1歳半頃に離乳食が完了すると、幼児食がはじまります。1~2歳の子どもたちに、たくさんの食材や調味料を楽しんでもらいたい!と親としては切実に思うもの。そこで、食感に面白さのある根菜類を、あまり手をかけずに調理できる、技ありレシピをご紹介します。
根菜はカットとあく抜きが命!下ごしらえを忘れずに
「繊維を断ち切るようにカットをすること」「手で持ちやすい」または「スプーンにのせてひと口で入るサイズに切ること」が食べやすくするコツです。
ゴボウ、レンコン、サツマイモなどは、灰汁(あく)が強く、舌にえぐみや苦みを感じることも多いようです。カットしてから酢水に10分程度さらす、または軽く下ゆでをして灰汁を取り除きましょう。
滋味深い根菜スープは食べやすく彩り豊か!
小さなサイコロ状にカットした野菜を、お好みのだし汁で煮込み、塩や味噌などで薄味に調味するだけ。コンソメなどの、洋風だしを使ったスープでもよいですね。
鶏肉やハムなどの肉類、見た目が鮮やかになるように、コーンや豆を入れるのもおすすめです。
子ども用として小分けにして冷凍保存もできます。大人も一緒にいただく場合、まずは子どもの分として小鍋に取り分けたあと、大人は濃い味に調味しなおすとよいでしょう。
このスープをベースにして、パスタソースをつくることもできますよ!
手づかみでもOK! 食感を楽しむレンコンバーグ
【材料】
レンコン120g
絹豆腐(電子レンジやキッチンペーパーで水切りをする)70g
ひき肉(鶏または豚)100g
片栗粉 少々
塩 少々
※ 分量は目安です。
すべてを混ぜて成型して、フライパンで焼くだけ!
ほかにも、ひじきを入れたり、小さくカットした野菜を入れてもよいですね。
ゆるい種ですが、焼くとしっかり固まります。成型しにくい場合は、パン粉や片栗粉を少し混ぜ込みましょう。成型したら片栗粉を両面に軽くまぶします。
ごぼうのから揚げでお腹すっきり!おやつにも
油は身体に負担がかかりやすく消化によくないため、衣は薄目に片栗粉や米粉などをまぶしましょう。フライパンに薄く油を張り、揚げ焼きをしましょう。
油は酸化を防ぐために新しいものを。オリーブオイルや米油、ごま油などがおすすめです。
最後に
レシピに悩んだときは、保育園や幼稚園などの給食メニューなども参考にするのもおすすめですよ。