2016年10月28日 公開

算数好きなお子さまに育てる、なにげない毎日の遊びとは?

算数は生活するうえで必要なもの……普通に生活するだけでも身につけることはできます。しかし、「算数が大好き」なお子さまになってもらうには、算数の基礎を楽しみながら学ばせることが大切です。遊んでいるうちに算数のセンスが身につく遊びを4つご紹介します。

算数は生活するうえで必要なもの……普通に生活するだけでも身につけることはできます。しかし、「算数が大好き」なお子さまになってもらうには、算数の基礎を楽しみながら学ばせることが大切です。遊んでいるうちに算数のセンスが身につく遊びを4つご紹介します。

数や図形を意識した遊びで算数力をアップ!

 (22247)

毎日の生活には計算や図形の理解力が必要なことがたくさんあります。算数の基礎は普段から頭を使って生活することで構築されることも多いので、お子さまと一緒に算数を意識した遊びをすることをおすすめします。
身近なものをパパやママの導きで、学びの材料にしてみませんか。
家庭で手軽に算数に触れることができる遊びをご紹介しますので、さっそく見ていきましょう!

「数かぞえ」から「集合」まで!ビー玉遊びをしよう

 (22250)

見ているだけでもきれいなビー玉。数を数えても楽しいですよね。
そのビー玉を色ごとに分ければ、「集合」の勉強ができます。
慣れてきたら色の種類を多くしたり、「お皿の形でこれと同じものはどーれだ?」など、生活の中にあるもので仲間分けの練習をしたりすることで、「集合」の基礎が身につきます。

手作りパズルで思いどおりに図形を操る

 (89526)

photo by mie shida
市販のパズルは、絵もピースの形も決まっているので、お子さまの発達にちょうどのものを見つけるのは難しいですよね。
台紙に白い紙を貼り、お子さまに絵を描かせてパズルを作ってみてはいかがでしょうか。パパママが判断して、お子さまがチャレンジしやすい形や数のパズルを作ることができます。「三角が二つで四角、二つの三角と一つの四角で大きな四角」など、お子さまに知ってほしい図形の組合せでパズルを作ってあげると図形の基礎を学ぶことができ、市販のパズルにはない効果が期待できますよ。

サイコロ遊びで空間図形も足し算も

 (22256)

お子さまにとってサイコロは投げれば転がり、動きが止まって出る目を確認するまでドキドキしてしまう遊び道具。そんなサイコロを算数の学びに使わない手はありません。
いくつかのサイコロを積み上げたり崩したりすることで、空間図形がわかるようになります。また、二つ以上のサイコロを使えば、出た目を利用して足し算や引き算の練習もできます。
こうやってサイコロに触れているうちに、「サイコロの向かい合う面を足せば7になる」といった決まりをお子さま自身で発見してくれるかもしれませんね!

おやつ配りをすれば計算が得意に!

 (22259)

家族のおやつタイムにお子さまに「お菓子配り」の大役をお願いしてみてはいかがでしょうか?
「クッキーは一人3個ずつで、キャンディーは一人2個ずつね」とか「パパにはクッキーをもう1個あげてね」とか、お子さまの計算力に合わせてお願いする内容を変えましょう。
配り終えたあと、残りの個数を数えると引き算とはどのようなものかが理解できるでしょう。
1枚の大きなおせんべいを割って2枚にするということがわかれば、割り算や分数の基礎を学ぶことになりますね。
そして、おやつをみんなで食べる楽しみを覚えてくれると、学びの多いおやつタイムになりますね。

数や図形が身近にあれば、算数が大好きになります

生活の中で身近にあるものは、特別なものとは思いませんよね。算数の大好きなお子さまは足し算も図形も生活の中で学んでいたりするので、学校で習ってもそんなに抵抗がありません。普段から家庭にあるものを使って、お子さまの算数力を伸ばすことができたらとてもいいことですよね!そうするにはパパママの働きかけが必要ですが、お子さまが楽しく数や図形を学べるように、生活の中での遊びを工夫してみましょう。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター