2021年07月23日 公開

トランポリンの習い事が気になる!そのメリットや身につく力とは?

子どもの習い事にトランポリンを選んでみませんか。本格的にトランポリンを習うことにより、得られるメリットはたくさんあります。6年間トランポリンを習って得られた効果をお伝えします。

トランポリンをする小学生
オリンピックの種目としても採用されているトランポリン。トランポリンを飛ぶことで得られる効果は認知され始めていますね。では、習い事としてトランポリンを続けるメリットはどのようなものでしょうか。6年間習い事としてトランポリンを続けた経験からお伝えします。

トランポリンで得られる効果

トランポリンで得られる効果はたくさんあります。体幹を鍛えたり、ダイエット効果もあるため、最近は大人にも人気があるようです。ジョギングや筋トレのように続けることが難しくなく、楽しくできることも人気の秘訣ではないでしょうか。トランポリンで得られる効果を具体的にお伝えします。

体感を鍛え、体中の筋肉を強化する

トランポリンは体幹を鍛える効果があります。実際に飛んでみると体中の筋肉を満遍なく使うことが分かるでしょう。10分飛び続けるとかなりの運動量です。息がきれ、汗がたくさん出ることに驚くかもしれません。

脳を鍛える効果

不安定な場所に着地することは難しく、集中力や判断力を必要とします。その結果、脳を鍛える効果があるのではないかと言われています。

ストレスが解消されて、情緒が安定する

飛ぶことでストレスが解消され、楽しい気分になります。子どもは楽しいときにジャンプしたり、スキップしたりしますね。このことからも分かる通り、飛ぶことには気持を明るくさせる効果があります。情緒の安定にも効果的と言えるでしょう。

筆者が体験して感じた!トランポリンを習うことのメリット

トランポリンを飛ぶことで多くの効果があるということはよく知られるようになりましたね。美容やダイエット効果も期待でき、NASAではトレーニングに取り入れられているというのも有名です。

子どもの習い事として定期的にトランポリンを習うことのメリットはあるのでしょうか。子どもに6年間トランポリンを習わせて感じたメリットをお伝えします。

メリット①技を習得する楽しさ

本格的にトランポリンを習い始めると、遊びやトレーニングとして取り入れていた時とは違い、様々な技を習得することができます。何度も練習して新しい技を習得することで、達成感を味わえるでしょう。

メリット②他の競技に転向しても活かせる能力獲得

トランポリンで養った体幹の強さや柔軟性、ジャンプ力は他の競技に生かすことができます。体幹や柔軟性は体操やフィギュアスケート、ジャンプ力はバスケットボールなど他の競技に役立つ能力が得られるでしょう。

メリット③競技人口が少なく、努力次第でトップ選手に

トランポリンは体操や水泳と違い、競技人口が少ないです。ライバルが少ないため、本人の能力や努力、環境次第ではトップ選手になることも可能かもしれません。

メリット④学習に生かせる集中力や判断力の獲得

トランポリンを実際に飛んでみると、同じ場所に着地する難しさを実感するはずです。着地する場所が大幅にずれると落下の危険もあります。そのため、かなりの集中力が求められるでしょう。着地する場所を瞬時に判断する必要もあるため、判断力も養われます。これらは学習にも役立つ能力です。

メリット⑤姿勢がよくなり、体型も整う

トランポリンを飛びながら猫背でいることは難しいでしょう。体幹も鍛えられるため、美しい姿勢になります。全身の筋肉を使うため、体型も美しくなるでしょう。過剰に筋肉がつくこともなく、低身長になるということもありません。

メリット⑥トランポリンを通して出逢いや絆がうまれる

トランポリンは個人競技ですが、大会等にチームで出場するため仲間との絆も育まれます。大会前は特別練習をしていただいたり、コーチとの信頼関係も強いものに。マイナースポーツということもあり、同じ競技をする友だちとの一体感も強いです。トランポリンを通して多くの人と出逢うことができました。

マイナースポーツだからこその苦悩

習うことでメリットがたくさんあるトランポリンですが、マイナースポーツゆえの大変さもありました。どのような点が大変だったか、具体的にお伝えします。

①習える場所が少ない

教室やサークル、また部活動として活動している学校もありました。しかし、全国的に見ても数はかなり限られています。首都圏でも多くないので、地域によっては習う場がないこともあるでしょう。

②人気が低いため、ゴールデンタイムにテレビ中継されにくい

競技人口が低く、人気が低いこともあり、大きな大会があってもテレビ中継が深夜枠のみということもありました。とても魅力のある競技だと思うので、多くの方に観ていただける時間に中継されることを期待しています。

③習い事として認知度が低く、理解されない

トランポリンを習っていると話しても友だちに理解されないことが多かったです。競技としてのトランポリンを見たことがない子どもには、どのようなことを習うのか分かりにくいようでした。「トランポリンって遊びでしょ?ただ飛ぶだけじゃないの?」と言われたり、理解されないことは、子どもにとって寂しいことでしょう。

④アスリートになるか、趣味にとどめるか、両極端な教室選び

自宅から通えそうな場所には、本格的なアスリートを育てる教室か、楽しく飛ぶことを目的としたサークルのどちらかしかありませんでした。教室数が少ないため両極端な選択しかできなかったのは残念でした。

3歳からトランポリンで遊び、6歳から習い事に

わが子のトランポリンとの出会いは、小さいころよく遊びに行っていた区民館。競技用のトランポリンが置いてあり、自由に飛ぶことができました。我流ながら、毎日飛ぶうちにかなり上達。トランポリンを飛んでいるときの子どもの楽しそうな様子を見て、トランポリンサークルに入会することにしました。

6年間続けたトランポリン、その後は体操に転向

トランポリンが大好きだった子どもは練習を一度も休むことなく、6年間続けました。しかし並行して習っていた体操が本格的になり、練習日が増えたことをきっかけに、体操に専念することに。長く続けたトランポリンを辞めることは子どもにとってもさみしい選択でしたが、体幹の強さやジャンプの高さなど、トランポリンで培った能力は体操にも大いに生かされました。集中力や判断力、勉強に生かせる能力も観につきました。

トランポリンは本人の満足度も高い習い事

トランポリンを習うメリットはたくさんあります。しかし、何より大切なのは本人が楽しかった、習ってよかった思う気持ち。6年間続けられたのは、本人の「好き」という気持ちが大きいです。

トランポリンサークルで体験に参加した子どもたちは、どの子も瞳を輝かせ楽しそうに飛んでいます。やはり、子供にとって飛ぶことは純粋に楽しいことなのでしょう。学校で嫌なことがあった日も、飛んでいるうちに忘れてしまう!そんな楽しいトランポリン、ぜひお子さんにも勧めてみませんか。

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この記事のライター

スリール
スリール

17歳で初めてのメルボルン留学を経験。その後パリ、ニース、等フランス語圏に留学。帰国後外資系企業に勤務し、異文化交流の楽しさに目覚め、有給や転職の合間をぬい、7年で15カ国旅しました。趣味の小説、映画、絵画について、留学、子育ての経験を活かした発信をしていきます。