2018年04月05日 公開

宿題の教え方のコツ!親のフォロー次第で子どもがやる気に!

小学校に入学すると、学校からの宿題の習慣がはじまります。低学年のころは、親のフォローが必要な場合がほとんどです。筆者の長男の経験から、失敗談も交えつつ、子どもが意欲的に取り組めるような宿題の教え方について、ご紹介します。

小学校に入学すると、学校からの宿題の習慣がはじまります。低学年のころは、親のフォローが必要な場合がほとんどです。筆者の長男の経験から、失敗談も交えつつ、子どもが意欲的に取り組めるような宿題の教え方について、ご紹介します。

小学1年生は宿題のフォローが必要!

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g-stockstudio / Shutterstock.com
長男が小学校へ入学してしばらくすると、宿題が出されるようになりました。長男は、幼稚園のころから書き方教室に通い、通信教育も受けていたため、家庭で学習することに抵抗はなく、比較的スムーズ。親の手厚いフォローは、不要でした。

しかし、宿題の内容によっては、フォローが必要なことも……。たとえば、文章の読解問題や、連休の前に時々出される絵日記などです。

周りのママ友に聞くと、やはり1年生や2年生などの低学年のころは、宿題を見ているという声が多かったです。夏休みになると、自由研究や読書感想文などもあり、親のフォローがかなり重要になってきます。

おすすめの宿題の教え方とは?

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親が宿題の答えを教えてしまうのは簡単ですが、子どもがその答えにたどり着くように促したり、いちいち口を出さずに見守ることが大切です。「どうして、できないの!」とイライラすることもありますが、ここは親のふんばりどころ。筆者もときにイライラしつつも、なんとか乗り越えてきました。

宿題を教えるときは、視点を変えてみるのがおすすめです。たとえば、算数ならお菓子などを使って実際に手で動かしながら考えたり、物語の登場人物の気持ちを読み取る内容なら、子どもの興味のあることに置き換えて考えてみたり。また、ヒントを小出しにして正解に導くと、教えられたからではなく、自分でできたと思えるため効果的です。

少しでも達成感を味わえることができれば、問題を解くのが楽しくなり、次からの意欲もわいてきます。たとえヒントをたくさん出さないと解けなかったとしても、逃げ出さずに宿題にきちんと向かった姿勢をほめてあげることが大切です。ほめられると、どんな子どもでも喜びます。

NGな宿題の教え方とは?

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Motortion Films / Shutterstock.com
子どもが宿題をしている間、一問一問に口を出すほど親がはりついていると、子どもは嫌な気持ちになります。筆者もそうでした。「最初だから、きちんと見てあげなければ!」と気負っていたためです。「きちんと間違わないようにやりなさい」というオーラが出ていたためか、長男がイライラしたり、できないことに泣いたりで、あまり良いことはありませんでした。

筆者は長男に、「どうしてこんな簡単な問題ができないの?」とあきれたような言葉を口にしたことがあります。これを続けていたら自信を失い、宿題どころか勉強も嫌いになってしまいます。

宿題を教えるときは、見守ること、怒らないこと、侮辱しないことがポイント。ママは感情的になりがちなので、休みの日にはパパに宿題をみてもらうのもおすすめです。

宿題をする環境づくり&ルールづくり

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なかなか勉強をしない子どもに「早く勉強しなさい!」と言うだけではななく、親も隣に一緒に座ることが必要です。特に低学年のうちは、なかなか一人では机に向かうことができません。見守ってくれているという安心感もわきます。

わが家では、低学年のうちは学習机を買わずにリビングで勉強させていました。横に座って見ることもあれば、カウンターごしに見ているときもありました。長男の場合、3年生になると親が見なくても宿題ができるようになったので、3年生の後半に学習机を購入しました。

また、宿題をするルールづくりも必要です。わが家の場合は、外に遊びに行く前に必ず宿題を終わらせることにしています。ゲームをする場合も終わってからと決めています。また、友だちと一緒に宿題をすることは一切認めていません。習い事が忙しくなり臨機応援に対応するときはありますが、ルールがぶれないように気を付けています。

やる気の出る教え方をしよう!

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小学校1年生のはじめは、まだ学習する習慣がついていない子どもがほとんどです。そのため、親が宿題のフォローをする必要があります。答えを教えてしまったり、すぐに怒ったりすると、子どものやる気はなくなり勉強嫌いにもなりかねません。

子どもの長い将来のために、楽しく意欲的に宿題に取り組めるような教え方や環境づくりをしていきたいですね。

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この記事のライター