子どもが上手におしゃべりできるようになったら、親子で「しりとり」に挑戦してみませんか?昔からある「ことば遊び」ですが、子どもの語彙力を増やすのに効果的です。今回は親子で楽しみながら知育もできる、しりとりの活用法をご紹介します。
字を書く練習にもなる!紙を使ったしりとり
基本的には「ひらがな」を使いましょう。しりとりで遊びながら、語彙を増やし、鉛筆で上手に文字が書けるようになるので、文字が書けるようになったばかりのお子さまに特にオススメです。
年齢が上がるにつれて「カタカナ」や「アルファベット」「漢字」でしりとりをするのも楽しいですよ。
声掛けのポイント
うまくしりとりができない場合は、「この動物は何でしょう?」と絵を描いてヒントをあげるのもオススメですよ。子どもの中にある言葉の引き出しを、うまく刺激してあげましょう。
難易度アップ!文字ブロックを使ったしりとり
ブロックは、使える文字数が限られているので、残りのブロックの中から言葉を探して、つなげていくのが結構難しい!
難易度が高い分、大人も一緒に夢中になって楽しめます。
声掛けのポイント
慣れてきたら「ウ〇ギ」など、〇の部分をあけて当てはまる言葉を探す遊び方もできます。
知らない言葉に出会う!辞書を使ったしりとり
そんなときは、「辞書を使ったしりとり」がオススメです!
辞書を使えるのは子どもだけ。親は、自分の知識だけで挑みます。普段は使わないような言葉を知ることができて、子どもも大喜び。
辞書を引く練習にもなりますよ。
声掛けのポイント
子どもは「えっ!?何それ?ちょっと待って、今調べるから!」と夢中になって辞書で調べます。自分の力で調べることで、正しい言葉が自然と身についていくのです。
ドライブ中も楽しめる!看板を使ったしりとり
せっかく外にいるので、お店の看板や道路標識に書かれている言葉を使ってみるのはいかがでしょうか?地図で、地名を調べてみるのもいいかもしれません。
ドライブしながら親子でしりとりをしていると、あっという間に時間が過ぎるので、渋滞中もストレスが溜まりませんよ。
声掛けのポイント
例えば、住んでいる町や旅先の地名、その土地の郷土料理の名前など、子どもにとっては聞きなれない不思議な言葉がいっぱい。子どもの好奇心を刺激してくれるので、普通に言葉を教えるよりも記憶に残りやすいです。
ただ漢字で書かれていることも多いので、その場合は、親が書かれている言葉を読み上げてあげましょう。
しりとりは親子のコミュニケーションにもぴったり
最初にご紹介した「紙を使ったしりとり」なら、鉛筆で文字を書くのも上手になり、漢字の学習にもつながります。
しりとりは親子のコミュニケーションにもぴったりですが、レベルやルールを工夫すれば、人数が増えても、さまざまな年齢でも、皆で楽しめる遊びです。家族や親戚の集まりにもいいですね。ぜひいろいろなしりとりに挑戦してみてください。