セントメリーズインターナショナルスクールは、日本では珍しい男子校のインターナショナルスクールです。カトリックの教えを軸として、豊かな精神性と知性を兼ね備えた国際人育成を目指す同校は、多くの有名校に卒業生を輩出してきました。特徴や学費などについて解説します。
セントメリーズインターナショナルスクールとは
女子校である清泉インターナショナルスクールが近くにあります。
そのため、スポーツや文化祭でも交流があるようです。
所在地 | 東京都世田谷区瀬田 東急田園都市線・東急大井町線の「二子玉川駅」から徒歩およそ10分 |
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対象学年 | 幼稚園児(5歳)~高校3年生(18歳) 5歳児は、Readiness Program (RP)と呼ばれる入学準備過程に参加 |
生徒数 | およそ1,000名。現在は約60か国以上の国から集まった生徒たちが在籍しています。 |
学校設備 | 学校はテニスコートや人工芝のグラウンド、 室内プール、コンピュータールーム、メディアセンターなど、充実した環境が整っています。 小学生には勉強用のツールとしてiPadが用意され、生徒は必要なときに利用可能 |
どんな学校?
教育理念
Nurturing, Challenging and Connecting all Hearts and Minds.
というビジョンを掲げ、「自分の力を信じ、互いの個性を尊重し合い、世界中の誰とでも手を取り合えるような感性や知性を育むこと」を重視しています。
具体的には、次のような人物像を目標としています。
- Of Good Character(キリスト教の信念に基づいた良い人格であること)
- Knowledgeable(豊富な知識を持っていること)
- Globally Aware(国際的な視点や異文化への理解があること)
- Critical and Creative Thinkers(批判的かつ創造的な思考ができること)
- Effective Communicators(円滑なコミュニケーションがとれること)
カリキュラム
基本科目に加えて、生徒は陶芸や絵画、歌や楽器演奏なども広く学べます。
体育や校内のアクティビティにも力を入れていて、健全な競争心を育むこと、チームワークの大切さを実感することなどを重視しています。
高等学校では国際バカロレアプログラムを受講できます。
プログラムを完了することで、大学入学資格や成績証明として使えるIBディプロマを取得できます。
また、セントメリーズインターナショナルスクールはWASCとCISの認定校でもあります。
WASCとCISは、教育に関する国際的な評価団体です。
これらの認定校を卒業した場合は、日本やアメリカを含め世界の大学への入学資格が認められます。
学費
志願(受験)時にかかる費用 | |
申請費 | 20,000円 |
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初期費用 | |
登録料 | 300,000円 |
ESL | 100,000円(English as a Second Language) |
開発資金 | 600,000円 |
毎年かかる費用 | |
授業料 | 2,300,000円 |
ビルメンテナンス費 | 1,000,000円 |
追加費用 | |
スクールバス料金 | 片道170,000円、往復300,000円 |
その他 | iPad代や修学旅行費、保険料やIB試験費用などがかかります。 |
出願方法
Grade 9~12に入る場合は、Duolingo English Test(DET)やTOEFL ibt、IELTS Academicなどの英語力を証明できる試験のスコアが必要です。
なお選考は、書類審査と面接によって行われます。
卒業生の進路
国内の大学
海外の大学
サマースクール
サマースクールは女子も参加可能です。
2019年は6月10日~6月28日までの月曜日~金曜日に実施されました。
午前中だけ・午後だけ、英語と算数を中心に行うものなど複数のコースが設定されています。
インターナショナルスクールに普段通っていない子どものために、ESLプログラムが用意されているのも特徴的です。
料金は50,000円~110,000円で、この他に申込手数料やランチ代などがかかります。
サマースクールは、学校のホームページから申し込みができます。
「カーニバル」に参加してみよう!
毎年保護者たちが世界各国の食事や飲み物を提供したり、生徒たちがミニコンサートを開いたりと、大変にぎやかなイベントです。
学校の雰囲気を味わいたいという方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。