小学校に入学すると、学校からの宿題の習慣がはじまります。低学年のころは、親のフォローが必要な場合がほとんどです。筆者の長男の経験から、失敗談も交えつつ、子どもが意欲的に取り組めるような宿題の教え方について、ご紹介します。
小学1年生は宿題のフォローが必要!
しかし、宿題の内容によっては、フォローが必要なことも……。たとえば、文章の読解問題や、連休の前に時々出される絵日記などです。
周りのママ友に聞くと、やはり1年生や2年生などの低学年のころは、宿題を見ているという声が多かったです。夏休みになると、自由研究や読書感想文などもあり、親のフォローがかなり重要になってきます。
おすすめの宿題の教え方とは?
宿題を教えるときは、視点を変えてみるのがおすすめです。たとえば、算数ならお菓子などを使って実際に手で動かしながら考えたり、物語の登場人物の気持ちを読み取る内容なら、子どもの興味のあることに置き換えて考えてみたり。また、ヒントを小出しにして正解に導くと、教えられたからではなく、自分でできたと思えるため効果的です。
少しでも達成感を味わえることができれば、問題を解くのが楽しくなり、次からの意欲もわいてきます。たとえヒントをたくさん出さないと解けなかったとしても、逃げ出さずに宿題にきちんと向かった姿勢をほめてあげることが大切です。ほめられると、どんな子どもでも喜びます。
NGな宿題の教え方とは?
筆者は長男に、「どうしてこんな簡単な問題ができないの?」とあきれたような言葉を口にしたことがあります。これを続けていたら自信を失い、宿題どころか勉強も嫌いになってしまいます。
宿題を教えるときは、見守ること、怒らないこと、侮辱しないことがポイント。ママは感情的になりがちなので、休みの日にはパパに宿題をみてもらうのもおすすめです。
宿題をする環境づくり&ルールづくり
わが家では、低学年のうちは学習机を買わずにリビングで勉強させていました。横に座って見ることもあれば、カウンターごしに見ているときもありました。長男の場合、3年生になると親が見なくても宿題ができるようになったので、3年生の後半に学習机を購入しました。
また、宿題をするルールづくりも必要です。わが家の場合は、外に遊びに行く前に必ず宿題を終わらせることにしています。ゲームをする場合も終わってからと決めています。また、友だちと一緒に宿題をすることは一切認めていません。習い事が忙しくなり臨機応援に対応するときはありますが、ルールがぶれないように気を付けています。
やる気の出る教え方をしよう!
子どもの長い将来のために、楽しく意欲的に宿題に取り組めるような教え方や環境づくりをしていきたいですね。