「子どもがなかなか絵本に興味を示してくれない」とお悩みの方はいませんか。そんなときにはパペット絵本がおすすめです。人形や指人形を動かしながら絵本を読むことで、子どもの心をぐっと絵本にひきつけることができます。今回は、おすすめパペット絵本を5冊ご紹介します。
思う存分やりとり遊びが楽しめる
著者 :原優子(人形デザイン) 佐古百美(絵)
出版社 : 金の星社
ことばが出はじめの小さな子どもは、大人とのやりとり遊びが大好きです。「ハイどうぞ」「ありがとう」というやりとりを、おもちゃなどを使って飽きずに繰り返します。
この絵本は、子どもが好きな「ハイどうぞ」をたっぷりと行うことができる絵本です。絵本の中で、かわいいうさぎの指人形が動物たちに「ハイどうぞ」とプレゼントを渡します。
簡単なことばの繰り返しなので、赤ちゃんへの読み聞かせにもピッタリです。また文字が読めなくても、覚えたフレーズを口ずさみながらお子さま一人でも楽しめそう。
ミニサイズなので、バッグに入れて外出先でも楽しめますよ。
食育にもおすすめ
著者 :そら(絵)
出版社 :主婦の友社
「子どもがなかなかごはんを食べてくれない」と悩むパパママは多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのがこの絵本です。
この絵本は、かわいいしろくまくんが、いろいろな食べ物をパクパクと食べていくお話。しろくまくんが「おいしい」と食べる姿に、お子さまも食への意欲がちょっぴり高まるかもしれません。
ごはんを食べる前に読んであげるなど、いろいろと工夫をして効果的に取り入れてみてくださいね。
お外で楽しく遊ぶきっかけに
著者 :ロザリンド・ジェンナー(ぶん) アナスターシャ・ドラコヴァ(え)、おがわ やすこ(訳編者)
出版社 : 大日本絵画
かわいいおさるさんと一緒に遊んでいる気分になれるのがこの絵本です。絵本の中で、おさるさんがかくれんぼしたりジャングルジムに登ったり。
なかなか外で遊びたがらないお子さまもいるでしょう。でも「おさるさんみたいに外で遊ぼうか」などと声をかけると外で楽しく遊ぶきっかけになるかもしれません。
おやすみ前の一冊に
著者 :イグルー・ブックス(著者)、おがわ やすこ(訳編者)
出版社 :大日本絵画
寝る前に子どもに絵本を読んであげているというご家庭は多いのではないでしょうか。寝る前の一冊にピッタリなのがこの絵本です。
くまさんが寝るまでに行う行動を絵本でかわいく表現しています。なかなか寝ようとしないお子さまも、この絵本を読み「くまちゃんみたいに寝ようね」などと声をかけるとスムーズに寝てくれるかも。
また、くまさんが一人でお着替えなどの寝る準備をする姿を見て「自分でやってみよう!」と自立をうながされるかもしれません。
お子さまの英語への関心を高める
著者 :Chronicle Books (著), Yu-Hsuan Huang (イラスト)
出版社 :Chronicle Books
子どもに楽しく英語に触れてほしいとお考えの家庭にぴったりなのがこの絵本です。
普通の英語の絵本を読むだけではお子さまは飽きてしまうかもしれませんが、この絵本は指人形付き。英語がよくわからなくても楽しめます。
何度も読み聞かせられるうちに、英語に親しみがわいてくるでしょう。文章も短いので、そのうちお子さまも一緒に読めるようになるかもしれませんね。