子どもを車に乗せるときに必要になるチャイルドシートは、何歳まで着用しなければならないかご存じですか?チャイルドシートは、万が一のときに子どもの命を危険から守ることをサポートしてくれる大切な存在です。何歳まで使用すべきか理解して、快適なドライブを楽しみましょう。
チャイルドシートの着用義務は5歳まで
道路交通法の「幼児」とは6歳未満の子どもを意味します。したがって、着用義務は新生児から5歳の子どもまでということになります。
チャイルドシートを着用しなかったら罰金
「幼児用補助装置使用義務違反」といって、点数が1点科されます。反則金はありませんが、子どもの命を守る大切なものなので、乗車の際は必ずチャイルドシートをするように心がけましょう。
6歳になってもチャイルドシートは必要?
6歳というのはあくまでも目安なので、身長が140cmを超えるまではチャイルドシートやジュニアシートを着用したほうが安心です。
6歳未満でもチャイルドシートを着用しなくてよいパターン
(1)車のシートの構造上、座席にチャイルドシートを設置できないとき
(2)(定員内の乗車で)乗車人数が多く、チャイルドシートが設置されていると全員が乗れないとき
(3)子どものけがなどでチャイルドシートが着用できないとき
(4)極度の肥満や子どもの体の状態が原因で正しくチャイルドシートが着用できないとき
(5)授乳や赤ちゃんのおむつ替えなど、チャイルドシートを着用したままでは大人が子どものお世話をできないとき
(6)バスやタクシーに乗るとき
(7)病気やけがなど応急救護のため、病院や警察などへ救急搬送する必要がある子どものとき
おすすめチャイルドシート
新生児から使えるチャイルドシート
販売元:アップリカ
新生児から対応しているので、出産後の退院時から使用できます。状況や成長に合わせて、平らなベッド型、後ろ向きのイス型、前向きのイス型と姿勢を変えることができます。レバーの上げ下げで回転できるので、操作も簡単。通気性のよいヒップインナーシートは洗濯機で洗えるので、清潔に保てます。日差しから赤ちゃんを守ってくれるシェード付きなのも嬉しいですね。
1歳から11歳まで、長く使えるチャイルドシート
販売元:Combi
1歳頃から11歳頃まで長く使えるチャイルドシートです。取り付けや変形も簡単にできる軽量タイプなので、ママやおばあちゃんでも簡単に取り外しが可能。急な来客でも安心です。
販売元:Aprica
こちらも1歳頃から11歳頃まで長く使えます。首と頭を包んで守るという発想で開発されたチャイルドシートです。両サイドにドリンクホルダーが付いているので、飲み物やおもちゃ入れに活用できます。
使用頻度が低い方におすすめのチャイルドシート
販売元:Joie
低価格なチャイルドシートを探している方におすすめの商品です。帰省中だけ使いたい、ほとんど車に乗る機会がないという方には十分でしょう。シートの向きは回転しないタイプです。
対象年齢は1歳から4歳頃までのため、5歳頃にはジュニアシートへの買い替えを考えておくとよいでしょう。
チャイルドシートを正しく使って子どもを守ろう
車に乗る回数が多い場合は購入したほうがよいですが、帰省先で使うだけという場合などはレンタルもあります。お子さまが安全にドライブを楽しめるよう、状況や必要に応じて正しくチャイルドシートを使用してください。