国名・大陸の形・海洋の名称…… 世界地図のおもちゃや教材は、遊びながら地図の知識とグローバルな視野を身に付けることができます。国々を視覚・触覚に訴えて、知識を定着させるおもちゃ・教材5選のご紹介です。
学力・対人スキル向上に◎「世界地図を使った知育」
0~6歳の幼児期は子どもの成長には非常に大切。この時期に知識+自分で考える脳のトレーニングをすることで、さまざまな力が鍛えられます。
世界地図を学ぶ際も、名称・形の丸暗記だけではもったいないので、国旗の意味・気候・特産物等についても興味を広げるようパパママが誘導しましょう。
世界地図のおもちゃ・教材の知育効果をアップさせるなら、親子で一緒に遊ぶのがおすすめです。コミュニケーションをとりながら遊ぶことで、記憶力だけではなく集中力・想像力・創造力・洞察力・コミュニケーション能力など総合的に伸ばせます。
世界地図に興味を持つことは国際感覚を養い、広い視野を持って人・物事に向き合うことの近道とも言えるでしょう。
くもんの世界地図パズル
販売元:くもん出版(KUMON PUBLISHING)
196カ国の国名・位置・地形をパズルで覚えられます。視覚と触覚を刺激する、カラフルでほどよい厚みのあるピースです。
はじめは州別の大きなピースから挑戦して、慣れてきたら国別ピースで遊びます。文字の読めない小さなお子さまも、形をもとにパズルを完成させることで、国の形を自然と覚えていくはず。
またパズルで味わえる達成感は子どもの自信へとつながります。完成するたびに褒めてあげましょう。
「国名を隠したピースを見て国名を当てる」「国名からピースを探す」など、パズル以外の楽しみ方も可能です。繰り返し遊ぶことで集中力・記憶力・図形認識能力・巧緻性を高められます。
とびだす世界地図帳
著者 :アニータ・ガネリ(ぶん)、スティーブン・ウォーターハウス(え)
出版社 :大日本絵画
世界を7つに分けて解説した仕掛け絵本です。分かりやすく親しみやすいイラストで、国名・国旗・気候が自然と頭に入るでしょう。
知りたい気持ちに応える十分な情報量と簡潔な文章。飽きずに一気に読めてしまう、お子さまの知的好奇心を伸ばして想像力をかき立てる地図帳です。
世界遺産・各国の特産品・名所など、一般教養として知っておくと一目置かれそうな各国の特徴や豆知識が盛りだくさん。重要な情報は飛び出す、引き出すといった視覚と触覚に訴える工夫がされています。
地球儀 しゃべる国旗付
販売元:レイメイ藤井
「学力の高い子の家庭には地球儀がある」という一説もあるほど、知育教材として定番の地球儀。見て、触れて世界を学べる地球儀に、おしゃべり機能がついた教材です。
付属のタッチペンで国に触れると、国名と首都名、面積、人口といった情報を聞くことができます。国際的な正式名称とも言える、英語の国名も聞ける点が嬉しいポイントです。
ニュースで聞いた国の位置を調べたり、食べているお菓子の原料の生産国を見つけたり……。お子さまの好奇心と探究心も満足するはずです。
こたえがでてくる! おふろでスタディ
販売元:パイロットインキ(PILOT INK)
忙しいパパママも、お風呂の時間は子どもとコミュニケーションをとりやすいのではないでしょうか。リラックスした状態で楽しく国名・国旗を覚えられる知育玩具です。
日付変更線・赤道・世界の挨拶なども5分程度で学べるため、集中持続時間が短いお子さまにもおすすめ。各国の国旗に番号が書かれていて、国名はお湯をかけると見えるようになります。地図には国名の代わりに番号が書かれているので、国名と国旗を連携して覚えてみましょう。
書いて消せる世界地図
販売元:デビカ
ホワイトボード感覚で、繰り返し書いて消せる世界地図です。気づいたこと、知りたいことをその都度、付属のマーカーペンで書き込みをすることで知識を確かなものにできます。リビング・子ども部屋などいつも目に入る場所に貼って、世界地図を見ることを習慣化しましょう。国名・国旗・人口・気候等の知識が自然と頭に入ります。
新聞・ニュースで取り上げられた国に丸付けするのも良いですね。パパママと一緒に報道内容と照らし合わせることで「世界は広くさまざまな国があり、自分とは異なる考え方がたくさんある」と気づきます。世界地図を身近に貼ることで、国際感覚を育てることにつながります。
世界地図で好奇心を広げよう
国名・国旗をマスターしたら、その国の気候・特産品を覚えてみましょう。各国の大まかな特徴を幼児期に覚えることで、小学校以降の社会・地理の学習がかなり楽になります。
世界地図にあまり関心を示さない場合は、食べ物・動物など子どもの興味のあるものと国を結びつけてみるのもひとつの手。お子さまの知的好奇心を広げる遊びの一環として、世界地図を取り入れてみてはいかがでしょうか。