2017年09月22日 公開

観るものを不思議な世界に!子どもが楽しめるだまし絵絵本

最近、人気を集めている「トリックアート美術館」。トリックアートとは、錯覚を利用して見るものを不思議な感覚にさせる作品のことです。トリックアートは美術館だけでなく、絵本でも手軽に楽しむことができます。そこで今回は、お子さまが楽しめるだまし絵絵本をご紹介します。

最近、人気を集めている「トリックアート美術館」。トリックアートとは、錯覚を利用して見るものを不思議な感覚にさせる作品のことです。トリックアートは美術館だけでなく、絵本でも手軽に楽しむことができます。そこで今回は、お子さまが楽しめるだまし絵絵本をご紹介します。

だまし絵の魅力がわかる絵本

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タイトル:トリックアート図鑑 (1) だまし絵
著者:北岡 明佳 (監修)
出版社:あかね書房
お子さまの好奇心をかきたてる「だまし絵」。どうなっているのか不思議でたまらず、大人でもじっくりと目を凝らして見入ってしまいます。

そんなだまし絵の魅力がギュッとつまっているのがこの絵本。古典的なだまし絵から、最新のアッとおどろくだまし絵まで、あらゆる作品を観ることができます。だまし絵をはじめて観るお子さまにも、きっと作品の楽しさが伝わるのではないでしょうか。

本書では、だまし絵の仕組みについても解説しています。「もっとだまし絵について知りたい!」というお子さまや、パパママにとっても勉強になる一冊です。

親子で不思議な世界を楽しめる

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タイトル:ふしぎなえ
著者:安野光雅(絵)
出版社:福音館書店
ダリなどのシュールレアリズムの画家に影響を受け、「視覚の魔術師」エッシャーの作品に魅了された画家の安野光雅さんは、その不思議な魅力を子どもたちにも伝えたいと考え、この絵本を制作したそうです。

画面いっぱいに描かれた緻密な絵は、見るたびにさまざまな発見があります。親子でじっくりと眺めて、不思議な世界を堪能してみてくださいね。

異次元空間に迷い込んだ気分に

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タイトル:真昼の夢
著者:セーラ・L・トムソン(文)、ロブ・ゴンサルヴェス (絵)、金原瑞人(訳)
出版社:ほるぷ出版
「ふしぎなえ」と同じでシュールレアリズムな作品ですが、ファンタジーな世界観だった「ふしぎなえ」とは異なり、まるで異次元に迷い込んだような気分になれる絵本です。

色彩豊かに描かれた絵は絵本の域を超えています。そのクォリティはまるで芸術作品のよう。お子さまだけではなく、大人も楽しめます。

ストーリーとともにだまし絵が楽しめる

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タイトル:おぼうさんと ろくろくび
著者:みやざきひろかず(作・絵)
出版社:教育画劇
昔話をだまし絵と一緒に楽しめる絵本です。

昔話は舞台が現代ではないため、小さなお子さまが「とっつきにくい」と感じてしまうことも。しかし、この絵本はさし絵がだまし絵になっているので、絵を見ているだけでも楽しめます。

昔話は、お子さまが好きな「おばけ」の話。怖いもの見たさも相まって、ドキドキしながらどんどん読み進められる作品です。

かわいいイラストとともにだまし絵を堪能

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タイトル:にんじゃぐんだんペンニンジャー たいけつ!だましえトリックのまき
著者:ルコラニコラ (作)
出版社:主婦の友社
にんじゃぐんだんペンニンジャーが、妖怪相手に大活躍するお話です。

ストーリーはだまし絵とともに展開していきます。だまし絵は、錯視研究の第一人者、立命館大学の北岡明佳先生が監修。本格的なだまし絵トリックが楽しめますよ。

親しみやすいイラストで、だまし絵をはじめて観るお子さまも、すぐにそのとりこになるかもしれません。

だまし絵でお子さまの想像力を磨いて

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だまし絵は、その不思議な魅力で観るものをとりこにします。特にお子さまは、その不思議な絵を興味津々な目で見つめることでしょう。

「これはどうなっているのかな?」「どうしてこう見えるのかな?」など、親子でお話しながら、だまし絵の世界を楽しんでみてくださいね。

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この記事のライター