季節も夏になると、海水浴に行く機会も増えます。また、7月第3月曜日は海の日という祝日があります。夏の季節をたっぷり楽しむことができるような、海をテーマにした絵本をおうちで読み聞かせするのはいかがでしょうか?
がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん
著者 :安西水丸
出版社 :福音館書店
がたんごとんと走ってくる小さな汽車がいます。そこへ夏にちなんだトウモロコシやアイスなどが乗ってきます。
最後は海に着いてみんなで海水浴を楽しむというストーリーです。
赤ちゃんに分かりやすいシンプルな配色ですし、「がたんごとん」や「ざぶんざぶん」といった、赤ちゃんの好きな音の表現がたくさん使われています。
またもう少しお子さまが年齢を重ねても、電車好きのお子さまならば、赤ちゃんのころよりもさらに楽しく読むことができる絵本なのではないでしょうか。
にじいろのさかな
著者 :マーカス・フィスター/作 谷川俊太郎/訳
出版社 :講談社
世界一美しい魚であるにじうおが主人公の絵本で、美しさからか、自身のプライドの高さから、みなと仲良くできずさびしい思いをしています。これを物知りのたこに相談すると……、というストーリーです。
この絵本は優しい気持ちを育むストーリーなので、他のお友だちとの関わりがある年齢の子どもにオススメです。
また、そうでなくても、にじうおのきれいさを表現するためにプリズム加工がされており、絵本全体がとてもきれいな一冊です。まだストーリーをよく理解することができないお子さまでも、絵で楽しむことができますよ。
うみの100かいだてのいえ
著者 :いわいとしお
出版社 :偕成社
人形であるテンちゃんがたまたま海に落ちてしまうことからストーリーがはじまります。海の中に住む魚たちのそれぞれの生活を見ながら、どんどん下へいくストーリーです。
個々の生活を見る楽しさや細かい部分まで描かれています。そのため、ストーリーだけでなく絵の違いを見つけたりすることができます。
イラストだけでも楽しむことができる、1冊で2度おいしい絵本といえるのではないでしょうか。
Hooray for fish!(英語版)
著者 :Lucy Cousins (著, イラスト)
出版社 :Candlewick
絵がかわいらしく、色もはっきりしているため、子どもが楽しめるように工夫されています。
英単語の連なりが、子どもでも親しみやすい響きになっているので、英単語そのものの意味が分からなくても、読み聞かせをする中で楽しめるのではないでしょうか?
ラストシーンを子どもがマネすると親が思わずほっこりしてしまいます。
英語に親しむのにもオススメの一冊です。