2018年02月09日 公開

手作りのパターンボードで図形学習!遊び方と作り方のコツを紹介

パターンボードは、ボード上のピンに輪ゴムを引っ掛けて、三角形や四角形などを作っていく知育おもちゃです。幼児でも気軽に遊べるので、図形学習の第一歩にぴったり!そんなパターンボードを、ホームセンターと100均をフル活用して作ってみました!

パターンボードは、ボード上のピンに輪ゴムを引っ掛けて、三角形や四角形などを作っていく知育おもちゃです。幼児でも気軽に遊べるので、図形学習の第一歩にぴったり!そんなパターンボードを、ホームセンターと100均をフル活用して作ってみました!

パターンボードって?

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ボード上のピンに輪ゴムを引っ掛けて、好きな図形や模様を作って楽しむおもちゃ、パターンボード。くもんから発売されている知育玩具「わごむパターンボード」は、日本おもちゃ大賞2013年のエデュケーショナル・トイ部門で大賞を受賞しており、知育に興味のある方なら知っている方も多いかもしれませんね。

三角、四角、ひし形……図形感覚の芽生えに

等間隔に打たれているピンにゴムを引っ掛けて、好きな形を作ります。指先を動かしているうちに「なにか形ができた!」と気づきがあり、遊びながら図形感覚を養うことができます。

輪ゴムを引っ掛ける作業は指先トレーニングにも

パターンボードは、指先のトレーニングにも有効です。わが家でも、3歳の息子はスムーズに輪ゴムを引っ掛けていたのに対し、2歳の娘はまだまだぎこちなく、輪ゴムを引っ張って掛けるのが難しい様子。でも、それなりに楽しんでいます。工夫してひっかけてみようと、トライしています。パズルや洗濯ハサミで遊ぶような感じで、パターンボードで遊ぶことはいい指先運動になるなと実感しています。

図形感覚を鍛えながら、指先のトレーニングもできるなんて、一石二鳥の知育おもちゃといえますね!

パターンボードを作ってみよう!

市販のパターンボードもありますが、自分で手作りすることもできますよ!せっかく買ってきたのに子どもたちが遊んでくれなかったらショックですよね。でも、ママやパパの手作りなら、それだけで子どもたちは興味を持ってくれるはず!

準備するもの(材料・道具)

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<材料>
木箱
木の板(木箱に入る大きさ、厚みは1cmくらい)

樹脂粘土

<用具>
接着剤
金づち(トンカチ)
定規
ペンか鉛筆

※今回用意した木箱の内寸は縦23cm×横26cmです。

製作上のポイント

・木の板は、木箱に入るサイズにカットしなければいけなかったので、ホームセンターのカットサービスを利用しました。のこぎりを使うのは大変なので、カットサービスを利用すると便利です。

・釘の頭にカラフルな樹脂粘土を巻いて、保護しました、子どもが触っても危なくないように、また、もしも釘が抜けてしまっても見つけやすくなります。

・樹脂粘土は乾くと頑丈になります。紙粘土で試作もしてみましたが、紙粘土は耐久性に欠けました。

・完成した木箱を買うと、外枠を作る手間が省けるのでオススメです。

・木箱は深めのものを用意し、完成した時に釘の頭が箱の高さから飛び出ないようにしました。これなら収納も楽で、ケガをする心配も少なくなります。

・打ち付けたくぎの根元を瞬間接着剤で固めると、より安全です。

作り方

(1)木箱と木の板を用意する

作りたいパターンボードの大きさにあった木箱を用意します。それにぴったり入る木の板も用意します。
※今回は、ホームセンターの端材コーナーでB級品の木箱と板を買いました。

(2)板に釘を打つ場所を決める

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板に、等間隔に釘を打つ場所を決めます。今回の板は縦23cm×横26cmだったので、周囲を1cmずつ空け、3cmごとに鉛筆でポイントを付けました。

(3)釘を金づちで等間隔に打つ

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板に、等間隔にクギを打ちます。この時、安全のため、釘が抜けないようにしっかりと打ちましょう。また、ゴムを引っ掛けやすいように、クギの頭の高さを揃えるようにします。

(4)釘の頭を樹脂粘土で保護する

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樹脂粘土(100均で購入可)で、釘の頭を包み、保護します。

また、釘の根元は、安全のため瞬間接着剤を薄く塗って固定しておくと安心です。

(5)板と木箱を接着する

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板の裏に接着剤を塗り、木箱の底にはめて貼り付けます。

(6)一晩以上おいて十分に乾燥

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しっかり接着させるために、一晩以上おいて乾かします。

頑丈で安心して遊べるパターンボードが完成!

手作りパターンボードには、コルクボードに押しピンを付ける、ダボという木材を付けるなど、いろいろと方法はあるようなので試してみましたが、試作段階でどれも耐久性はイマイチでした。遊んでいるうちに壊れてしまってはとても危険ですし、子どもも夢中で遊ぶことができません。

今回紹介した方法も、クギを使うため、安全性への配慮はもちろん必要です。でも、これなら壊れることなく安心して遊ばせることができて、長期間使えるおもちゃになるはずです!

お子さまが図形に興味を示しはじめたら、ぜひプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

山葵菜コウ
山葵菜コウ

関西在住の1男1女年子の母。教育や学び、子育てにアンテナがぴーん!大学は初等教育・教育学を専攻。身につけた知識や思想を子育てに活かせるように日々奮闘しています。