おうちと家具の作り方をご紹介します。身の回りの素材を使います。シンプルなので小学生でも手軽に作れます。おうちにあるお人形のために、ぴったりの家具を作ってみましょう。
準備するもの
割り箸、ハサミ、木工用の接着剤、ヤスリ、絵の具など。割り箸のほかにアイスの棒など、身の回りの木をさがして使うのもいいですね。ヤスリは、紙ヤスリや金属のヤスリ、不要になった爪切りなど。接着剤は速乾タイプのものなら、乾きも速くて作業もはかどりそうです。
割り箸の切り方
始めはハサミの根元を使って、切り込みを入れます。根元の方だと力が入りやすいのです。割り箸を回しながら、溝をつけていきます。溝ができたら、近い部分を両手で持って折ります。破片が飛ぶこともありますので、充分お気をつけください。
断面をきれいに
ヤスリで断面をきれいに削りましょう。接着しやすくなりますし、完成した時の見栄えも一段とよくなります。断面でケガをしないように気をつけてください。
作り方
割り箸は、おうちにあるお人形のサイズに合わせて、それぞれの長さを決めて加工してください。
すべてを一度にのり付けせず、パーツに分けて作ります。のりが乾き、くっついてから組み立てていきましょう。
すべてを一度にのり付けせず、パーツに分けて作ります。のりが乾き、くっついてから組み立てていきましょう。
①テーブル
天面の部分は、同じ太さの部分を使うか、太さが互い違いになるようにして、貼りあわせます。脚は、太い方を下に向けましょう。脚が浮かないように、地に着けて確認しながらのり付けします。
②イス
テーブルとの比率に気をつけましょう。座面部分は、同じ太さの割り箸を使うか、太さが互い違いになるように。脚は、太い方を下に。脚が浮かないよう、地に着けて確認しながら。
③家
大物を作る際は、各部分の強度がより大切になります。小分けにして少しずつ組み立てましょう。水平・垂直に気をつけて、全体が傾かないように気をつけましょう。床と、四方の柱を作っておき、壁を組んで、最後に屋根を乗せるとよいでしょう。
ひと工夫
絵の具などで、好きな色を塗ってみましょう。アクリル絵の具(水性、乾くと耐水性)なら、塗りやすく仕上がりも美しいです。また、カラフルな布を小さく切って、テーブルクロスやジュータンとして使うと、もっとリアルになりますよ。
まとめ
割り箸を使った工作をご紹介しました。ポイントは、あらかじめ割り箸の長さをきちんと測って、部材をそろえること、部分ごとに丁寧に接着をして、乾いてから組み上げることです。接着剤は固まりやすいので、こまめにフタをして使いましょう。お子さまが不慣れな場合は、必ずおうちの方が助けたり、見守ってあげてください。簡単なテーブルから作ってみて、楽しさがわかったらぜひ大きなものやオリジナルにチャレンジしてみてください。