子どもたちが大好きなメニューのひとつ「オムライス」。ケチャップ味のチキンライスと、とろっとろの卵の奏でる完璧な味のシンフォニーは芸術的なほどです。そこで今回は、オムライスがでてくる絵本を4冊、選りすぐってご紹介します!
とろっとろの卵が絶品!『オムライス、ヘイ!』
著者 :武田 美穂(作)
出版社 :ほるぷ出版
食べものをテーマにした絵本で人気の高い、武田美穂さんの『ハンバーグハンバーグ』『パパ・カレー』に続く第3弾のオムライスをテーマにした絵本です。
まずは、ケチャップごはん作りからスタート!
玉ねぎを刻み、鶏肉を切り分け、次は「いためるぞ、へヘイ!」
このノリがいい元気な掛け声で「物語」、つまり料理が進んでいきます。
特に卵を調理する様子は必見ですよ。
思わずお腹がぐうぐうなってしまいそうな、リズム感あふれる楽しいオムライス・クッキング絵本。
読んだ後は、お子さまの「オムライスが食べたい!」コールがかかるかもしれませんね。
コックみならいのきつねが挑戦『こっそりオムライス』
著者 :きむら ゆういち(作)/江川 智穂 (絵)
出版社 :世界文化社
主人公はレストランでコックみならいをしているきつねくん。失敗ばかりのきつねくんは、くまのコックさんの留守中に訪ねてきた友だちのためにオムライスを作ることになりました。
さて、きつねくんは無事オムライスを作りあげることができるのでしょうか?
きつねくんがチャレンジするオムライス作りをお子さまが一緒に体験できる、楽しい参加型の仕掛け絵本です。
楽しみながらいつのまにかオムライス作り方が体験できてしまう、そんなお役立ちの食育絵本。
読み終えた後に、親子で一緒にオムライス作りにチャレンジしてみるのも楽しいですよ!
オムライスが食べたいかえる『かえるのオムライス』
著者 :マット かずこ (作)
出版社 :絵本塾出版
主人公の3びきのかえるが、自分たちの大好きな材料を集めてオムライス作りにチャレンジするストーリー展開の物語です。
どうしてもオムライスを食べたいかえるたちが、仲間に手伝ってもらいながらオムライス作りに奮闘します。その姿がほのぼのとした絵柄のカラフルなイラストで描かれています。
仲間と協力して何かを成し遂げることの素晴らしさや、創意工夫することの楽しさがギュッと濃縮された楽しい創作絵本です。
お化けのお家で……『こわくておいしいオムライス』
著者 :山末 やすえ(作)/大沢 幸子(絵)
出版社 :PHP研究所
※現在、品切れ・重版未定
夕ご飯は大好きなオムライス。それなのに肝心の味の決め手のケチャップがありません。やっぱりオムライスにはケチャップが不可欠です。主人公のひろむくんは、ケチャップを買いに行くことに。しかし、その帰り道にお化けの家に迷い込んでしまい……。
勇気を出してケチャップを買いに出かけた主人公が、帰り道にお化けに遭遇してしまうという、少しハラハラ・ドキドキするストーリー展開の物語です。
オムライス好きのお子さまにオススメの、オムライス冒険譚。
主人公のひろむくんと一緒に、ドキドキの冒険旅行に出かけてみませんか?