バンダイは2018年2月、小中学生の子どもを持つ親に対し、子どもが考える「海外」に関する意識調査を行いました。その結果から見えてきた、子どもの海外への関心度合いや実態、親が行っている取り組みについてご紹介します。
小中学生が考える「海外」に関する意識調査とは?
【調査対象者】
小学3年生から中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる人)
【 調査地域 】
全国
【回答者数】
700人
【調査時期】
2018年2月10日~2月12日
海外渡航は4人に1人が経験あり!
1位/ハワイ州、9.4%
2位/グアム、8.0%
3位/アメリカ合衆国(ハワイ州・グアム除く)、5.3%
4位/韓国、5.1%
5位/台湾、4.7%
家族で楽しめる南国ビーチリゾートや、近場のアジア圏に行くケースが多いことがうかがえます。
子どもの半数以上は行ってみたい国や地域がある!
海外渡航経験の有無別でみると、「ある」と回答したのは経験者で80.1%、非経験者で46.7%という結果に。海外の文化などに触れた経験があるほど、海外への関心が高いことがうかがえます。行ってみたい国や地域のベスト5は次の通り。
1位/アメリカ合衆国、17.3%
2位/ハワイ州、13.3%
3位/韓国、3.9%
4位/オーストラリア、3.6%
5位/フランス、3.1%
1位の「アメリカ合衆国」を選んだ理由は、「語学勉強」 という回答が多く、ほかにも「本場のディズニーランドに行ってみたい」、「メジャーリーグを観戦したい」などの声もありました。 3位の「韓国」を選んだ理由は「好きなアーティストや有名人がいるから」など、各国ならではの観光名所や文化に触れたいと思っている様子がうかがえます。
親の3割は海外を意識した取り組みを実施!
1位/語学教室に通わせている、32.2%
2位/海外に関する話をするようにしている、24.6%
3位/海外旅行に連れて行く、24.2%
4位/海外に関するニュース・情報番組を見せている、20.4%、
5位/海外に関する映画を見せている、16.6%
語学教室などの習い事以外でも、旅行や映画など楽しみながら海外を意識させる取り組みを実施している様子がわかりました。
海外への興味を促す必要性
子どもが海外を意識して何らかの活動を行うためには、親のサポートが不可欠です。「行ってみたい国や地域の情報を知ったきっかけ」は、「TVのニュース・情報番組を見て」が1位、「親御さんから話を聞いて」が2位という結果に。習い事だけでなく、楽しみながら自然と海外へ興味を持つように促したいですね。