子どもが離乳食に次いで間もなく訓練を必要とするのは「トイレ」の練習。簡単にオムツが外れる子もいればなかなか外れずに親が真剣になりすぎて疲れ果ててしまうことも。「うちの子は遅い」と気をもんでなくても大丈夫。慌てず実践できるトレーニングのコツを紹介します。
日常の子どもを観察ーきっかけとなるサインが見つかる
2~3歳で保育園、幼稚園に預けることになったりと生活環境が変化しやすいため、それまでにできるようにさせておこうというのはどの親も同じ。ですが、親の希望だけでどんどん進めてはかえってトイレトレーニングが長引く原因にもなってしまうのです。
まずは子どもの日常を普段以上によく観察すること。子どもが歩き始めるようになり、「マンマ」とか「オブー」とか子どもの口から単語が一つでも言えるようになればトイレトレーニング開始時期であると言えます。
脳と心、そして体は成長とともに同時に発達していくので、単語が言えるようになるのは意思表示ができるようになってきているということから取り掛かるには最適な時期であるでしょう。
環境を整えるー親も子も負担を最小限に
トイレの壁面に可愛いデコレーションをするのもよし、お気に入りのキャラクターを飾ってみるのもよし。
明るく、子どもが飽きない環境を作ることが大切です。
今では子ども用の簡易便座もキャラクターの便座も多く、ボタンが付いて押すと音楽が流れたりするものもあるので、一時ではありますが子どものためにも用意してみるのもいいかもしれません。
夏の時期がベストー後始末等、親の負担が少なく済む
おしっこサインを見逃さずにートイレで排泄習慣を
子どもにはトレーニングパンツを一応穿かせておき、「ちっち(おしっこ)」と言ったり、下半身をもぞもぞそわそわさせていたらとにかくトイレに連れていきましょう。
しばらくは失敗の連続かもしれませんが、決して怒ることはせずに穏やかな気持ちで臨んでください。
カレンダーをつけるー子どもの向上心に
子どもの好きなキャラクターのカレンダーを用意したり、プリントアウトして手作りしてあげましょう。
できたらシールを貼るといった取り組みにすると子どもの向上心に結び付き、トイレトレーニングが早く完了できるかもしれません。