ちょっとずつ生えそろってきたカワイイ乳歯。虫歯にならないよう大切にしてあげたいと思っているのに、歯みがきをしようとすると泣いて嫌がる子どもに毎回グッタリ……という方も多いのでは?歯みがきから逃げ回る娘のため、わが家で実践していた歯みがきの工程を4つご紹介します。
歯みがきが楽しくなる絵本や動画を用意
またYouTubeなどの動画サイトで、歯みがきの歌やアニメ、小さなお友だちが歯みがきをしている動画などをたくさん観ることができます。
筆者の家では、歯みがきの時間になったらまず、「歯みがき始めるよ!今日は絵本にする?アニメがいい?それともお歌かな?」と子どもに好きなものを選んでもらいます。
いきなり歯ブラシを取り出すのではなく、ワンクッション置くことで、子どもの歯みがきに対する抵抗感を和らげることができます。
歯みがきの時間はママ・パパの変装タイム!?
ある日、ハロウィンパーティに使うつもりだったオラフ(アナと雪の女王に出てくる雪だるま)の帽子をかぶったまま、「歯みがきしようよー」と次女に呼びかけると、いつもと様子が違ったためか、珍しく自分からやってきました。
筆者の頭の上で揺れるオラフの帽子がおもしろかったようで、膝の上に頭をのせて歯みがきを始めても、ゲラゲラ笑いながら大人しくしていました。
それ以来、歯みがきを嫌がられると、100円ショップで購入できる変身グッズを身に着けたり、柄のついたフェイスパックを顔にはりつけるなど、歯みがきの時間を「変装タイム」にして遊ぶようにしてみました。
親もおもしろがって毎日あれこれ変装しているうちに、次女に「歯みがきは楽しい時間」という意識が出てきたのか、仕上げみがきから逃げ出すことも減るようになりました。
歯ブラシを動かしながら虫バイキンを探そう!
慣れてくると、子どもの方から「こっち!」と虫バイキンの位置を教えてくれるようになります。「あっ、こっちに逃げた!こっちに行っちゃった!」と言いながら、口の中をすみずみまで磨くことができますよ。
歯みがきの途中で子どもが嫌がって逃げてしまった場合は、「さっき大きな虫バイキンが見えたんだけどなぁ……夜、お口の中で大暴れしないように、今退治しとかなきゃ!」と言って、膝に戻ってもらうよう促すのもオススメです。「あと一匹だったよ!ママの必殺技で倒していい?」と聞くと、子どももその気になってくれることも多かったです。
歯みがきのご褒美は歯を守る甘いお菓子を
「歯みがきをクリアできたら、虫バイキンが出にくくなる魔法のお菓子をあげるよ!」と誘うと、お菓子欲しさに歯みがきをがんばってくれることが増えました。
歯みがきの最中で泣いてしまっても、終わったあとにお菓子がもらえることで、子どもに嫌な気持ちが残りづらくなるというメリットもありますよ。
創意工夫で遊び心のある歯みがきタイムを
せっかくならお互いに楽しい時間になるよう、余裕があるときにでも少しずつ、歯みがきにもお遊びの要素を取り入れてみるのはいかがでしょうか。嫌々だった歯みがきタイムが、親子の触れ合いの時間に変わりますよ。