2016年11月17日 公開

ギャングエイジ期の育児ストレスとその解消法5選

魔の2歳児と呼ばれる時期を経て、少し落ち着いたかと思ったら、ギャングエイジ期と呼ばれる生意気盛りで元気いっぱいの時期がやってきます。育児が楽しくなってきた反面、ストレスも増えていきます。そんなギャングエイジ期でよく感じる育児ストレスとその解消法をご紹介します。

魔の2歳児と呼ばれる時期を経て、少し落ち着いたかと思ったら、ギャングエイジ期と呼ばれる生意気盛りで元気いっぱいの時期がやってきます。育児が楽しくなってきた反面、ストレスも増えていきます。そんなギャングエイジ期でよく感じる育児ストレスとその解消法をご紹介します。

片付けができないことへのストレス

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このギャングエイジ期の子どもは片付けが苦手な子が多いかもしれません。遊んだら遊びっぱなし、パパママが片付けてもすぐ元通り。その度にガミガミ叱って、後で自己嫌悪したり。

そんなときは、一度叱るのを止めてみましょう。子どもの良いところを褒めてあげて、信頼関係を深めることに徹してみてください。もしかしたら、いつの間にか自主的に片付けができるようになっているかもしれません。イライラして仕方がないときはふと冷静になって、子どもの良いところを積極的に見つけてあげるようにしてください。

口答えをされることへのストレス

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ギャングエイジ期になると段々と自己主張が強くなり、大人の言うことを聞かないことも多々見受けられるようになります。パパママはこの子どもの変化に大きなショックを受けるとともに、叱っても言うことを聞いてくれない子どもにストレスを感じます。

そういうときは、自分の意見を言いたい時期なのだと納得して、まずは子どもの意見に耳を傾けてあげましょう。そこで子どもが間違ったことを言っていたとしたら、一度その意見を受け止めてあげた上で、「でもこういうやり方もあるよ」と教えてあげてください。
子どもは自分の意見を受け止めてもらえたというだけで、満足することもあります。

すぐばれる嘘をつかれることへのストレス

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言語が発達するにつれて、自分を守るためや気を引こうとするために嘘をつくことがあります。可愛い嘘なら大人も微笑ましく思うことが多いですが、いけないことをしたのにしていないと嘘をつくこともあります。それが頻発すると、どうしてそういう嘘をつくの!とイライラしていまいますよね。

子どもが嘘をついているときは、叱らずにまず子どもの気持ちを優しく聞き出してあげてください。そして子どもがきちんと本当のことを話しても叱らずに話してくれたことを褒めてあげましょう。嘘をついて隠そうとしたことを、本当はどう対処したらよかったのかを子どもと一緒に考えてあげてください。

頻発する兄弟喧嘩に対するストレス

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自己主張ができるようになってくると、もし弟や妹がいた場合、意見がぶつかったり行動がかぶってしまい喧嘩になることもしばしば。喧嘩するほど仲が良いとは言いますが、頻発するとそれがパパママのストレスにも繋がっていきます。

もし喧嘩が頻発するようであれば、頭ごなしに喧嘩をしないように叱るのではなく、「喧嘩をしたらパパママは悲しいよ」と伝えてあげてください。
喧嘩はいけないことだという事実だけを教えるのではなくて、「パパママが悲しい思いをするから喧嘩をしてはいけない」と子ども自身に考えてもらうことが重要です。

食べ物の好き嫌いに対するストレス

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段々味覚が発達してくると、食べ物の好き嫌いが出てくる子どももいます。一生懸命作った食事を残されたらとても悲しいし、食事を疎かにして遊びたい子どもに対してイライラしてしまうときもありますよね。

ちょっとの好き嫌いであれば、他の食材で栄養をカバーできる場合がほとんどです。無理矢理食べさせるのではなく、細かく切ったりすりおろしたりして見えなくするところからはじめてみましょう。
それでも嫌がる場合があります。ちょっとでも箸をつけたらオーバーリアクションで褒めてあげたりと、自発的に食べる意欲を育ててあげてください。

大人への反発は発達の印!優しく見守ろう

生意気盛りのギャングエイジ期は、子どもの成長を嬉しく思う反面、言うことを聞いてもらえないことにストレスを感じることが多くなります。つい口うるさく怒ってしまいがちですが、自分の子どものころをふと思い返してみると、自分もそうだったなと思うことがあるかもしれません。反抗されたとき、パパママはその分たくさんの愛情を返してあげてください。それが将来の子どもの健やかな成長にさらに繋がっていきますよ。

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この記事のライター