2018年12月07日 公開

3歳でも1人でできる!簡単な洋服のたたみ方【長袖・半袖・ズボン】

小さな子どもは、大人の仕事に興味津々。洗濯物をたたんでいると、「ぼくもやる!」と手を挙げてくれることがあります。そのやる気を損なってしまわないように、上手にたたみ方を教えてあげたいですね。小さな子どもでも失敗しにくい、洋服のたたみ方を紹介します。

小さな子どもは、大人の仕事に興味津々。洗濯物をたたんでいると、「ぼくもやる!」と手を挙げてくれることがあります。そのやる気を損なってしまわないように、上手にたたみ方を教えてあげたいですね。小さな子どもでも失敗しにくい、洋服のたたみ方を紹介します。

洋服をたたんで「指先をていねいに使う」ことを教える

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Africa Studio / Shutterstock.com
「布の端を合わせて重ねる」という単純な作業も、大人ほど器用に指先が使えない子どもにとっては難しいもの。だからこそ、子どもは上手にできて褒められたときに、大きな達成感を得られます。

忙しい毎日の中では、つい「子どもにたたませると余計に時間がかかる」と腰が引けてしまいがちです。でもシンプルなたたみ方を教えてあげると、3歳くらいの小さな子どもでも、きれいにたためるようになりますよ。

洗濯物をたたむという行為は、生活力を身につけるだけでなく、指先を使う練習にもなります。子どもでも失敗しにくいたたみ方を教えて、日常生活の中で指先をていねいに使う力を育てましょう。

長袖Tシャツのたたみ方

STEP1:洋服を平置きにする

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Tシャツの背の方を向け、床などに広げて平置きにします。

STEP2:両袖を身頃に向けてたたむ

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袖を片方ずつ、身頃に向けて折りたたみます。

STEP3:上下・左右に半分に折る

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上下に半分に折ります。
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さらに左右に半分に折って完成です。

収納スペースに合わせてコンパクトにしたいときは、ここからさらに半分に折っても良いでしょう。

半袖Tシャツのたたみ方

STEP1:洋服を平置きにする

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Tシャツの背の方を向け、床などに広げて平置きにします。

STEP2:左右から袖と身頃を折る

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背中の中央に向かって、左右から袖と身頃を折ります。

STEP3:上下に半分に折る

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上下に半分に折ります。
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裏返して完成です。
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さらに上下に半分に折ると自立するため、収納しやすくなりますよ。

ズボンのたたみ方

STEP1:洋服を平置きにする

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ズボンの前面を上に向け、床などに広げて平置きにします。

STEP2:両足部分を重ねる

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両足部分を内側に重ねます。

STEP3:上下に2回、半分に折る

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上下に半分に折ります。
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さらに半分に折れば完成です。
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こちらも自立するため、立てて収納できますよ。

きれいにたたむためのコツ

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きれいにたたむには、まず端をそろえることを意識することが大事です。

子どもには難しい動作なので、焦らせずにじっくり見守ってあげましょう。最初のうちはぐちゃぐちゃになってしまいますが、慣れると上手に端を合わせられるようになります。

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また、折りたたむたびに手で軽く押すように「手アイロン」をかけると、よりきれいに仕上がります。

「折り紙に折り目をしっかりつけるような感じで押さえてみて」と説明すると、子どもにもわかりやすいようです。

まずは小さなものからたたんでみよう!

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FamVeld / Shutterstock.com
洗濯物をたたむのに興味を示したら、まずはハンカチやタオルなど、簡単なものからスタートすると良いでしょう。

徐々にステップアップして、自分の衣類を自分でたためるようになると、親も楽になります。

子どもが練習の機会を増やせるように、洗濯物をたたむときはなるべく「一緒にやろう」と声をかけてみましょう。

洋服をたたむのを手伝ってくれたら、きれいにたためていなくても、1枚だけだったとしても、「ありがとう」という言葉を忘れずに。親の力になれたという喜びが、子どものやる気を育てます。

わが家の3歳の次女も、筆者が洗濯物をたたんでいると「自分もやる!」と言ってきてくれます。最初はタオルさえきれいにたためなかったのですが、お手伝いをはじめて半年ほどたった今は、時間は少しかかりますが長袖も器用にたたんでくれます。

洗濯物をたたむという家庭の仕事を通して、生活力を身につけ、指先のていねいな使い方をおぼえ、「自分でできる!」という前向きな姿勢を育てることができます。ぜひ親子で取り組んでみてくださいね。

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この記事のライター