2022年02月04日 公開

【Chiikアンケート】文字覚えの工夫・コツを教えて!教育熱心なママパパが行っている文字習得ワザ

ひらがな、カタカナを小学校入学前にマスターさせたいママパパは多いかと思います。できれば小学校で習う漢字も覚えてくれたら嬉しいですよね。この記事では「2021年12月Chiik読者アンケート」の結果からわかった「文字覚えの工夫・コツ」をまとめています。乳幼児~小学生の効率的な文字学習法を年齢別に紹介しているので、ご参考になれば幸いです。

多くのママパパが「未就学のうちにひらがな、カタカナはマスターさせたい。できれば漢字の習得も・・・」と望まれているのではないでしょうか。
未就学児に文字を覚えさせ、読み書きができるように導くのは簡単ではありませんよね。

この記事では2021年12月に行ったChiik読者アンケート「お子さまが文字(ひらがな・カタカナ・漢字など)を覚える際に工夫している/していたこと、活用した教材等があれば教えてください。」の集計結果から、文字覚えの工夫・コツをご紹介いたします。

「書く」だけの覚え方は非効率?

ママパパ世代では
「文字をひたすら書く」
「お手本を写し続ける」
のような”根性論的”文字練習をさせられた記憶をお持ちの方も多いのでは。

このように単調な「ひたすら書く」文字練習は、子どもがすぐに飽きてしまいますし、何より文字練習を嫌いになってしまいます。

幼児の集中力持続時間は5分~10分。3歳以下の場合は5分も持ちません。
子どもの成長に合わせて「遊びながら楽しく学ぶ」ことで、ひらがな、カタカナ、漢字は簡単にマスターできます。

文字習得で学びの幅が広がる!

賢い、いわゆる「地頭が良い」と言われる子は思考力が高く、物事の本質を見抜く力に長けています。
思考力の高さは学校の教科学習、受験勉強の成果にも直結します。

思考力を育み、読解力を伸ばすには「文字を理解する」ことが基礎となります。
情報を取り入れ、知識と経験を元に情報背景を理解して、「自分の知識」として身につけるには、まずは文字習得です。
五感が鋭い幼児期~小学校低学年までは視覚、聴覚、触覚を使うことで効率的に文字が覚えられます。

「Chiik読者アンケート結果」文字を覚える工夫、活用した教材はコレ!」

「お子さまが文字(ひらがな・カタカナ・漢字など)を覚える際に工夫している/していたこと、活用した教材等があれば教えてください。」の問いに第一子の年齢別で答えていただきました。

第一子年齢「1歳~小学生以上」のお子さまをお持ちのママパパが、文字習得に多く使っていたのは「ポスター、読み聞かせ、読書、ドリル、通信教育、タブレット学習」でした。
以下、年齢別「文字を覚える工夫、コツ、教材」のまとめとなります。

1歳~3歳におすすめの文字習得の工夫、教材

「じっくり座ってお勉強」は、まだ難しい1歳~3歳。
一番人気はポスターによる文字学習。中でもお風呂に貼るタイプが人気ですね。
長くなりがちな子どものバスタイムをお勉強時間に♪
湯船につかりながら、兄弟一緒に学べるのも効率的です。
お風呂で学べるポスターは、ひらがな、カタカナはもちろん、数字、アルファベット、国旗などさまざまな学習内容があります。

その他、「読み聞かせ、読書」、「イラストや絵を見ながら、その名称を言う。」、「パズル」、「通信教育、タブレット学習」があがっています。
ママパパが一緒に寄り添いながら学ぶ方法、教材が乳幼児にはおすすめ。

4歳~6歳におすすめの文字習得の工夫、教材

身体能力も向上し、行動範囲も広がる4歳~6歳は他者とのコミュニケーションも増えます。言語能力の発達に伴い、文字習得スピードもアップ!
アンケート断トツ第1位はポスター。お風呂や子ども部屋、リビングなど目につく場所に貼ることで、「ひらがな、カタカナ、漢字」が潜在意識に刷り込まれます。
文字を形で記憶する「右脳を使ったイメージ記憶」ができるがポスター学習の強み。

第2位は「読み聞かせ、読書」。幼児期の読み聞かせは文字習得効果以外にも、メリットが多いです。自己肯定感、読解力、集中力、思考力、共感力、表現力・・・さまざまな能力を育みます。情緒を安定させ、自己肯定感を育む効果も高いです。

文字習得+教科学習の基礎をまとめて学べる「通信教育、タブレット学習」は、第3位。家庭学習の習慣づけとしてはじめるご家庭も多いかと思います。学習の際はママパパが見守り、声がけすることで学習意欲が高まります。

4位以降は手作り教材、知育玩具、ドリル、親が文字に関する問題を出す、などがあがっています。親子でコミュニケーションを取りながら学ぶ方法、教材が多いですね。

小学生以上におすすめの文字習得の工夫、教材

小学生になると漢字学習がスタート。6年間で学ぶ漢字は1000字以上あります。入学後は、ほぼ毎日漢字のドリル、書き取りの宿題があると思っていて良いでしょう。
ただただ繰り返し書く漢字学習。多くの子どもが面倒に感じているかと思います。

小学生以上のお子さまの文字習得の工夫、教材人気第1位もやはりポスター。特にある程度漢字の知識があるお子さまには「形(イメージ)で記憶する」ポスター学習は効果大です。

第2位はドリル。一般的にキャラクターもの、お笑い要素アリのものが人気ですね。

第3位は読み聞かせ、読書。小学校低学年以降は親の読み聞かせよりも、自分の好きな本を1人で読む子が増えていきます。図鑑や漫画で漢字を学んでいるご家庭も多いですね。

第4位は進研ゼミ、すまいるぜみ、学習アプリなどの「通信教育、タブレット学習」です。1日の学習量が決まられているので、家庭学習、自主学習の習慣づけにも◎。
人気キャラクターを登場させる、ゲーム要素を取り入れる、ご褒美がもらえるなど、子どもが楽しめる工夫が多い学習法です。

第5位はカードゲーム。「へん」と「つくり」をパズルのように合わせる、「部首・読み・熟語・画数」の知識を競う、などさまざまな遊び方で漢字を深く学びます。

ひらがな、カタカナ、漢字の基本を学ぶ小学2年生くらいまでは「文字の形を覚える」ために、繰り返し書くことが有効です。文字の基礎知識がない時期は、手を使って脳を刺激しながら学びましょう。

小学校低学年以降は漢字をへんとつくりに分ける、音読みから字形を予想する、イメージで覚えることなどが可能になるので、「ひたすら書く学習」は、かえって効率が悪くなります。「糸+田=細」「立+日+心=意」のように漢字をパーツ分けして、その組み合わせで覚えると良いでしょう。

Chiik読者アンケートからわかった!文字覚えのコツ

知育、早期教育に造詣が深く、教育全般に意識が高い方が多いChiik読者様。そんな方々が実践していた「文字覚えのコツ」とは?
小学生までのお子さまをお持ちのママパパのご意見を見てみると、コツは「気負わず、親子で楽しみながら学ぶ」ことでした。
子どもが楽しめる方法で、毎日少しずつ覚えていくご家庭が多いようです。

Chiik読者ママパパが実践していた「文字覚え&コツ」
年齢別で実践例をご紹介!
1歳~3歳「お風呂の壁に貼るポスター」ママ30代

「お風呂にひらがな一覧表を貼っています。」 ママ40代

「部屋にひらがなポスターを貼っている。」ママ40代

「絵と一緒に何回も口に出して覚えた。」パパ30代
4歳~6歳「ポケモン図鑑でカタカナを覚えた。」パパ40代

「本人が覚えたいものを自由に書かせる。」ママ40代

「手で書くだけではなく、タブレットのアルファベット式のキーボードの打ちかたと一緒に教えています。」ママ40代

「絵本を読んだり、お風呂にひらがな表を貼りました。」ママ30代
小学生以上「タブレットで漢検対策をしたら覚えた。」ママ30代 

「お風呂で漢字を書く時間を作る。」ママ30代 

「海外在住の為、手作りのフラッシュカードを利用したりしています。」ママ40代 

「なぞって書けるドリルを使いました。
あとは褒めて、もっとかっこよく書くポイントがあるよと言ってほんの少しだけアドバイスする。」ママ30代

文字覚えの方法、使う教材は年齢によって効果に差が出るものもあります。
難し過ぎず、簡単過ぎない(退屈しない)「学習意欲が高まる難易度」の方法、教材を選びましょう。

また教材や知育玩具の推奨年齢を過ぎていても、お子さまが楽しく学べるようであれば問題ありません。
ポスター、読書、通信教育などは、年齢や学習進度に合わせて内容を選べるので、0歳~小学生までおすすめできる学習法ですね。

◎・・・非常に効果的
〇・・・効果的
△・・・やや効果的
×・・・方法次第では効果的
1歳~3歳4歳~6歳小学生以上
ひらがな、カタカナ、漢字の学習ポスターを貼る
漢字に関しては、小学校低学年までの漢字知識があるとより効果的。

漢字に関しては、小学校低学年までの漢字知識があるとより効果的。

漢字に関しては、小学校低学年までの漢字知識があるとより効果的。
日常的な読み聞かせ
集中力、語彙力、読解力、想像力などが身につきます。

親がひらがな、カタカナ、漢字について触れると「文字覚え効果」がアップ。

集中力、語彙力、読解力、想像力などが身につきます。

小学校低学年以降は1人読みに移行した方が、漢字を覚えやすいです。
読書(1人読み)
まずはひらがなを覚えてからの方が、楽しめます。
親がサポートしてストーリーを追えるようにしてあげましょう。

漢字にフリガナがふってあるものであれば、漢字覚えもできます。

子どもが推奨年齢よりも下の年齢でも、漢字にフリガナがあれば読めます。
ドリル
ひらがな、カタカナの形を覚えるのに効果的。

漢字覚えはは小学校低学年くらいまでを目安に。無理せず楽しみながら覚えましょう。

低学年までは漢字の形を覚えるために、繰り返し書くことも大切。
通信教育、タブレット学習
タッチペンで鉛筆と同じように、運筆練習できます。

とめ、はね、はらいも添削して、正しい字形が身につきます。

テスト、宿題にプラスしても負担にならない「程よいボリューム」の漢字学習ができます。

音訓読み、書き順、漢字の成り立ち、用例をまとめて学べます。
カードゲーム、パズル
文字とイラストを合わせる、文字で単語を作る、など単純なものを選びましょう。

漢字学習スタートとして「へんとつくり」を組み合わせるカードゲームもおすすめ。

小学校中学年以上は、部首、読み、画数、熟語の知識で競うものに挑戦してみては。
かるた
親とペアになって遊ぶと良いでしょう。

子ども同士で競わせると、学習意欲がアップ。

四字熟語かるたなど、漢字を用いたかるたがおすすめ。
音声が出る知育玩具
「ひらがなとそのひらがなを頭文字にした言葉が書かれたブロック。」
「童謡の歌詞がひらがなで書いてあり、ページをタッチするとその歌が流れる電子絵本。」など。


「ひらがな、カタカナ、漢字の練習が、音声ガイドのアドバイスを受けながらできる知育パッド。」
「ひらがな、カタカナをタッチするとその文字と用例を読み上げる電子図鑑。」など。
×
文字覚えの知育玩具は対象年齢が小学校低学年までのものが多い。漢字の知識があるなら他の教材がおすすめ。
ホワイトボードに書く
おえかき大好きなこの時期は、文字で言葉を書いてから、そのものを絵で描く遊びがおすすめ。

幼稚園、保育園の先生のまねをしたがる子も多い時期。
ママパパが生徒になって、ひらがな、カタカナ、漢字を教えてもらいましょう。

低学年以上の子は単調に感じてしまうことも。

コツ⓵子どもの目の届くところに学習ポスターを貼る

ひらがな、カタカナ、漢字の習得には「視覚に訴えて、右脳にイメージ記憶として定着させる」ことが効果的です。
子ども部屋、リビング、お風呂、トイレ・・・子どもが目に入る場所に学習ポスターを貼ることで、無意識に文字が覚えられます。
文字学習ポスターの多くは文字をイメージさせるイラストが書いてあります。「文字+イラスト」で覚えることで、文字の成り立ちや使われる事例も習得できます。

コツ⓶キャラクター絵本、教材を使う

子どもが興味のある、好きなキャラクターの絵本や教材を使って学ぶことも効率的。
集中力が高い状態でひらがな、カタカナ、漢字に触れることで記憶として定着しやすくなります。
文字が読めるお子さまでしたら、文字をたどりながら音読するとより学習効果がアップ!

コツ⓷読み聞かせ、読書

学力の高い人の特徴の一つとして、「幼児期に親から読み聞かせを多くされていた」ことがあげられます。読み聞かせを多くされることで、自然と読書への関心が高まり、本好きになる傾向もあります。
文字を形と音声でインプットできるので、ひらがな、カタカナの早期習得におすすめ。大好きなママパパが読むことで、情緒が安定し学習効果もアップ。

コツ⓸親が質問する

外出時に街で見かけた看板などを問題にして「文字クイズ」を行うとひらがな、カタカナ、漢字を満遍なく学べます。
「あの看板何て書いてある?」と質問して、できるだけ子どもに答えさせるようにします。難しいようであればヒントを出してあげましょう。
文字の学習だけではなく、思考力、プレゼンテーション能力、表現力を磨けます。
アルファベット、数字に興味を持つきっかけにもなりますね。

コツ⓹手先を使う、声を出す

ひらがな、カタカナを覚えたい未就学児におすすめなのが、カードゲーム、パズル、ホワイトボード、文字学習アプリ、音声が出る知育玩具です。
「動物の絵を見て、名称をひらがなカードで表す。」
「ママが言ったものの名称を復唱しながら、ホワイトボードにカタカナで書く。」
など触覚、聴覚を刺激しながら学ぶことでより記憶に残りやすくなります。
この触覚、聴覚を刺激しながら学ぶ方法は、「脳の発達が9割完成する6歳まで」がより効果的です。

学習効果の高い教材、知育玩具はコレ!

教育熱心なママパパが多いChiik読者が選んだ「お子さまの文字覚えのために使った教材、知育玩具」はどんなものでしょうか。
どれも身近でお手頃な価格で手に入ります。さまざまな教材、知育玩具の中で人気のある物をご紹介いたします。

文字学習ポスター

100均でも手に入る文字学習ポスター。お手軽教材のスタンダードですね。お子さまが見る場所に貼っておくだけで、ひらがな、カタカナ、小学校1年~6年までの漢字が学べるので年齢問わず人気ですね。
お風呂で遊ぶことも多い小学校低学年までは「お風呂に貼るタイプ」を選ぶママパパが多いかと思います。貼る文字パーツ(あ、アなど一文字ずつのもの)と組み合わせても楽しい!

商品名:ひらがな&カタカナ&アルファベット お風呂ポスター 4枚セット
販売元:クロールアップストア東京

お風呂が学校になる!
水で貼って、簡単にはがせるお風呂学習ポスター4点セットです。ひらがな、カタカナ、アルファベット、英単語を入浴時間で効率的にマスターしましょう。
お勉強感の少ない可愛いイラストと見やすい書体で、絵本を読むように楽しく文字が覚えられます。

海外育ちのお子さまの日本語学習にも対応できるように、ひらがな、カタカナ表の書き順やローマ字表記も記載してあります。
お風呂以外の場所にも貼れるので、アルファベットは子ども部屋、カタカナはトイレ・・・などといろいろな場所に貼るのも効果的です。

商品名:小学1年生の漢字 お風呂 ポスター
販売元:ロマネ

小学1年生で学ぶ80字と音訓読みが覚えられる漢字ポスター。一文字が大きく、くっきりとした書体で書かれているので、幼児が目で見て覚えるのに最適です。イラストが少なく、漢字の形を覚えるのに特化したタイプ。
お風呂ポスターですが、お部屋に貼るのもOK。

絵本、図鑑

地頭を鍛え、語彙力や読解力などを高める「読み聞かせ、読書」。手頃な価格で0歳からはじめられる知育方法のひとつです。
特に就学前の幼児期は、親からの読み聞かせが脳の発達を促進します。ママパパの声で紡がれる「絵本の世界」に入り込むことは、リラックス効果と自己肯定感を与えます。就寝前に限らず、こまめに読み聞かせの時間を取りたいですね。

受験偏差値68以上の難関大学・学部を卒業して難関試験(司法試験や国家公務員
試験,調査官試験,医師国家試験など)を突破した息子・娘をもつ親は,子どもと
一緒に遊び,子どもの趣味や好きなことに集中して取り組ませた」と答えた。また
絵本の読み聞かせも十分に行っていたことも明らかになった。

引用:内田 伸子「学力格差は幼児期から始まるか?」教育社会学研究第100集(2017)

タイトル:あいうえおの本 (安野光雅の絵本)
著者:安野 光雅
出版社:福音館書店

ひらがなを覚えたい未就学児のお子さまにピッタリの絵本。
一文字一文字を字形とイラストでしっかり記憶させていきます。
例えば「あ」は、木で作られた大きな”あ”と、リアルなあんパンとアリのイラストが描かれています。何よりこのイラストが繊細で美しい!文字がまったく読めない子も引き込まれること間違いなし。

各ページの周りにも文字に関連するイラストが「隠れキャラ」のように描かれています。遊び心満載、思わず声に出して読みたくなる「文字覚え絵本」の傑作です。

タイトル:10かいだての おひめさまの おしろ
著者:のはな はるか
出版社:PHP研究所

ひらがな、カタカナを「おひめさまのルーティーン」と合わせて覚えていきます。
カラフルなドレスやアクセサリー、おしゃれな小物が自由に選べる「カワイイ」が詰まった絵本です。

「1かい:おふろにはいってピカピカに、2かい:かわいいドレスがいっぱい、3かい:ドレスににあうくつえらび・・・」
おしろを1階~10階まで登っていくにしたがって、素敵なおひめさまになっていくストーリー。
読み聞かせはもちろん、1人読みデビューにもおすすめ。

タイトル:ポケットモンスター サン&ムーン ポケモン全国大図鑑
著者:小学館
出版社:小学館

効率的な文字覚えのコツ「コツ⓶キャラクター絵本、教材を使う」でしたら、こちらの「ポケットモンスター サン&ムーン ポケモン全国大図鑑」はいかがでしょうか?
アンケートで「ポケモン図鑑でカタカナを覚えた!」という声も上がる程、文字覚えに効果的な図鑑です。

小学生までの子どもから絶大な人気を誇る、ポケットモンスターのカラーワイドムックです。ポケモン802匹の能力や秘密をひらがな、カタカナ、漢字で解説。漢字はフリガナ付きなので、ひらがなが読めるお子さまであれば、一人で読破も可能です!

タイトル:すみっコぐらし検定公式ガイドブック すみっコぐらし大図鑑
著者:主婦と生活社
出版社:主婦と生活社

「すみっコぐらし」は、男の子、女の子問わず大人気のキャラクター。
ひらがな、カタカナ、漢字が覚えられて、「すみっコぐらしの知識がすみまで身につく」図鑑です。
しろくま、ぺんぎん?、とかげ、ねこ・・・どのキャラクターも秘密や弱みを持っていて、子どもも大人も共感してしまうはず。
ほっこり愛らしいイラストと短文で構成されているので、お子さま1人で200ページを読み切ることも可能です。

タイトル:DVD付 新版 恐竜 (小学館の図鑑 NEO)
著者:冨田 幸光
出版社:小学館

4歳~6歳のお子さまを持つママパパから「恐竜の図鑑でカタカナを覚えました。」と言う声も聞かれました。
ティラノサウルス、ナストケラトプス、スティラコサウルス・・・なるほど、確かに恐竜の名前はカタカナばかりです。

精巧なイラスト、貴重な標本資料、恐竜の姿が目に浮かぶ紹介文で子どもの知的好奇心を刺激。イメージと言葉で知識を深めていきます。
カタカナだけではなく、小学校で習う漢字も覚えられます。
人気キャラクター「ドラえもん」が解説するDVDつき。生き生きとした恐竜たちの暮らしぶりや、ティラノサウルスVSトリケラトプスの大迫力バトルを映像で楽しめます。

知育玩具

視覚、聴覚、触覚に刺激を与えながら、文字を学べる知育玩具。特に五感への刺激が脳の発達に直結する幼児期の使用が効果的でしょう。
文字とイラストの積み木を組み合わせる、マグネット式の文字カードをボードに貼る、電子パッド型で文字をタッチすると音声で読み上げるもの、タッチペンで文字を書くと添削する・・・アナログなものからデジタルなものまでバリエーション豊かな知育玩具。

どれを選んだら良いか迷ったら、「店舗で試す」、「100均のシンプルなおもちゃを与えてみる」などして、子どもの好みを探ると良いでしょう。大人から見ると単純すぎるものでも、幼児は飽きずに繰り返し遊ぶことが多いです。

商品名:くもんの磁石あいうえお盤
販売元:くもん出版

手を動かすことで、ひらがなと50音の並びが短期間で身につきます。
ひらがなが書かれた磁石のコマを、50音が書かれている盤に重ねていくシンプルな遊びです。磁石のくっつく感覚が心地よいので、何度も繰り返したくなります。慣れてきたら時間を測って、親子で競争してみてはいかがでしょう。

盤とコマの裏側は50までの数字が書いてあるので、数字覚えの学習もできます。

商品名:アンパンマン にほんご えいご 二語文も!あそぼう!しゃべろう! ことばずかんPremium
販売元:セガトイズ(SEGA TOYS)

「2021年日本おもちゃ大賞 エデュケーショナル・トイ部門 大賞」を受賞しています。
「楽しく遊びながらことばが学べる」がコンセプトのベストセラー知育玩具。図鑑の絵をタッチすると、アンパンマンのキャラクターたちが「名称」を教えてくれます。あいうえお、二語文、英語、一般常識がこの一冊で学べます。

ひらがな、カタカナ、アルファベットをクイズ、暗記ゲームなどで思考力を高めながら覚えていきます。絵本で遊びながら、無理なく文字が覚えられるので「文字練習が苦手」なお子さまにもおすすめ。

商品名:齋藤孝の声に出しておぼえる 漢字カード
販売元:: 幻冬舎(Gentosha)

『声に出して読みたい日本語』などのベストセラーで知られる、教育学者 斉藤 孝先生監修の漢字カードです。
表面は漢字の書き順、音訓読み、用例、部首か書かれていて、「なぞる、読む」ことで漢字を記憶します。裏側はその漢字の音訓読みを使った、ユーモアあふれる文章が書かれていて、声に出して読むことで漢字の使い方をマスター。
「じゅもん」のように楽しくとなえることで、小学校1,2年生の漢字240字を覚えられます。

ドリル

ひらがな、カタカナを上手に書くための「運筆練習」からスタートできるドリル。文字を繰り返し書く「面倒な勉強法」と思われがちですが、文字を覚える以外にもメリットがあります。

集中力と忍耐力が養われる。
家庭学習習慣をつけやすい。
長時間文字を書いても疲れない手指の筋力がつく。

楽しいイラストや人気キャラクターが描かれている、漫画が読める、ご褒美シール付き・・・文字練習ドリルの多くは、いろいろな「お楽しみ」があります。子どもが遊びの延長で取り組める工夫がされているので、お子さまの好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

商品名:すみっコぐらし学習ドリル 入学準備~小学1年のひらがな カタカナ
出版社:主婦と生活社

可愛いすみっコぐらしのキャラクターたちと、ひらがな、カタカナの勉強をしよう!
ほっこり可愛い「すみっコぐらし」の世界観をそのままドリルにした感じですが、学習内容は充実したものとなっています。
小学校入学前に身につけたい、ひらがなとカタカナの字形、筆順をしっかり書いて記憶します。また文字を使った言葉を約250語収録。ドリル完了時には語彙数もかなり増えているはずです。
モチベーションを高めるすみっコキャラクターのシールが78枚も入っています。ドリル1回終了ごとに、1枚ずつ貼っていくことで達成感も味わえます。

商品名:うんこドリル かん字 小学1年生
出版社:文響社

小学校低学年までの漢字学習には「繰り返し書く」ことが効果的です。基本的な漢字の成り立ち、音訓読みの法則を「書くこと」で習得できるからです。ただこの「繰り返し漢字を書く」ことを、面倒に感じる子は多いですね。
「うんこドリル かん字」は、子どもの笑いを誘う「うんこ」を使ったイラストと例文を使うことで、退屈さと面倒くささを軽減しました。

例えば「出」と言う漢字は、読み方の違いで3回書き取り練習をします。
「ぼくが したく なくても、かっ手に うんこは出(で)る。 」
「今 ポケットに 入れた うんこを 出(だ)しなさい。」
「今朝、出(しゅっ)ぱつして すぐに うんこを ふんだ。」

学習とうんこを結びつけたことで、子どもの集中力を途切れさせない画期的なドリルです。

子どもに合った方法で焦らず学ぼう

学習ポスターで何となく覚えられる子もいれば、繰り返し書いて覚える子もいます。年齢、性格によって、効果的な文字習得の方法は違います。

今日はひらがなブロック、明日は恐竜図鑑のように、その日の気分によって学習方法を変えるのも良いですね。
家庭学習習慣をつけたいなら、ドリルがおすすめ。幼児の場合は、1回の学習時間を10分以内すると集中しやすいです。

文字練習を嫌がる日は、知育玩具で遊ぶだけでもOK!
子どもが無理なく、楽しいと感じられる学習法で少しずつ覚えていきましょう。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

AOTANAOAO
AOTANAOAO

2015年よりライターと鞄・アパレル雑貨メーカーのWEBモデルの仕事をしています。Chiik!!では幼稚園入試、英語学童、インターナショナルスクール、親子で作れる知育玩具などの記事を執筆。 教育・健康・レジャー・ファッションなど、「日常生活がより豊かに楽しく送れる」ような情報記事を書いております。