び心満載の作品です。

絵本や物語の世界を長いビニールの傘袋に描いてみたら面白いかなと思い付き、子どもと一緒に、「何かがもこもこ出てくるお話はないかな?」と考えてました。いろいろなアイデアが出ましたが、最も伸びていく印象が強く、イメージにぴったりだったのが「ジャックと豆の木」!絵本を見ながら、伸びていく豆の木の様子を描いてみました。

傘袋は長いので、空気を入れるのも一苦労!子どもが口をいっぱい膨らませながら、豆の木をぐんぐん伸ばしてくれていました。

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紙コップ工作を通じて広がる世界

とっても簡単な紙コップ工作。大人からすると簡単すぎて、もっと手の込んだものを作らせた方がいいのでは?と思ってしまいませんか?

でも、工作には算数の答えのような、絶対的な正解がありません。どんなものを作ろうか、頭を使って自分なりにイメージを膨らませ、それを実際にハサミやペンなどで手を動かして造形する、その過程すべてが子どもにとっては重要なのです。実は、単純なものの方が工夫のしがいがあるようですよ。

どんなものができあがっても間違いではない、あなたが作った世界でたった一つの作品だと認めてあげること、声がけをすることも大事です。

特に、就学すると、どうしても正解・不正解という判断をされてしまう面が増えていきます。その前に、不正解なんて一つもない、たくさんの工作を通して、創造力・集中力・そして自信を貯金しておきたいですね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター