単純なパターンをひたすら描き込んでいくゼンタングル。瞑想アートとも呼ばれており、一度描き出すと無心に集中でき、描き終わったあとは達成感と爽快感に浸れます。描いたアートは子どものぬりえにもぴったり!ゼンタングルで親子合作アートを楽しみませんか?
アメリカ発のゼンタングルとは?
描いていくうちに無心になって、自分の中のモヤモヤや嫌な気持ちをそぎ落とすことができ、頭がスッキリしてきます。その効果は、まさに禅。しかも完成したアートは、自分で思っているより意外と様になるので、達成感も得られます。
筆者がゼンタングルを知ったきっかけは、娘の美術教室でした。待ち時間中に、「ママもアートを楽しみませんか?」と先生が紙とペンを貸してくれたのです。簡単ないくつかのパターンのサンプルも見せてくれ、見よう見まねで描いてみたところ、楽しくてつい夢中になる感覚にすっかりハマってしまいました。
それではゼンタングルの描き方や親子での楽しみ方についてご紹介します。
ゼンタングルの描き方
必要な道具
代表的なパターン
筆者がよく使う代表的なパターンをいくつかご紹介します。他にもいろんなパターンがありますし、自分で自由に作ってもOK。丸や四角を組み合わせてオリジナルのアートを完成させてみてくださいね。
2.その周りを小さな丸で囲みます。最初に描いた丸の中に立体感が出るような線を入れると、動きが出ておもしろいですよ。
3.さらに丸を増やしていきます。
4.いくつか丸を重ねたら小さな丸で囲んでいく、という作業を繰り返していきます。小さな丸は、ランダムに、あるいは全て黒く塗りつぶしてもいいですね。
2.マスの片隅に小さな四角を描き、立体に見えるよう斜線を入れます。
3・4.小さな四角を塗りつぶしていきます。
2.花びらの付け根に二重線を入れます。
3・4.花びらをどんどん増やしていきます。
2・3.うろこの内側に曲線を描き加えて三重にします。
4.重ねたラインを一カ所塗りつぶします。
親が描いたゼンタングルをぬりえに
「もちろんいいよ、好きな色塗ってみて」と伝えると、もくもくと色を入れていきました。娘の集中力もなかなかのもので、毎回無心に色を入れています。
子どもが好きなものをゼンタングルに
男の子なら車の形でゼンタングルを描いていってもよさそうですね。
完成した作品は飾って楽しもう
育児や仕事に忙しくて自分の時間がなかなか作れない、習い事をする余裕がない、というママでも、自宅で簡単に5分10分で取り組めるゼンタングルならすぐにはじめられます。ちょっとリフレッシュしたいな、というときにこそおすすめ!ぜひ試してみてください。