「牛乳が好きではない」というお子さまは多いのでは?しかし、牛乳はカルシウムをはじめとする栄養素が豊富なので、「できれば飲んでもらいたい」と感じているパパママもいることでしょう。そこで今回は、思わずお子さまが飲んでみたくなるような楽しい牛乳の絵本をご紹介します。
おいしい牛乳の飲み方を探りたくなる絵本
著者:さかいさちえ(作/絵)
出版社:教育画劇
そのまま飲んだり、いちごにかけたり、ココアにしたりとさまざまな飲み方が登場します。特に最後のおおかみが作るココアはとってもおいしそうで、きっとお子さまも飲んでみたくなるでしょう。
絵本を読み終えたらお子さまと一緒に、ココアやイチゴミルクを作ってみてはいかがでしょうか。牛乳のおいしさに気が付くかもしれません。絵本に出てくる以外の牛乳のおいしい飲み方を、探ってみるのも楽しそうです。
牛乳を使ってクッキングがしたくなる
著者 :モーリス・センダック(作)、じんぐうてるお(訳)
出版社 :冨山房
もしかしたらパパママには、「よくわからないお話だな」と感じるかもしれません。しかしファンタジックな世界観は、お子さまにとっては親しみやすく興味深いと感じるようです。
絵本の中に出てくる「しあげはミルク、しあげはミルク」というフレーズが耳に残り、何度も口ずさみたくなりそう。絵本を読み終えたら、お子さまと一緒に牛乳を使った料理やスイーツを作ってみるのも良いかもしれません。
「しあげはミルク、しあげはミルク」ととなえながら作れば、絵本の世界に入り込んだような気分を味わえるのではないでしょうか。牛乳を使った料理を自分で作ることで、牛乳に対するいやなイメージも払しょくされそうです。
独特な世界観が想像力を刺激する
著者 :及川 賢治・竹内 繭子(作・絵)
出版社 :岩崎書店
あまりにナンセンスな展開に、思わず親子で笑ってしまうことでしょう。独特な世界観にはお子さまの想像力も大いに刺激されそうです。牛乳が嫌いな気持ちも、笑っているうちにどこかに吹き飛んでしまうかもしれません。
牛乳のことがもっと知りたくなる絵本
著者 :中山章子(監修・料理製作)、古島万理子(写真) ほか
出版社 :ひさかたチャイルド
この絵本では、牛乳がどんなものに使われているのかが紹介されています。絵本を開く前に、「牛乳を使って作られている食べ物は何かな?」と予想してみるのもいいかもしれません。
生クリームやバターは、おうちでも作れるように説明がついています。お子さまと一緒に挑戦してみると、さらに興味がわきそう。知的好奇心がくすぐられる絵本です。
自由研究にもおすすめ
著者 :寄藤文平
出版社 :美術出版社
ミルクを使ったレシピやミルクを使った実験など、お子さまが思わず「やってみたい!」と盛り上がりそうな内容がいっぱいつまっています。小学生の自由研究にもおすすめです。
絵本で楽しく食育を
今回は「牛乳の絵本」を集めましたが、このほかにもさまざまな食材に関する絵本があります。お子さまの状況や用途に合わせてピッタリなものを選んでみてください。