ねんどに触れて、好きな形を作り出すことは子どもの想像力や表現力を高める大切な遊びです。実は、ねんどにはたくさんの種類があることをご存じですか?今回は子どもが遊ぶのにぴったりのねんどの種類をご紹介します。ねんど遊びがより楽しくなるかもしれません。
紙ねんど
商品名:ハーティソフトクレイ
販売元:パジコ
紙ねんどは柔らかく、よく伸びるので子どもでも扱いやすいねんどです。造形し、乾いてから絵の具で色を塗るのが一般的な使い方です。
もちろん色が付いた紙ねんどもあるので、さまざまな色の紙ねんどをそろえて、それを組み合わせたり混ぜたりして工作をするのも◎。
白い紙ねんどを用意して、絵の具を混ぜればオリジナルの紙ねんどを作ることも可能です。ほかにも、型押しを使ったり、ビーズを埋めたり、工夫次第でさまざまなものが作れます。
乾くのには1日ほどかかってしまいますが、形や色の自由度が高いのが最大の魅力。自由に物を作ることが好きなお子さまには、ぜひ紙ねんどを用意してみてください。
油ねんど
商品名:油ねんど
販売元:アーテック
油ねんどは、紙ねんどのように乾いたり固まったりしないので、何度も繰り返し使うことができるのが特徴。
よく伸び、柔らかいので子どもでも扱いやすいねんどです。触ったりにぎったりといったシンプルな動作がおもしろいので、はじめてのねんどにピッタリ。子どもがいる施設ではよく取り入れられており、幼稚園や小学校でまず先に扱うのがこの油ねんどです。
遊んだあとは手が油っぽくギトギトしがちなので、よく手を洗うように声をかけましょう。
寒天ねんど
商品名:かんてんネンドstudio
販売元:ボーネルンド
小さな子どものねんど遊びで心配なのが、誤飲です。この寒天ねんどは口に入れた瞬間に苦みが広がるため、誤飲を防ぐことができます。
はじめはぷるぷるとした触り心地ですが、扱っているうちに手の熱で温まり、伸びがよく、扱いやすくなります。
原材料が寒天なので、アレルギーが心配な子どもでも安心して遊べるのがうれしいポイント。
蜜ろう粘土
商品名:蜜ろう粘土
販売元:シュトックマー
ドイツ製の蜜ろうねんどは、寒天ねんどと同じく手のぬくもりであたためて柔らかくなったもので遊びます。カラフルなねんどなので、よりたくさんの造形を楽しむことができるでしょう。
ワックスを混ぜて作られているため、ほかのねんどに比べると香りもよく、女の子に非常に人気のねんどです。
自然の滅菌作用があり、衛生面でも安心して遊べます。
ねんどで遊ぼう
子どもの表現力や芸術性を高めるのにぴったりのねんど。なかでも子どもにぴったりの4種類をご紹介しました。
それぞれ違った使い方や遊び方ができるので、ぜひたくさんの種類のねんどで遊んでみましょう。
違いを考えたり、作るものによって使い分けたりすることで、いつものねんど遊びがもっと楽しくなるはずです。