魔の2歳児と呼ばれる時期を経て、少し落ち着いたかと思ったら、ギャングエイジ期と呼ばれる生意気盛りで元気いっぱいの時期がやってきます。育児が楽しくなってきた反面、ストレスも増えていきます。そんなギャングエイジ期でよく感じる育児ストレスとその解消法をご紹介します。
片付けができないことへのストレス
そんなときは、一度叱るのを止めてみましょう。子どもの良いところを褒めてあげて、信頼関係を深めることに徹してみてください。もしかしたら、いつの間にか自主的に片付けができるようになっているかもしれません。イライラして仕方がないときはふと冷静になって、子どもの良いところを積極的に見つけてあげるようにしてください。
口答えをされることへのストレス
そういうときは、自分の意見を言いたい時期なのだと納得して、まずは子どもの意見に耳を傾けてあげましょう。そこで子どもが間違ったことを言っていたとしたら、一度その意見を受け止めてあげた上で、「でもこういうやり方もあるよ」と教えてあげてください。
子どもは自分の意見を受け止めてもらえたというだけで、満足することもあります。
すぐばれる嘘をつかれることへのストレス
子どもが嘘をついているときは、叱らずにまず子どもの気持ちを優しく聞き出してあげてください。そして子どもがきちんと本当のことを話しても叱らずに話してくれたことを褒めてあげましょう。嘘をついて隠そうとしたことを、本当はどう対処したらよかったのかを子どもと一緒に考えてあげてください。
頻発する兄弟喧嘩に対するストレス
もし喧嘩が頻発するようであれば、頭ごなしに喧嘩をしないように叱るのではなく、「喧嘩をしたらパパママは悲しいよ」と伝えてあげてください。
喧嘩はいけないことだという事実だけを教えるのではなくて、「パパママが悲しい思いをするから喧嘩をしてはいけない」と子ども自身に考えてもらうことが重要です。
食べ物の好き嫌いに対するストレス
ちょっとの好き嫌いであれば、他の食材で栄養をカバーできる場合がほとんどです。無理矢理食べさせるのではなく、細かく切ったりすりおろしたりして見えなくするところからはじめてみましょう。
それでも嫌がる場合があります。ちょっとでも箸をつけたらオーバーリアクションで褒めてあげたりと、自発的に食べる意欲を育ててあげてください。