2017年01月14日 公開

早春の行事『初午』をお子さまと楽しみましょう

2月の有名な行事といえば節分ですが、その他にも初午(はつうま)という農業の豊作祈願が由来の行事があります。初午は2月最初の午の日を初午の日として、各地の神社で盛大にお祭りが開催されます。初午の日は京都の伏見稲荷大社に稲荷大神が鎮座されたことからはじまったといわれています。

2月の有名な行事といえば節分ですが、その他にも初午(はつうま)という農業の豊作祈願が由来の行事があります。初午は2月最初の午の日を初午の日として、各地の神社で盛大にお祭りが開催されます。初午の日は京都の伏見稲荷大社に稲荷大神が鎮座されたことからはじまったといわれています。

初午の日はいつ?どういうものなのでしょうか?

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初午の日は、711年に京都の伏見稲荷大社に祀られている農業の神、宇迦之御魂(うかのみたま)が京都にある伊奈利山(いなりやま)に鎮座された日を祭ったことからはじまったといわれています。

初午は2月最初の午(うま)の日のことですが、十二支のひとつ、午のことで、昔は日付を十二支を使って表現していたことから、最初の午の日を「初午の日(はつうまのひ)」とよんでいます。初午の日には京都の伏見稲荷大社や各地の稲荷神社で盛大にお祭りをします。

伊奈利山に鎮座した大神が農業の神であったことから、農業の豊作祈願が始まりだと言い伝えられています。

2017年の初午の日は2月12日、2018年の初午の日は2月7日(水)です。

初午の日はどのようなことををするの?

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昔は稲荷神社は農作物の神を祀る神社でしたが、現在では豊作祈願の他にも商売繁盛、開運、家内安全などを祈願するようになりました。

京都の伏見稲荷大社は稲荷神社の総本山ですが、その他にも大阪の玉造稲荷、愛知の豊川稲荷など各地の稲荷神社で盛大にお祭りをするところもあります。

初午の日にはいなりずしを食べる習慣も

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稲荷神社といえば、神様のお使いがキツネだったことから、キツネの好物の油揚げやいなりずしをお供えしたり、食べたりします。

また、稲荷神社で祀られているキツネは、一般のキツネではなく、白くて人間の目には見えないびゃっこさんといわれています。

初午の日にいなりずしを食べる理由は?

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京都の伊奈利山(いなりやま)に稲荷神社の神、宇迦之御魂(うかのみたま)が降り立ったことから、この神にちなんでいなりずしを神社に供えたり、食べて豊作祈願をしたことが由来だといわれています。

さらに、稲荷神社の使いはキツネであることから油揚げ。このことにちなんで各地の稲荷神社では油揚げやいなりずしを供えるようになったとも。初午の日には、その年の豊作や無病息災、家族みんなの幸福を願うことから米俵の形に似たいなりずしを食べる習慣が広まっています。

子どもも大喜び!リラックマのいなりずしで無病息災を

初午の日には、ちょっとひと手間かけて子どもも大好きなリラックマのいなりずしで1年の健康と幸せを祈願してはいかがでしょうか?家族の団らんやお弁当にと大活躍してくれます。
とっても簡単で、手軽に作れますので、材料とレシピをご紹介します。

作り方
1. さつま揚げを丸型で抜き、下を直線にカットして半月形にする。
2. いなりずし用に酢飯を作り、いなりずしの皮に詰めておく。
3.さつま揚げで作った耳を乾燥パスタで差し込む。
4.チーズを丸くくりぬいた鼻を貼り付け、のりパンチで目と鼻を抜き、貼り付けて出来上がり。

【材料】
稲荷あげ 8枚
寿司飯 1.5合
■ さつまあげ
■ チーズ
■ 乾燥パスタ

初午の日は稲荷神社に行っていなりずしを食べましょう

初午の日についていろいろご紹介してきましたが、いかがでしたか?節分、豆まき、恵方巻に比べると、あまり知られていない行事ですが、稲荷神社に参拝に行ったり、いなりずしを食べる習慣でお子さまと古くからある日本の行事に親しみ、一緒にお料理をしたりしながら初午を楽しんでください。

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この記事のライター