2019年02月14日 公開
子ども向けプログラミング教室に注目!人気のスクールを紹介
プログラミング教室が子どもの習い事として注目を集めています。実際のプログラミング教室とは、どのような講座なのでしょうか?受講するメリットやデメリット、教室の選び方のポイント、人気のスクールもご紹介します。子どもの新しい習い事を探している方はチェックしてみてください。
プログラミング教室が子どもの習い事として注目を集めています。実際のプログラミング教室とは、どのような講座なのでしょうか?受講するメリットやデメリット、教室の選び方のポイント、人気のスクールもご紹介します。子どもの新しい習い事を探している方はチェックしてみてください。
プログラミング教室とは?
プログラミング教室とは、パソコンやロボットなどを動かすときに使用するプログラミング言語を習いながら、自分の思うような動きを指示するための技術を学ぶ教室です。プログラミングは、アプリ開発やゲーム開発、人工知能の研究などには欠かせません。
プログラミング教室に通うメリット・デメリットは?
2020年より、小学校でのプログラミング教育が取り入れられることが決まりました。このため学習系の習い事のひとつとして、プログラミング教室に通う小学生が増えています。教室に通うメリットやデメリットを考えてみましょう。
メリット①:論理的思考が身に付く
プログラミングは専用の言語を用いて「何をどうする」といった指示を正確に行わなければ、自分の思いどおりにパソコンを操作することや、ロボットを動かすことはできません。これによって論理的思考が身に付くとされています。論理的思考は、数学や理科の問題を解くためにも役立つ能力です。
メリット②:問題解決能力の向上
プログラミングが失敗したときは、何が悪かったのか、どこを間違えたのかを探し出し、修正しなければ問題を解決できません。このため忍耐強く問題解決に取り組む姿勢も、プログラミング教室へ通ううちに身に付く可能性があります。
メリット③:仕事の幅が広がる
平成28年6月に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、今後ITを活用した仕事は増える傾向にあり、プログラミングができる人材は重宝されると考えられます。将来設計のためにプログラミング教室へ通う中学生や高校生、社会人も少なくありません。
参照:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_report_summary.pdf
デメリット①:インドアな子どもになりがち?
子どもは面白いと感じたものを、制限なくやりたいと思ってしまいがちです。プログラミングができるようになり、楽しさを感じるとパソコンやタブレットの利用時間が自然と長くなってしまうかもしれません。ブルーライトの影響や眼精疲労など、体への影響が出てしまう可能性も否定できないでしょう。
デメリット②:教室の数が少なく、選択肢がない
プログラミングスクールの数自体は増えていますが、スイミングやピアノなど定番の習い事ほどは教室数がないのが現状です。また各スクールのスキルが分かりにくく、スキルを身に付けるよりも遊びだけで終わってしまう可能性も考えられます。
費用はどのくらい?
プログラミング教室の料金は、回数や時間、コースによって異なりますが、子どもの場合1回(90分程度)8,000円~1万円程度が相場です。月額費用のほかに教材費や教室維持費などがかかる場合や、パソコンの購入、合宿などで思わぬ出費があるケースもあります。
仕事や学校、クラブなどで通えない人のために、オンライン講座を行っているところも増えてきました。オンライン教室の場合、通学のプログラミング教室より料金が安いこともあります。
教室の選び方は?
まずは子どもの年齢・スキルに合うコースが設定されているかをチェックしましょう。子どもにどのようなスキルを付けさせたいかなど、目的によってプランを選びます。一人ひとりをしっかり見てもらえるスクールを希望するのであれば、先生と生徒数のバランスも重要です。
またプログラミング教室の講師は、男性ばかりというところもあります。子どもが女性の講師を希望する場合は、その点も気にかけておきたいところです。学校教育との連動も視野に入れて教室を選ぶことをおすすめします。
おすすめのプログラミング教室・スクール8選
幼児・小学生向けのプログラミング教室をご紹介します。気になる教室の詳細はwebサイトで調べてみてくださいね。
1:STEMON(ステモン)
プログラミングだけでなく、ものづくり体験を通して、子どもの創造力や表現力、伝達力を育むSTEM教育を提供しています。
年長~小学2年生を対象とした「STEM教育コースベーシッククラス」では、平面や立体、重心など物理の基礎になる原理を学習。理系に強い子どもに育ちます。
2:ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室
オリジナル教材を使い、プログラミングがはじめてという子どもを夢中にさせる授業内容で人気のスクールです。
プログラミング教室だけでなく、ロボット教室や理科実験教室も開講。全国に約1,400教室あるので、近くの教室が見つかりやすいのも魅力です。
3:STAR Programming SCHOOL(スタープログラミングスクール)
パソコンやタブレットの操作だけなく、作りたい作品を企画書にまとめる、できた完成品を発表するなど、子どもたちの発想力や想像力を伸ばすスクールです。
運営会社は、全国96カ所でパソコン教室「市民パソコン講座」を開講しているため、幼少期のICTリテラシー育成につながるトータルサポートも魅力のひとつです。
4:ProgLab(プログラボ)
阪神電車と読売テレビが共同運営するロボットプログラミング教室です。教材はレゴ®マインドストーム®を使うので、小さなお子さんでも楽しく学べます。
また一人でも多くの子どもがプログラミングを学べるようにと、入学金・教材費は一切無料。かかるのは月会費のみと経済的に負担がないので、長く続けられます。
5:LITALICOワンダー
LITALICOワンダーは、お子さんの興味や特性、スキルによってカリキュラムが設計できるオーダーメイド型を採用しています。
子ども一人一人に合った学習方法や得意な分野を伸ばすことに注力し、子どもたちの自尊心を育みます。
6:バレッドキッズ
バレッドキッズは、子ども向けのパソコン教室を20年以上運営。そのスキルを生かし、Scratchなどのプログラミング教室やロボットプログラミング教室も開講しています。
対象は小学1年生~高校生。少人数制での授業なので、子供がわからない箇所をすぐに質問でき、マンツーマンに近い状態で授業が受けられます。
7:Tech Kids CAMP/Tech Kids school(テックキッズスクール)
IT企業として有名なサイバーエージェントが運営する小学生のためのプログラミングスクールです。
継続学習、短期学習、オンライン学習と多彩なコースを用意。オンラインは、自宅で1カ月分のレッスンが無料で受けられる特典があります。
8:TENTO
TENTOでは、エンジニア経験者や研究者がプログラミングコースの指導を担当。より実践的な内容を学べます。
さらに寺小屋方式の学習スタイルを採用することで、一人一人の学習ペースが守られ、確実にITスキルが身についていきます。教室は首都圏中心に展開中。
まずは1日講座など単発のものを利用してみよう
ひとくちにプログラミング教室と言っても、内容や価格は千差万別です。なかにはパパママも一緒に受講できるような教室もあります。まずは1日講座など、気になる単発の講座に参加してみてはいかがでしょうか?