2017年11月20日 公開

なぞなぞ遊びの知育効果と、おすすめのなぞなぞ本を紹介

子どものなぞなぞ遊びは語彙を増やしたり、想像力を養ったりと、とても頭を使う遊びです。また問題を出したり出されたりとコミュニケーションのトレーニングにもなります。そんななぞなぞ遊びの知育効果とおすすめ本を紹介します。

子どものなぞなぞ遊びは語彙を増やしたり、想像力を養ったりと、とても頭を使う遊びです。また問題を出したり出されたりとコミュニケーションのトレーニングにもなります。そんななぞなぞ遊びの知育効果とおすすめ本を紹介します。

なぞなぞの知育効果とは?

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Tom Wang/shutterstock.com

問題をとく力

幼児期の子どもにとって、知識の引き出しを増やすことも必要ですが、問題を解いていく意欲や集中力、考える力がとても重要とされています。こうした自ら学ぶ能力は、いずれ小・中・高と進学・学習する上でベースとなる力になります。
・問題を聞いて理解する
・答えを頭の中の引き出しから探す
・考えた答えを言葉でアウトプットする
なぞなぞ遊びの繰り返しは頭のとても良いトレーニングになります。
もちろん、楽しく遊べることが一番の魅力ですね。

語彙を増やす

遊びや生活の中で多くの知識や言葉を覚える幼少期。なぞなぞ遊びも、子どもが楽しみながら自然と語彙力を伸ばしてくれます。何気なく知っている言葉を、あらためてなぞなぞで問いかけられ考えるうちに、言葉とその意味をつなげ記憶の定着に導いてくれます。

想像力や発想力

なぞなぞ遊びでは、すぐ答えがわからない問題を、子どもは想像力と発想力で答えを導こうとします。もちろん用意された正解とは異なる答えもたくさん出てきますが、それがまたとても面白くて楽しいものです。なぜこの答えになったの?と聞いてみるとなるほど、と思うことがしばしばです。こうした発想力は大切に伸ばしてあげたいものです。

コミュニケーション能力

なぞなぞ遊びは二人以上のやりとりですから、自分以外に相手がいます。 お互いに話しを良く聞く、わかるように話す、答えを待つ、こうしたやりとりがコミュニケーションのトレーニングになります。

問題をつくるちから

問題を解くより、つくる方がより難易度が高いのはパパママも経験があると思います。なぞなぞ遊びを子どもとしていると、子どものほうから「こんどはわたしがなぞなぞをだす!」と言ってきます。そうしたらぜひノッてください。言葉の連想力が養われたり、論理的な思考能力がつくなどより高度な能力が磨かれます。もちろん「?」な問題ばかりですが真剣に考えて答えを出しましょう。

こうしたなぞなぞ遊びのやりとりは、とても楽しいものです。

おすすめのなぞなぞ本

パパママが自分で考えたなぞなぞが一番ですが、ネタ不足になりがちです。おすすめのなぞなぞ本を紹介します。
なぞなぞえほんセット ― 1のまき, 2のまき, 3のまき (日本傑作絵本シリーズ) | 中川 李枝子, 山脇 百合子 |本 | 通販 | Amazon (72120)

タイトル:なぞなぞえほんセット
著者  :中川 李枝子(作)/山脇 百合子(絵)
出版社 :福音館書店
なぞなぞだいすきようちえん (なぞなぞ&ゲーム王国) | 熊谷 さとし, どい まき |本 | 通販 | Amazon (72119)

タイトル:なぞなぞ&ゲーム王国(4) なぞなぞ だいすき ようちえん
著者:熊谷 さとし(作)/どい まき(絵)
出版社:ポプラ社

なぞなぞで楽しく遊ぼう!

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Monkey Business Images/shutterstock.com
なぞなぞ遊びの知育効果について紹介しましたが、一番大切なのは「楽しい」ことです。
正解にたどり着かず脱線することもしばしばですが、ユニークな答えや問題が飛び出したら、笑顔になるのはむしろパパママの方です。
ぜひ親子でなぞなぞ遊びを楽しんでください。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター