2018年05月06日 公開

暑い夏にはみどりのカーテン!おすすめの植物と作り方をご紹介

窓際で植物を育てて日差しを遮る「みどりのカーテン」。暑い季節のエアコンの使用を控えることができ、地球温暖化防止の一歩にもなります。今回は、みどりのカーテンに関する基礎知識や作り方をご紹介します。今年の夏はお子さまと一緒に、エコなカーテンづくりにチャレンジしてみては?

窓際で植物を育てて日差しを遮る「みどりのカーテン」。暑い季節のエアコンの使用を控えることができ、地球温暖化防止の一歩にもなります。今回は、みどりのカーテンに関する基礎知識や作り方をご紹介します。今年の夏はお子さまと一緒に、エコなカーテンづくりにチャレンジしてみては?

みどりのカーテンとは?

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みどりのカーテンとは、へちまや朝顔など、つる性の植物をネット全体に這わせたもののことをいいます。植物がちょうどカーテンのような役割を果たすことから、このような名前で呼ばれています。

植物によって直射日光をやわらげ、葉っぱから出る水蒸気で室内の空気を涼しくしてくれるので、蒸し暑い夏にぴったり。エアコンの使用量を抑え、電気代の節約や地球温暖化の防止にもつながります。

植える植物によって、ゴーヤの実を収穫したり、アサガオの花を楽しんだりと、お子さまへの自然教育にも役立つでしょう。

みどりのカーテンにおすすめの植物

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みどりのカーテンにはつる性の植物が向いています。具体例を見ていきましょう。

・ゴーヤ
葉がよく茂るので、みどりのカーテンにぴったり。実を食べることもできるため、食育の一環としても楽しめます。

・ヘチマ
成長が早く、初心者向けです。採れた実をたわしに使うこともできます。

・アサガオ
よく使われるのは、西洋アサガオや日本アサガオ。色とりどりの花が咲くので、見た目にも楽しめるでしょう。

ほかにもフウセンカズラ、ヒョウタン、ミニメロンなどが使われます。

みどりのカーテンの材料

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植物の種類によっても異なりますが、基本的な材料は以下のとおりです。

・植物の種、苗
初心者の方は、苗から育てたほうが難易度が低くなります。苗は種類によって販売時期が異なるので注意しましょう。

・鉢底石、用土
ゴーヤの場合は野菜用がおすすめ。

・肥料

・プランター
十分な深さがある、大きいものを選びます。

・ネット
10cm程度の網目のものを用意しましょう。

・支柱

みどりのカーテンの作り方

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ここではゴーヤを例に挙げて、育て方を説明します。

1.種まき(4月中旬~5月上旬)
プランターに鉢底石と培養土を入れ、苗を植えます。苗の間隔は40~50cmずつ空けるのがポイントです。

2.ネットを張る(6月)
窓や壁に沿ってネットを張ります。つるが伸びはじめる前に行うようにしましょう。

3.追肥(6月~)
成長の様子を見ながら、追肥を行います。

4.摘心
親づるに本葉がたくさんついてきたら、新しく伸びてくる茎や枝を途中で摘み取ってください。

5.完成(7月)
7月になると窓を覆うぐらいに成長します。朝と夕の水やりを忘れずに。

6.収穫(8月)
8月になるとゴーヤが収穫できます。おいしくいただきましょう。

好みに合わせたみどりのカーテン作りを

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Ned Snowman / Shutterstock.com
室内を涼しく保つことができ、エアコンの使用量を抑えて花や実も楽しめる、一石三鳥のみどりのカーテン。お子さまと一緒に植物を育てることで、自然への関心を高めることもできるでしょう。毎日の成長が楽しみになるカーテン作りに、ぜひチャレンジしてみてください。

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この記事のライター