最近、人気を集めている「トリックアート美術館」。トリックアートとは、錯覚を利用して見るものを不思議な感覚にさせる作品のことです。トリックアートは美術館だけでなく、絵本でも手軽に楽しむことができます。そこで今回は、お子さまが楽しめるだまし絵絵本をご紹介します。
だまし絵の魅力がわかる絵本
著者:北岡 明佳 (監修)
出版社:あかね書房
そんなだまし絵の魅力がギュッとつまっているのがこの絵本。古典的なだまし絵から、最新のアッとおどろくだまし絵まで、あらゆる作品を観ることができます。だまし絵をはじめて観るお子さまにも、きっと作品の楽しさが伝わるのではないでしょうか。
本書では、だまし絵の仕組みについても解説しています。「もっとだまし絵について知りたい!」というお子さまや、パパママにとっても勉強になる一冊です。
親子で不思議な世界を楽しめる
著者:安野光雅(絵)
出版社:福音館書店
画面いっぱいに描かれた緻密な絵は、見るたびにさまざまな発見があります。親子でじっくりと眺めて、不思議な世界を堪能してみてくださいね。
異次元空間に迷い込んだ気分に
著者:セーラ・L・トムソン(文)、ロブ・ゴンサルヴェス (絵)、金原瑞人(訳)
出版社:ほるぷ出版
色彩豊かに描かれた絵は絵本の域を超えています。そのクォリティはまるで芸術作品のよう。お子さまだけではなく、大人も楽しめます。
ストーリーとともにだまし絵が楽しめる
著者:みやざきひろかず(作・絵)
出版社:教育画劇
昔話は舞台が現代ではないため、小さなお子さまが「とっつきにくい」と感じてしまうことも。しかし、この絵本はさし絵がだまし絵になっているので、絵を見ているだけでも楽しめます。
昔話は、お子さまが好きな「おばけ」の話。怖いもの見たさも相まって、ドキドキしながらどんどん読み進められる作品です。
かわいいイラストとともにだまし絵を堪能
著者:ルコラニコラ (作)
出版社:主婦の友社
ストーリーはだまし絵とともに展開していきます。だまし絵は、錯視研究の第一人者、立命館大学の北岡明佳先生が監修。本格的なだまし絵トリックが楽しめますよ。
親しみやすいイラストで、だまし絵をはじめて観るお子さまも、すぐにそのとりこになるかもしれません。
だまし絵でお子さまの想像力を磨いて
「これはどうなっているのかな?」「どうしてこう見えるのかな?」など、親子でお話しながら、だまし絵の世界を楽しんでみてくださいね。